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2015年2月 1日 (日)

藤井恵 ピアノリサイタル
南麻布ランチタイム コンサート・140

2/12(木)pm12:30
南麻布セントレホール

ベートーヴェン:ピアノソナタ第24番嬰ヘ長調『テレーゼ』作品78
バッハ=ブゾーニ編曲:
 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータの『シャコンヌ』ニ短調

150212pf_pf 正午にオープンして開演までの30分、コーヒー・紅茶のサービスでくつろぎ、アンコールを含めて40分ほど。毎週木曜日に開催されるランチタイムコンサート。この日は、長らくドイツで学んだ藤井恵さん。チラシで予告した演目のフランクをベートーヴェンに変更した。ドイツ魂がこもった巨匠二人を選んだのだろうか。
 バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータは、原曲はヴァイオリン用だが、時の大ピアニスト、ブゾーニがピアノ用に編曲して以来、ピアノの曲と思われるほど有名になった。15分ほどの曲だが、ブゾーニの直系の園田高弘さんが素晴らしい演奏をしてから、日本のピアニストもよく演奏するようになったという。
 藤井さんの素晴らしい経歴、ご覧ください。
 4歳でピアノを始める。桐朋女子高等学校音楽科経て桐朋学園大学を卒業後、ドイツベルリン芸術大学に留学。ディプロム課程卒業後、ニュルンベルク音楽大学大学院ピアノコンサートソリスト専攻の進み、最優秀の成績で卒業。
 これまでに高橋多佳子、下田幸二、ライナー・ベッカー、ヴォルフガング・マンツの各氏に師事。室内楽をディルク・モメルツ、ベルンハルド・シュミット各氏に師事、またダニエル・ゲーデ氏の指導を受ける。マスタークラスにてアンジェイ・ヤシンスキ、セルゲイ・ペルティカローリ、ミハイル・ヴォスクレセンスキー、クラウス・ヘルヴィッヒ、ベルント・ゲツケ各氏に指導を受ける。
 また、ザルツブルグでの夏期国際音楽アカデミーでは、ペルティカローリ氏の推薦を受けて、アンドラーシュ・シフ氏の公開レッスンを受ける。
 町田市ピアノコンクール市議会議長賞(全部門第二位)、チェルニーステファンスカ国際ピアノコンクールディプロム、ライオンズ協会弦楽器とピアノのデュオコンクール(ドイツ)第一位、ニュルンベルクモーツァルト協会室内楽コンクール第一位。ドイツラジオ放送局の文化放送に出演。2013年秋に帰国し、以降、東京やベルリンなど各地でコンサートを行う。
会員500円 一般1000円
申込み:南麻布セントレホール Tel 03-5791-3070
                  www.centre-hall.com/
主催:サポート ミュージック ソサイエティ
*チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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相原千興(Vn)  藤井亜紀(Pf)
ヴァイオリンとピアノのデュオリサイタル

2/12
(木)pm7:00
東京文化会館 小ホール

W.A.モーツァルト:ヴァイオリンソナタ 変ロ長調 KV.378
リヒャルト・シュトラウス:ヴァイオリンソナタ 変ホ長調 作品18
セザール・フランク:ヴァイオリンソナタ イ長調

150212duo 今回のデュオのきっかけは、昨年1月のラフマニノフのピアノ協奏曲室内楽版だったと相原氏。「これが大好評だったので、そのときデュオも、と意気投合しました。藤井さんの新鮮な解釈とスケールの大きいフレーズ感に、いつも演奏意欲を刺激されています」
相原千興(ヴァイオリン)
 1987年NHK朝の連ドラ"チョッちゃん"のヴァイオリン少年を演じ、好評。NHK毎日新聞学生音楽コンクール、江藤俊哉ヴァイオリンコンクール、 日本モーツァルト音楽コンクール(ザルツブルグ派遣)、第7回JILA音楽コンクール等、数々のコンクールに入選、入賞、優勝。 サラマンカホールにて名古屋フィルハーモニー交響楽団とベートヴェンのヴァイオリン協奏曲を共演。第11回日本オーストリア文化協会オーディション合格、 サントリーホール(小ホール)フレッシュコンサート出演。第1回横須賀YBP国際音楽コンクールヴァイオリン部門エレガント賞受賞。 ハープ奏者で日本の草分け的存在でもあるヨセフ・モルナール氏と共演。イエルク・デムズ氏のヴィオラソナタをデムズ氏と本邦初演。久石譲監督音楽映画"カルテット"に弦楽四重奏で出演。 クライネス・コンツェルトハウス欧州公演にてスイス、オーストリアにて演奏するなど華々しく活躍する。 桐朋学園大学音楽学部演奏学科(弦)卒業。同学長の故江藤俊哉氏、アンジェラ氏に師事。 国際音楽祭、マスターコース等を通じ、国内外の教授、演奏家、指揮者方からも教えを受ける。フィルハーモニカ・トウキョウ、オーケストラ・ナデージタ、東京チェンバーフィルハーモニック、東京フォルトゥーナ管弦楽団のコンサートマスター、クァルテット・グラーツィアの第一ヴァイオリンを務める。
藤井亜紀(ピアノ)
 レパートリーはバロックから現代曲まで幅広く、特にバッハのみずみずしい解釈には定評があり、また現代音楽作曲家作品も数多く手懸けている。ソロリサイタルにおいては、「このピアニストの高い音楽性と多彩な表現力は注目されるべきである、今後の活躍が期待される(『音楽の友』)」「文句のない美しい音、確かな技巧の上に展開されるピアニズムは、感性と知性の調和をあわせ持つ。(『ムジカノーヴァ』)」など高い評価を得ている。アンサンブルピアニストとしても数多くの国内外の第一線のアーティストと共演、コラボレーションを繰り広げ、それぞれ篤い信頼を得ている。国外では、2002年ロシア・サンクトペテルブルグでの公演を皮切りに、近年さらに国際的な活躍の場を広げている。特にハンガリーにおいては、2003年にソルノク交響楽団定期演奏会のソリストとして招かれて以来、サヴァリア響、Duna響などに客演し、2007年はソルノク響ルーマニア公演でもソリストをつとめた。2008年8月は、ソルノク響フランスツアーの中の一である、Boulogne(ブーローニュ)、TheatreMonsignyでの公演でリスト「死の舞踏」を共演し成功をおさめた。その実力と音楽性は不動の定評として聴衆のみならず団員の圧倒的支持を受けている。2009年8月はフランス、Le Touque国際音楽祭・ピアノフェスティヴァル"Les PianosFolies"に招聘された。東京藝術大学音楽学部附属音楽高校を経て、東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。在学中、日本演奏連盟新人賞を受賞し、円光寺雅彦氏指揮、仙台フィルハーモニー管弦楽団と共演しデビュー。その後ドイツに渡り、ミュンヘン国立音楽大学大学院マイスタークラス修了、マイスターディプロムを取得した。これまで、クラウス・シルデ、堀江孝子、中山靖子、岡林千枝子、佐武由枝子、伊達華子、埴信子の各氏に師事。現在、聖徳大学音楽学部講師、および茨城県立松陽高校音楽科の非常勤講師を務める。
全自由席 一般2,500円(当日 3,000円) 学生2,000円
申込み:東京文化会館チケットサービス Tel:03-5685-0650
 ハラヤミュージックエンタープライズ Tel:03-3587-0218
 ホームページから:http://www.harayamusic.com
後援:聖徳大学SOA音楽研究センター
   山本海苔店 ユーロクラシクス
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2015年1月31日 (土)

西野優子Vn・小澤佳奈Pf デュオ・リサイタル
南麻布ランチタイムコンサート・139

2/5(木)開演pm12:30 開場 正午
南麻布セントレホール

モーツァルト:ロンド ハ長調 K.373 
陳鋼
(中国):日の光、タシュクルガンを照らす
グルック:メロディ  
クロール:バンジョーとフィドル 
サラサーテ:チゴイネルワイゼン 

150215vn  このランチタイムコンサートは、正午にオープンして開演までの30分、コーヒー・紅茶のサービスでくつろぎ、アンコールを含めて40分ほど。毎週木曜日に開催される。
 今回の演目は、最初のモーツァルトと最後のサラサーテを除いて、初めて聴く曲ばかり。陳鋼は流行歌の作曲家陳歌辛を父に持つ。ピアニストでもあるがヴァイオリン協奏曲で知られている。そそられる演目だ。
 今回のお二人は、学生時代からリサイタルやCD収録など、長年共演しているという。
 西野優子さんは、桐朋女子高等学校音楽科、同大学ソリストディプロマコースを経て渡英、ギルドホール音楽院にて学び、同音楽院高等演奏家ディプロマ取得。
 帰国後、第6回国際芸術連盟新人オーディション最優秀新人賞、日本モーツァルト音楽コンクール第二位、ハーヴァーヒルソリストコンクール(英)第一位入賞。メイジールイス演奏家賞(英)受賞。なんと、10歳で東京シティーフィルハーモニー管弦楽団と協演。13歳でリサイタルデビューと早咲きだ。
 これまでに、東京交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ウィーン室内管弦楽団、上海交響楽団、アモイ管弦楽団、山西歌劇楽団、広州珠影楽団、マカオ交響楽団、パンアジア交響楽団ほか、数多くのオーケストラと共演。NHK、BBC(英)、ABC(米)、中国中央テレビ、香港鳳凰テレビほか多数のメディアにたびたび出演の他、各国の音楽祭にも招かれ演奏。アジア、ヨーロッパ、北米の各地でソロ及び室内楽奏者として活動をしている。
2000年フィルハーモニア管弦楽団と共演のグリエール/ヴァイオリン協奏曲(英ASV レコード)では、<ストラド>誌のCD部門特選に選ばれ、2007年リリースのソロアルバム<鳴琴1>中国作品集及び2009年リリースの<鳴琴2>ヴァイオリン名曲集 (中国広州音像出版社)では、北京最優秀CD賞を受賞等、国内外で高い評価を受けている。
 ピアノの小澤佳奈さんは、都立芸術高等学校、武蔵野音楽大学卒業。桐朋学園大学アンサンブル・ディプロマコースを経て渡英、ギルドホール音楽院アンサンブル科を修了する。ピアノを志茂静、岡野寿子、三浦みどり、ロイス・フィリップス氏、室内楽を木村徹、練木繁夫、藤井一興、和波孝禧、ゴードン・バックの各氏に師事。ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽院マスタークラス、ローマ国際ピアノコンクールデュエット部門にてディプロマ受賞。ロンドンDaiwa Foundation主催によるソロ・リサイタルで日本人現代作曲家の英国初演を行なう。ストックホルム、英国各地でコンサートを行なう他、英国BBCラジオにも出演。また、蓼科音楽祭・女神湖ミュージックキャンプ、イタリア・ピエディルーコ音楽祭のアシスタントピアニストを歴任する。現在、国内外でソロや室内楽のコンサートのほか、映画、演劇とのコラボレーション等、様々な形での演奏活動を行なっている。ヴァイオリニスト西野優子とは学生時代から、イギリス、ハワイ、中国などでのコンサート、またCD録音などでも共演を重ねている。今後も演奏活動を行っていく予定という。
会員500円 一般1000円
申込み:南麻布セントレホール
 Tel 03-5791-3070 Fax: 03-3446-3866
 www.centre-hall.com/  東京都港区南麻布4-12-25 南麻布セントレ3F
主催:サポート ミュージック ソサイエティ
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2015年1月30日 (金)

カンデンスキー 1/29ランチ公演にブラボー

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                         右端はプロデューサーの鈴木達也氏
 毎週木曜の正午に催される南麻布セントレホールでのコンサート。ミハイル・カンデンスキーさんの登場は、これが5回目。「新年らしく…」と臨んだオールリストは、緩急、静動、心を揺さぶられるプログラミングだった。

リスト編曲 シューベルト:春の望み
リスト:愛の夢 3つの夜想曲  
 第1番 変イ長調 「気高き愛」   
 第2番 ホ長調 「聖なる死」  
 第3番 変イ長調 「愛し得るかぎり愛せ」
リスト編曲 シューベルト:「魔王」

 
彼の略歴は、この公演の予告記事でご覧戴くとして、
http://musicalacarte.cocolog-nifty.com/blog/2015/01/post-32e6.html

 モスクワ生まれ、18歳のときプロコフィエフのピアノ協奏曲第1番でデビュー。ラフマニノフのCDなど、もっぱらロシア音楽で高く評価されいる。が、その彼の表現力は、この日のリストでも如実に示された。
P1160036_4 もう10年以上前のことになるが、サイモン・ラトルがウィーンフィルを束ねて来日したときの、「指揮者の仕事は…」と聞かれたインタビューを思い出してしまった。
「フォルテッシモには自ずと限界がある。が、ピアニッシモには限界が無い。
オーケストラのダイナミックレンジはピアニッシモ如何で決まる。どこまでゼロに近づけられるか、それが私の仕事だ」といっていた。
 カンデンスキーさんのこの日の演目。よく知られた「愛の夢」の第3番の他は初めて聴く曲だった。小ぶりなピアノに相応しい、軽妙な「春の望み」で淡々と誇張なく始まり、続く3つの夜想曲が、副題の意味を音にして聞かせてくれた。…これ以上は言うまい。私は言葉にする術を持ち合わさせていません。
 嬉しいことに、彼のランチタイムコンサートは、3/26にも予定されている。今度はショパンだ。

*写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で拡大します

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2015年1月28日 (水)

三舩 優子 ピアノ・リサイタル 
デビュー25周年記念《組
Yuko Mifune Piano Recital
1/31
(土)pm2:00
白寿ホール

バッハ/ペトリ:
  「羊は安らかに草を食み」(バースデー・カンタータBWV.208より)
バッハ:パルティータ 第1番 変ロ長調 BWV.825
           パルティータ 第6番 ホ短調 BWV.830
バッハ/ブゾーニ:
  「シャコンヌ」(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番より)
ショスタコーヴィチ:
  前奏曲とフーガ第5番ニ長調(24の前奏曲とフーガより)
スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第3番 Op.23 嬰へ短調

150131 インパクトのあるチラシが目を惹いた。次いで、推している上田弘子女史の推薦文に惹かれた。そして、その演目。私のサイトをご覧の方は思いでしてください。年の瀬に“ピアノで聴くバッハに目覚めた”と書いたばかり。で、三舩優子さんの演奏を聴くのは初めてだが、こうしたオススメ公演もアリとした。
 その上田さんの「《組美曲》に込めた想い」は、以下のとおり。(「くみきょく」と読ませる)
…1988年、日本音楽コンクール・ピアノ部門の本選で初めて三舩優子さんを聴いた時、「何というピアニストだ!」と優勝の確信だけではなく、これぞ大器と直感した。当時から鋭い審美眼と視野の広さを持っていて、以来、様々な形態での演奏に接しては、こちらも刺激を受けた。そして瞬く間にデビュー25周年。ひとことで25年と言っても、いやもう大変なのだ、芸術の世界で生きるのは。しかし「逃げない生き方」を三舩さんは貫いていて(だから今の世の中、損もするし傷つきもするけれど)、それゆえ彼女の中の美しさは益々深まるのだと思う。
 このところJ.S.バッハに強く惹かれているとのことで、ならばバッハをテーマに置いてみようと思った。バッハの音楽は普遍的で、いつの時代にも必要不可欠。多くの作曲家達に影響を与え、またアレンジを施してもバッハはバッハで在る。彼が書いた多くの組曲も、単に舞曲の様相ではなく、彼の個性そのものであり、先の時代への何らか曙でもある。揺るぎなく在る姿に根源的な「美」があり、それは音楽の、はたまた人間の「心理の美」とも言える。人生もまた組曲のように変化に富んでいる。過去があって現在(いま)があり、そして未来へ。三舩さん自身の組曲を、美しく紡いでいってほしいと願って作った《組美曲》。忘れえぬ一日になるだろう。
三舩優子
 幼い頃からニューヨークに育ち、市村光子、ジェローム・ローエンタール、帰国後は井口秋子、奥村洋子、安川加寿子の各氏に師事。1988年桐朋学園大学在学中、第57回日本音楽コンクール第1位。翌年同大学を首席で卒業、演奏活動をスタートさせる。
 90年、文化庁派遣研修員としてジュリアード音楽院に留学。ピアノをマーティン・キャニン、室内楽をサミュエル ・サンダース両氏に師事。 翌年にはロス・アンジェルスにおいてアメリカデビューを果たし、L.A.TIMESにて絶賛される。 同年フリーナ・アワーバック国際ピアノコンクールで優勝後、カーネギーホール、リンカーンセンター等でリサイタルが開催され、クラシックラジオ局WQXRではその演奏が全米放送された。
92年、ジュリアード・ソリストオーディション優勝。同年帰国後は、モスクワ交響楽団とモスクワ及び全国ツアー(96年)、サンクトペテルブルグ交響楽団と全国ツアー(97年)、韓国ソウル国際音楽祭(2001年)、ニュージーランド・ツアー(07年)、パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団と日本ツアー(13年)で共演。いずれも好評を博した。14年5月にはトルコ・アンカラにて大統領府交響楽団と共演し、その模様は国営放送で生中継されるなど国内外で幅広い活動を展開している。
 録音では、「リスト・巡礼の年第2年イタリア」「メフィストワルツ」「ラプソディー・イン・ブルー」(ソニーミュージック)「ウイングド」(キングレコード)「バーバー・ピアノ作品集」「Sul America 南米ピアノ作品集」(オクタヴィアレコード)をリリース。
 また1995年から5年間、FM横浜のパーソナリティーとしても活躍し、2003年から6年間、NHK-BS2「週刊ブックレビュー」の司会も務め、視聴者から高い人気と支持を集めた。
教育活動にも独自の視点で積極的に係わり、シンガポールではリサイタルと共にキッズ・コンサートやマスタークラスを度々開催。
 デビュー25周年を迎え、古典から現代音楽に至る幅広いレパートリーには深みが増し、シャープで切れのあるタッチと繊細で品格の美音、華のあるダイナミックな演奏は、益々ファンを広げている。現在、京都市立芸術大学非常勤講師。

全席指定 一般 5,000円 夢倶楽部会員 4,500円
主催・申込み:ジャパン・アーツ Tel:03-5774-3040
共催:Hakuju Hall / 株式会社白寿生科学研究所
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2015年1月19日 (月)

ミハイル・カンデンスキー ピアノリサイタル
南麻布ランチタイム コンサート・138
1/29(木)pm12:30
南麻布セントレホール


リスト編曲 シューベルト:春の望み
リスト:愛の夢 3つの夜想曲  
 第1番 変イ長調 「気高き愛」   
 第2番 ホ長調 「聖なる死」  
 第3番 変イ長調 「愛し得るかぎり愛せ」
リスト編曲 シューベルト:「魔王」

150129pf
 このランチタイムコンサートは、正午にオープンして開演までの30分、コーヒー・紅茶のサービスでくつろぎ、アンコールを含めて40分ほど。毎週だから2年半で、はや138回。
 
 
 カンデンスキーさんは、2012年6月から昨年までに4回出演している。
 今回の選曲は、「新年らしい希望の曲目にしました。崇高な愛が語られます。当初の演目に、<魔王>を加えたので、暗闇と光の対比にもなりました」という。
 ミハイル・カンデンスキーさんは、1973年モスクワ生まれ、大画家W.カンディンスキーの家系にあたる。モスクワ音楽院主席卒業。全額給費特待生として渡英、英国王立音楽院大学院修了。ウィンゲート賞受賞。E.ヴィルサラーゼ、H.ミルン、W.トロップ他の各氏に師事した。
 1
991年グネーシン在学中にプロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番でデビュー。ロシア・ヨーロッパ各地でリサイタルや音楽祭に出演、特にラフマニノフを中心とするロシア音楽では「多くの音楽家たちが今日聴くことのできる最高峰として受け止めるであろう」と本国から高く評価され、モスクワ・ラジオ放送録音の「ラフマニノフ24プレリュード」は今なおモスクワに放送される。
 2001年の来日以降、サントリーホール、紀尾井ホール等にてリサイタル、ウィーン・フィルやN響メンバーとの共演、福島市音楽堂にて名曲アルバム・チャリティコンサートを行う。7枚のCDではラフマニノフ、スクリャービン、ショパン、リスト、グリンカ、バラキレフ、ボロディン、リャードフ、チャイコフスキー、リムスキー=コルサコフを収録、好評を博す。
 現在洗足学園音楽大学・同大学院非常勤講師、東京ピアノコンクール、ヨーロッパ国際ピアノコンクールin Japan、ショパン国際コンクールin Asiaの各審査員。2014年よりPTNA正会員。http://www.k4.dion.ne.jp/~mikhail/
会員500円 一般1000円
申込み:南麻布セントレホール Tel 03-5791-3070
                  www.centre-hall.com/
主催:サポート ミュージック ソサイエティ

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2015年1月18日 (日)

岩崎洵奈ピアノリサイタル
南麻布ランチタイムコンサート・137
1/22
(木)pm12:30

ヘンデル : 組曲 二短調
ショパン :  ノクターン 第2番 作品9-2
ショパン :  マズルカ風ロンド 作品5
ショパン :  幻想即興曲
リスト : ハンガリー狂詩曲第13番


150122 このランチタイムコンサートは、正午にオープンして開演までの30分、コーヒー・紅茶のサービスでくつろぎ、アンコールを含めて40分ほど。毎週だから2年半で、はや137回。
 岩崎さんは、これまで、2012年9月の第25回を皮切りに毎年登場されています。
第25回:2012年9月27日、
 ショパン・エチュード「黒鍵」、 
   「革命」  リスト・愛の夢
第38回:2013年1月10日、
 ショパン 黒鍵のエチュード、
  ノクターン作品9-2、 ワルツ遺作 ホ短調
第60回:2013年6月20日、
 ハイドン:ピアノソナタ Hob.XVI:34 ホ短調、
 ドビュッシー:エチュード 第5番 オクターブのための、
 アルベニス:イベリアより、トゥリアーナ、
 ショスタコーヴィッチ:プレリュードとフーガ作品87 第24番 二短調
第91回 : 2014年2月6日、
 ベートーヴェン エリーゼのために、
 ショパン ノクターン 作品9-2、
 ショスタコーヴィッチ 前奏曲とフーガ 作品87 第24番

 今春3月には続けて2公演、3/7かつしかシンフォニーホール、翌日には、ここセントレホールでリサイタルが予定されています。さらにCD録音、7月には東京文化会館小ホールでCD発売記念演奏会が行われます。
 岩崎さんは、東京藝術大学器楽科ピアノ専攻卒業。ウィーン国立音楽大学ピアノ科にてヤン・イラチェック氏に師事し、室内楽、伴奏法をマインハルト・プリンツ氏に師事。
 数々の国際コンクールで入賞を果たし、2010年第16回ショパン国際ピアノコンクール(ワルシャワ)でディプロマ賞受賞、審査員のマルタ・アルゲリッチ氏より賞賛を受ける。ヨーロッパ各地でリサイタルを開催、音楽祭に招待される。
 09年度文化庁新進芸術家海外研修生。12年度、CHANEL Pygmalion Daysアーティストに選出。13年、NHK-FM「リサイタル ノヴァ」に出演。第127回セントラル愛知交響楽団定期演奏会で、三ツ橋敬子氏と共演。東京文化会館にて第515回日本モーツァルト協会例会演奏会でヴァイオリニスト セルゲイ・マーロフ氏と共演し、「音楽の友」誌で絶賛される。公式HP:www.junnaiwasaki.com 
会員500円 一般1000円
申込み:南麻布セントレホール Tel 03-5791-3070
                  www.centre-hall.com/
主催:サポート ミュージック ソサイエティ
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2015年1月 9日 (金)

モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」
アンサンブル・コンソルテ 
第22回演奏会
演奏会形式/日本語字幕(レチタティーヴォ セッコは省略)
2/11
(水・祝)pm1:00
新宿文化センター 大ホール

150211
 新春早々、伯爵夫人からご案内が届きました。
 主催団体の「コンソルテ」とはイタリア語で「仲間」。オーケストラという音楽活動を通じて、素晴らしい人間関係(仲間)を創っていきたいという願いが込められているそうです。20代、30代の年齢層が中心のオーケストラだが、ソリストは脂ののった中堅どころ。これまでスザンナ役ばかりだった鈴木麻里子さんが初めてコンテッサ役に挑みます。指揮の大河内雅彦氏の略歴も含めて、詳細は下記HPで。
http://econ.sakura.ne.jp/consorte.htm#pastConcert

指揮
 大河内雅彦

協力
 東京オペラ
 慶應義塾ワグネル・ソサィエティー女声合唱団
 慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団

キャスト
 アルマヴィーヴァ伯爵 大川博
 
アルマヴィーヴァ伯爵夫人 鈴木麻里子
 スザンナ 桐越麗
 フィガロ 小鉄和広
 ケルビーノ 渡邉智美
 マルチェリーナ 有田真恵
 バルトロ 大塚博章
 バジリオ/クルツィオ 前川健生
 アントニオ 森田学
 バルバリーナ 高井千慧子
 村娘 I 松村綾菜
 村娘 II 石田彩音

合唱
 慶應義塾ワグネル・ソサィエティー女声合唱団
 慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
字幕制作
 小鉄 和弘

全席自由 2,000円(当日券あり)
       未就学児の入場はご遠慮ください。
申込み・問合せ:marietta.sop@gmail.com
問合せ:consorte-info@googlegroups.com
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2015年1月 8日 (木)

三舩優子 デビュー25周年記念
ピアノ・リサイタル ≪組
曲≫

Yuko Mifune Piano Recital
1/31
(土)pm2:00
白寿ホール

バッハ/ペトリ:「羊は安らかに草を食み」
               (バースデー・カンタータBWV.208より)
バッハ:パルティータ 第1番 変ロ長調 BWV.825
バッハ:パルティータ 第6番 ホ短調 BWV.830
バッハ/ゾーニ:「シャコンヌ」

    (無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番より)
ショスタコーヴィチ:前奏曲とフーガ第5番ニ長調
                (24の前奏曲とフーガより)
スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第3番 Op.23 嬰へ短調

150131 インパクトのあるチラシが目を惹いた。次いで、推している上田弘子女史の推薦文に惹かれた。そして、その演目。私のサイトをご覧の方は思い出していただきたい。年の瀬に“ピアノで聴くバッハに目覚めた”と書いたばかり。で、三舩優子さんの演奏を聴くのは初めてだが、これはもう、外せない。
 上田さんの「《組美曲》に込めた想い」は、以下のとおり。(「くみきょく」と読ませる)
…1988年、日本音楽コンクール・ピアノ部門の本選で初めて三舩優子さんを聴いた時、「何というピアニストだ!」と優勝の確信だけではなく、これぞ大器と直感した。当時から鋭い審美眼と視野の広さを持っていて、以来、様々な形態での演奏に接しては、こちらも刺激を受けた。そして瞬く間にデビュー25周年。ひとことで25年と言っても、いやもう大変なのだ、芸術の世界で生きるのは。しかし「逃げない生き方」を三舩さんは貫いていて(だから今の世の中、損もするし傷つきもするけれど)、それゆえ彼女の中の美しさは益々深まるのだと思う。
 このところJ.S.バッハに強く惹かれているとのことで、ならばバッハをテーマに置いてみようと思った。バッハの音楽は普遍的で、いつの時代にも必要不可欠。多くの作曲家達に影響を与え、またアレンジを施してもバッハはバッハで在る。彼が書いた多くの組曲も、単に舞曲の様相ではなく、彼の個性そのものであり、先の時代への何らか曙でもある。揺るぎなく在る姿に根源的な「美」があり、それは音楽の、はたまた人間の「心理の美」とも言える。人生もまた組曲のように変化に富んでいる。過去があって現在(いま)があり、そして未来へ。三舩さん自身の組曲を、美しく紡いでいってほしいと願って作った《組美曲》。忘れえぬ一日になるだろう。
三舩優子
 幼い頃からニューヨークに育ち、市村光子、ジェローム・ローエンタール、帰国後は井口秋子、奥村洋子、安川加寿子の各氏に師事。1988年桐朋学園大学在学中、第57回日本音楽コンクール第1位。翌年同大学を首席で卒業、演奏活動をスタートさせる。
 90年、文化庁派遣研修員としてジュリアード音楽院に留学。ピアノをマーティン・キャニン、室内楽をサミュエル ・サンダース両氏に師事。 翌年にはロス・アンジェルスにおいてアメリカデビューを果たし、L.A.TIMESにて絶賛される。 同年フリーナ・アワーバック国際ピアノコンクールで優勝後、カーネギーホール、リンカーンセンター等でリサイタルが開催され、クラシックラジオ局WQXRではその演奏が全米放送された。
92年、ジュリアード・ソリストオーディション優勝。同年帰国後は、モスクワ交響楽団とモスクワ及び全国ツアー(96年)、サンクトペテルブルグ交響楽団と全国ツアー(97年)、韓国ソウル国際音楽祭(2001年)、ニュージーランド・ツアー(07年)、パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団と日本ツアー(13年)で共演。いずれも好評を博した。14年5月にはトルコ・アンカラにて大統領府交響楽団と共演し、その模様は国営放送で生中継されるなど国内外で幅広い活動を展開している。
 録音では、「リスト・巡礼の年第2年イタリア」「メフィストワルツ」「ラプソディー・イン・ブルー」(ソニーミュージック)「ウイングド」(キングレコード)「バーバー・ピアノ作品集」「Sul America 南米ピアノ作品集」(オクタヴィアレコード)をリリース。
 また1995年から5年間、FM横浜のパーソナリティーとしても活躍し、2003年から6年間、NHK-BS2「週刊ブックレビュー」の司会も務め、視聴者から高い人気と支持を集めた。
教育活動にも独自の視点で積極的に係わり、シンガポールではリサイタルと共にキッズ・コンサートやマスタークラスを度々開催。
 デビュー25周年を迎え、古典から現代音楽に至る幅広いレパートリーには深みが増し、シャープで切れのあるタッチと繊細で品格の美音、華のあるダイナミックな演奏は、益々ファンを広げている。現在、京都市立芸術大学非常勤講師。

全席指定 一般 5,000円 夢倶楽部会員 4,500円
主催・申込み:ジャパン・アーツ Tel:03-5774-3040
共催:Hakuju Hall / 株式会社白寿生科学研究所
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2015年1月 6日 (火)

小林沙羅ソプラノ・リサイタル
アフタヌーン・コンサート シリーズ 2014-15 vol.4 
2/4(水)pm2:00
よみうり大手町ホール150204


 国内外で活躍の幅を広げる若手注目株のソプラノ歌手。演目はご覧の通り、イタリアの名曲を中心とした華やかなレパートリーをお楽しみいただく。
 彼女のキャリアはプロフィールにあるとおり。2006年オペラデビュー後、数々のオペラに出演し、10年からウィーン在住とのことで、日本と欧州を往復している。

カッチーニ:アマリッリ麗し
ヘンデル:「セルセ」より オンブラマイフ
ヘンデル:「アルチーナ」より もう一度私を見つめて下さい

ベッリーニ:マリンコニーア
ベッリーニ:行け、幸せなバラよ
ドニゼッティ:「愛の妙薬」より 受け取って、貴方は自由よ
ドニゼッティ:「ルチア」より あたりは静寂に包まれ
        *
プッチーニ:「ラ・ボエーム」より 私が街を歩くと
プッチーニ:「トゥーランドット」より 王子様お聞きください
プッチーニ:「トゥーランドット」より 氷のような姫君の心も

ヴェルディ:「椿姫」より さようなら、過ぎ去った日々
ヴェルディ:「椿姫」より 不思議だわ…花から花へ
                 
*演目は変更する可能性があります。
小林沙羅(ソプラノ)
 東京藝術大学卒業。同大学院修士課程修了。2010年度野村財団奨学生、2011年度文化庁新進芸術家在外研修員。14年度ロームミュージックファンデーション奨学生。ウィーン在住。
2006年に『バスティアンとバスティエンヌ』バスティエンヌ(井上道義指揮)でデビュー後、東京芸術劇場シアターオペラシリーズ2008年『イリス』芸者、2009年『トゥーランドット』リュー、2014年『こうもり』アデーレ、日生劇場2009、2013年『ヘンゼルとグレーテル』グレーテル、兵庫県立芸術文化センター2011年『こうもり』アデーレ(佐渡裕指揮)などに出演。千住明・松本隆の『隅田川』狂女、三枝成彰『KAMIKAZE』愛子(大友直人指揮)、二宮玲子・林望『源氏物語MABOROSHI』紫の上など、多くの新作オペラ初演を務める。また、ヘンデル「メサイア」、ハイドン「天地創造」、フォーレ「レクイエム」、マーラー「交響曲第4番」等コンサートソリストとしても活躍している。
 2012年ソフィア国立歌劇場『ジャンニ・スキッキ』ラウレッタ役で欧州デビュー、同歌劇場『愛の妙薬』プレミエ公演にアディーナ役で出演、ウィーン楽友協会にてベートーヴェン「交響曲第9番」にソリストとして出演。オペレッタ「オスカーシュトラウス声楽コンクール」2位を受賞等、海外へも活動の幅を広げている。
 現代詩表現グループ<VOICE SPACE>に所属し谷川俊太郎氏らと共演、詩の朗読や日本の歌、新曲演奏にも力を入れている。〈サイトウ・キネン・フェスティバル〉〈ラ・フォル・ジュルネ音楽祭〉参加、「題名のない音楽会」出演、2013年「NHKニューイヤー・オペラ・コンサート」出演でも注目を浴びる。2014年3月に日本コロムビアよりデビューCDアルバム「花のしらべ」をリリース。紀尾井ホールにてソロリサイタルを開催した。10月には新国立劇場オープニング公演「パルジファル」に花の乙女役で出演。
オフィシャルHP:
http://sarakobayashi.com/
全席指定4,000円
申込み:よみチケ
 http://yomi-ticket.pia.jp/ticketInformation.do?eventCd=1411468&rlsCd=002
チケットぴあTel(自動応答 0570-02-9999
 
http://ticket.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=1411468&rlsCd=001
Pコード:227-309
ローソンチケット
http://l-tike.com/(PC・モバイル共通)
Tel:0570-000-407(10:00~20:00受付)
(自動応答)0570-084-003(24時間Lコード:33846
主催:読売新聞社
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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