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2009年11月10日 (火)

竹澤 恭子 ヴァイオリン・リサイタル
デビュー20周年シリーズⅢ 敬愛なるブラームス
ピアノ:イタマール・ゴラン091205vn

12/5(土)pm7:00
サントリーホール


ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ(
全曲)
第1番ト長調「雨の歌」op.78
第2番イ長調 op.100
第3番ニ短調 op.108

 
 初めて竹澤恭子に感動したのは10数年前、オーチャードホール上手のバルコニー席から見おろしたベートーヴェンの協奏曲だった。フレーズを弾き終えてオーケストラに渡すとき、あたかも釣竿を狙ったところに投げるが如く、ヴァイオリンの柄をフワッと左のほうに振る。その先には管楽器奏者がいて、彼女からフレーズを引き継ぐ。背中についた眼(まなこ)で奏者とアイコンタクトを取っているよう。ライブの醍醐味に心を揺さぶられた。これ以来、CDなどで聴くオーディオマニアから遠ざかった。
 …二十歳のころ、訳知り顔の知人に「ブラームスは40過ぎないと解らない」といわれ、ほっとして、待つことにした。以来、会社人間を続けて、気がついたら50になろうとしていた。
 今回は、2007年にスタートした、デビュー20周年シリーズの最終回。「約20年前に日本での本格的なデビュー・リサイタルを果たした、ゆかりのサントリーホールで、ブラームスの3大ソナタを演奏します。共演者には、多くの世界的ソリストから厚い信頼を寄せられているイタマール・ゴランを迎え、華麗なステージをお届けします」…と、彼女のオフィシャルサイトにある。
「素晴らしいピアニストイタマール・ゴラン氏をお迎えしてのブラームスソナタ全曲リサイタル、この20年の経験から培ってきたすべてを音楽に注ぎ込みたいと思っております。私の音楽生涯で忘れられないリサイタルツアーになると存じます。皆様にいらしていただけましたら、こんな嬉しいことはございません!」
「皆様にご報告させていただきますが、今年の6月末より長年本拠地を置いておりましたNYから、パリに移住いたしました! これは以前より願っておりましたヨーロッパ移住の夢が、たくさんの方々のご支援により実現しましたもので、本当に心より感謝申し上げます。これまでアメリカで学び経験しましたたくさんの物事を基盤にし、これから受けるであろう素晴らしい刺激からできるだけ多くのことを吸収していけたらと思っております」
 3歳からヴァイオリンを始め、才能教育研究会(スズキ・メソード)東海支部の山村晶一に師事。1973年、大府市立大府小学校に入学、1年生で「スズキ・チルドレン」に選ばれ、4年連続で欧米への演奏旅行に出かけた。その後、小林健次に師事。小学校5年生の77年、第31回全日本学生音楽コンクール全国大会小学生の部で第1位。79年、大府市立大府中学校に進み、2年生の時、名古屋市内でデビューリサイタルを開いた。(ウィキペディア)…天才と云うべき大器なのだ。
 11/29の名古屋を皮切りに、大阪、浜松、東京、松本、札幌、京都と、7公演が予定されているという。
http://www.kajimotomusic.com/concert/index.php?main_content_exp=339#ja
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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オラトリオ『四季』 ハイドン没後200年記念
東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団
第26回定期演奏会
091205
三石精一:指揮・チェンバロ
佐々木典子:ソプラノ
経種 廉彦:テノール
久保 和範:バス
12/5(土)pm2:00
東京芸術劇場
大ホール

 今春の“メンデルスゾーン生誕200年記念”の25回定期演奏会で、序曲、ヴァイオリン協奏曲、交響曲の3つの分野の代表曲すべてを暗譜で振った三石精一。今回は没後200年記念、ハイドンのオラトリオ『四季』。このオラトリオは、『天地創造』(3部33曲)の3年後、ハイドン69歳、1801年に初演された晩年の名作。前作を上回る4部44曲の大作だ。
 今回はソプラノの娘ハンネ役に二期会の第一人者佐々木典子を迎えている。彼女はこの秋、何と、リサイタルCDでは初リリースというニュースが飛び込んできている。演目は彼女が拘るR.シュトラウス。1885年21歳の「8つの歌」Op.10(1885年)と死の前年の1948年に作曲された「4つの最後の歌」。
http://www.geidai.ac.jp/staff/fm012j.html
 テノールの若い農夫には経種廉彦。彼は東京芸大の大学院修了後、1989年イタリア声楽コンコルソにて金賞を受賞。90年モーツァルトのオペラ「後宮からの逃走」のベルモンテ役でデビュー後、イタリアに留学という二期会の中堅。
http://homepage3.nifty.com/i-dane/starthp/subpage03.html
 バスの小作人シモンには久保和範。彼も東京芸大の大学院修了で、ニューヨークに留学。新国立劇場開館公演「建・TEKERU」で注目された。
http://www.chamber-opera.jp/cgi-bin/artist.cgi?artid=107
 東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団(通称ユニフィル・前身は1973年結成の日本新交響楽団)は、97年に三石精一を音楽監督・常任指揮者に迎えて、4月に第1回定期演奏会を開き、在京の10番目のオーケストラとして参入すべく発足した。
 2007年、設立10周年を迎えるに当り、ユニフィル自主公演運営機構が従来の主催者であった東京音楽事業センタ-から定期公演の実施に関する一切の責任と業務を受け継ぎ、コンサ-トを続行することになった。同年、日本オーケストラ連盟に準会員として加盟し、自主運営機構はNPO法人格を取得している。4月には東京芸術劇場に於いて、楽団設立10周年記念コンサ-トの一環として、佐藤しのぶ、錦織建両氏を迎えてイタリアオペラ・ガラコンサートを開催し同劇場における邦人オーケストラの最高入場者数を記録し大成功を収めた。また、10月に佐藤しのぶ、伊原直子両氏をソリストに迎えてのマ-ラ-の交響曲第2番「復活」はこの曲の記念碑的秀演と絶賛を博した。
 今回の公演の詳細や楽団、合唱団については、下記のURLでご覧いただけます。
http://www.mitsuishiseiichi-uniphil.com/
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2009年11月 9日 (月)

ピアノ新人会 第109回
50周年記念 協奏曲の夕べ
北原 幸男/東京交響楽団
11/24(火)pm6:30
東京芸術劇場
大ホール
Program
村上直行:シューマン/ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
酒井起世子:サン=サーンス/ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 作品22
小柳信道:ブラームス/ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15

091124 「ピアノ新人会」って、何のこっちゃ?」…どう見ても新人には見えないソリスト…50周年、第109回というと、50年間、年に2回ずつ、凄い数になる。チラシの裏面を見て納得した。
 武蔵野音大を卒業し、後に母校に奉職したピアニストが、互いに切磋琢磨、研鑽を積むべく1959年に結成・発足。現在、約100人の会員の大半が同音楽学園に奉職しているという。「常に新人の時の心構えを忘れずに、いつまでも清新な情熱を燃やして音楽の道を歩み続けたい」という意が込められている。協奏曲は5年ごとに開催されるという。
 シューマンを弾く村上直行は、卒業後リスト音楽院に留学し、音楽院で93年、初のソロリサイタルを行って帰国。これまでの5回のソロリサイタルを開催ししている。この「ピアノ新人会」にはこれまで室内楽の夕べに出演してドヴァオルザークのピアノ五重奏曲を披露。現在、武蔵野音大他講師。
 サン=サーンスの酒井起世子は、在学中に東京文化会館推薦オーディション、NHK新人オーディションに合格し、74年同大学院研究科を修了しクロイツァー賞を受賞。95年までにブルガリア各地でリサイタル、、ソフィア・フィルなどと共演、07年までにアテネやパリでリサイタルを開催。ギリシャとイタリアではマスタークラスなど講習会で指導。武蔵野音大教授。
 ブラームスの小柳信道は、卒業後89年ハンブルク音楽院に留学し、91年ドイツ国家演奏家資格試験に首席で合格、卒業。ハンブルクのオルガン奏者も務める。帰国後、東響とプロコフィエフの協奏曲3番、新星日響とモーツァルトの20番を共演。映画のピアノ演奏も担当し、神田征二郎監督の映画「月光の夏」のサウンドトラックCDが発売されている。武蔵野音大他講師。
http://www.shin-en.jp/sub9.htm
問合せ:新演奏家協会Tel 03-3561-5012
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2009年11月 8日 (日)

オーストリア・ハンガリー
ハイドン・フィルハーモニー

指揮:アダム・フィッシャー
ハイドン没200年記念来日
12/3(木)pm7:00091203_2
サントリーホール


 これ以上長い楽団名が他にあるだろうか。「オーストリア・ハンガリー・ハイドン・フィルハーモニー」(以下「ハイドン・フィル」)が、ハイドン没200年の記念で来日する。まずは楽団名の由来からご説明しよう。
 ウィーンの南方50㌔にハイドンが30年間も仕えた領主エステルハージ家の本拠地アイゼンシュタットがある。1987年、そのアイゼンシュタットで開催されたハイドンフェスティバルを主宰したのが指揮者アダム・フィッシャー。「ハイドン・フィル」は、その時に設立された祝祭管弦楽団が母胎となっている。
 以来、エステルハージ宮殿内のハイドン・ザールで、ハイドン時代の音楽を中心に演奏活動を続け、今では広く欧州各地のホールや音楽祭に招かれ、高い評価を得ている。 そもそもエステルハージ家は、ハプスブルク帝国、後のオーストリア・ハンガリー帝国に忠誠を誓った最大の領主。また、指揮者のフィッシャーは、ブダペストに生まれ、リスト音楽院で学んだ後、ウィーンで研さんを積み、欧州の多くの指揮者のように数々の劇場でオペラを指揮してきた。
 その彼の考えは、「オーストリアとハンガリー両国から優れた音楽家を集め、ハイドンの作品を共に演奏することで音楽的に国境を克服しよう」というもの。東西冷戦時代、「鉄のカーテン」が崩壊する2年前のことだ。フィッシャーのこだわり、お分かりでしょうか。 ハイドンはエステルハージ家で3代の領主に仕えた。が、彼を召し抱えた次の代は音楽を解さず、楽団は解散され、ハイドンは年金生活者にされてしまった。でも、全くしばられずに生活していかれるありがたい身分ともいえる。ウィーンで学び、1791年から2度、ロンドンへ渡り、大成功を収めた。ハイドンの有名な作品の多くは、このイギリス滞在中に作曲されている。104曲残した交響曲のうち93番以降は特筆されてよい。
 今回演奏される2曲の交響曲はいずれもこの時期に完成している。第101番の初演は1794年のロンドン。第2楽章のリズムが時計の振り子を思わせることから後年「時計」の愛称が付けられた。 交響曲第104番は、翌年、当地で作曲され、「ロンドン」の愛称で知られる。
 彼より24歳若輩のモーツァルトが、オペラと協奏曲に卓越した才能を発揮しているのを目の当たりにして、その分野には足を踏み入れなかったのだが、トランペット協奏曲は、長年の友人が発明した画期的なトランペットを駆使するために作曲したという。この新しい楽器なくしてはあり得ない、逸品なのだ。今回はウィーン・フィルにトランペットソロ首席として15年在籍したハンス・ガンシュが共演する。
 さらに、今回はシュミーディンガーに委嘱したバイオリン協奏曲「ハイドンへのオマージュ」が初演される。その独奏者にはカナダ在住の小林響が起用された。彼女は14歳のとき来日したイスラエル・フィルに感銘して単身イスラエルに留学した才女だ。 http://www.proarte.co.jp/
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2009年11月 5日 (木)

浦山純子
クリスマス・スペシャル・コンサート
Junko Urayama with Friends Vol.1
ゲスト:伊藤亮太郎(ヴァイオリン)091220
     古川展生(チェロ)
12/20(日)pm2:00
東京文化会館
小ホール

 「もう今年のクリスマス、何か予定してますか? 何があっても12月の第3日曜日は、このコンサートを予定に入れてください! 新しいシリーズをスタートさせました」と、浦山純子さんからメッセージが届いた。
 彼女の演奏を初めて聴いたのは、ちょうど一年前の10月、ロンドンで研鑽を積み、帰国後最初の自主リサイタルだった。ここで不思議な体験をした。武満徹のあと、2曲目のモーツァルトの時だった。これまでに、モーツァルトが出てきて「いま作った曲、チョット聴いて…」と彼が弾いているような錯覚に陥ることは希にある。作曲家の意を汲んで弾いているから起きるのだろうと思う。
 が、この浦山さんの時はそれとはチョット違った。弾けっこないのに、何故か自分が弾いているような錯覚が起きたのだ。私の体の中で鳴り響いているといったほうが正しいかもしれない。ピアノの足の間に潜り込んで戯れている映画の中のアマデウス? 終演後ロビーでの立ち話でその感想を洩らしたのだが、後日お会いしたとき、「その後ピアノ弾いてますか?」  これには絶句した。立ち話を覚えておいでなのだ。
 その後、今年7月には、年1回・3年かけて完結させるリサイタル・シリーズ「心の旅への誘い」の第1 回公演を開催した。「奥の細道」から発想して作曲された『芭蕉の奥の細道による気紛れなパラフレーズ』を取り上げる独創的な企画だ。実は、さきのモーツァルトの時にもアンコールで、このパラフレーズから1曲弾いたそうだが、その時はモーツァルトに翻弄されてしまって、3曲目以降の記憶がほとんどないのだ。
 「浦山純子 with Friends」は、クリスマス・シーズンに開催する特別コンサートで、毎回第一線で活躍する同世代のアーティストをスペシャル・ゲストに迎える、浦山さん「初」の試みでもある“アンサンブルを主軸とした”聴き応えのある華やかなプログラムが組まれている。
  「今回は、桐朋時代の素晴らしい後輩、古川君と伊藤君を特別ゲストにお迎えできることは、大きな喜びです。彼らとのメンデルスゾーンのピアノ三重奏は、エキサイティングで白熱した演奏となるでしょう!
 クリスマスといえば、全世界の人々に愛され毎年各国で上演されるバレエ‘くるみ割り人形’。名ピアニストでもあるプレトニョフの華麗なアレンジと共に、夢溢れるおとぎの国へお連れいたします。
 そして、私の留学先ワルシャワでの初めてのクリスマス・イブの夜、協会に足を踏み入れた途端、聞き覚えのあるメロディーが響き渡りました。なんとショパンは、ポーランドの賛美歌を‘スケルツォ第1番’の中間部に導入していたのです! この驚きと感動…思い出の曲を、彼の優美な晩年のノクターンと共に、その時の空気を再現すべく、思いを込めてお届けします」
 彼女も、私が日ごろ唱える“音の綺麗なピアニスト”の一人だ。ロンドンでリリースした3枚のCDを聴くと、それはもちろんのこと、聞き知ったつもりの曲が、“装いも新たに”目の前に忽然と現れる。<ま>とも<ため>ともいえる独特なテンポの揺れに、ハッとすることしばしば。「そうか、そうだったのか、知らなかったな~」、まさに“目から鱗”、目の前が明るく開けるのだ。台本を元に演技する演劇は役者によって当たり前のことだが表現が同じということはあり得ない。音楽だってそうだろう。楽譜に秘められた作者の意を汲みとって音に表す本物の演奏家。彼女の演奏を聴くとそう思えるのだ。これはもう、外せない。それに、彼女のCDは会場でしか手に入らないのですぞ。
 プロフィールなど詳細は以下のHPでご覧ください。
http://www.junkourayama.jp/index.htm
http://www.1002.co.jp/Urayama%20with%20Friends/
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

吉川隆弘 ピアノ・リサイタル
ゲスト:ソプラノ 山口佳子
11/29(日)pm7:00
サントリーホール
ブルーローズ091129pf

モーツァル:きらきら星変奏曲
ショパン:子犬のワルツ
ドビュッシー:
 「ベルガマスク組曲」より月の光
リスト:
 「巡礼の年 第2年 イタリア」より
   ペトラルカのソネット 104番
ストラヴィンスキー:
  ペトルーシュカから3楽章
チマーラ:郷愁

ほか(曲目は変更する場合があります)

 吉川隆弘は、イタリア・ミラノを拠点に活躍する若きピアニスト。東京藝大・同大学院を卒業後、欧州へ渡り、数々のコンクールで優勝。2006年には、ミラノ・スカラ座でスカラ座管弦楽団とピアノ・コンチェルトを共演。「まるで歌を歌っているように自然でしなやかな音楽と、明るいタッチで、聴く人魅了。初めて聴く人も虜にします」とチラシに謳われている。
 事前に聴くことができたのは、イタリアでリリースされたオール・ショパンのCDだが、これがチョット凄い。変な言い方かもしれないが、ショパン臭くないのだ。特にショパン好きというわけではない私は、数曲続けて聴くと、またショパン、次もショパン、またしてもショパン…みんな同じに聞こえて飽きてしまうことが多いのだが、彼の演奏は違う。マズルカ、舟歌、夜想曲、バラード、即興曲、ポロネーズ、華麗なる円舞曲(3番のワルツ)。皆ぞれそれ楽しめるのだ。一般に市販されていないから、欲しかったら今度の公演会場で、となる。
 今回のリサイタルは、様々な時代の有名な作品なので、クラシックにはあまり馴染みのない向きにもおすすめだ。前半のプログラムは、子どもの世界・不思議な世界をテーマにあつめ、後半はソプラノ山口佳子の歌も交えて大人の世界…という趣向だ。
 共演の山口は、つい先日、「ふるさと八王子を歌う」と題して帰国後、初のリサイタルを開催、この“Music a la Carte”でも告知したばかりだ。
 ゲストなしのリサイタルが神戸新聞松方ホールで開催される(11/21(土)pm7:00開演)。演目は、クレメンティ:ピアノ・ソナタ嬰へ短調、ブラームス:パガニーニ変奏曲、リスト:巡礼の年第2年より 婚礼、物思いに沈む人 ほか。
http://takahiroyoshikawa.com/j/index_j.html
http://www.office-makina.com/
主催:オフィスマキナ Tel:03-3491-9061
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2009年11月 4日 (水)

Cembalo Duo~チェンバロ・デュオの新たな地平~
Cmb上薗未佳、岡田龍之介
11/20(金)pm7:00
世田谷・松本記念音楽迎賓館091120duo

パスキーニ:
 2台のチェンバロの14のソナタより
ベンダ:
 2台のチェンバロのソナタ ハ長調
ヘンデル:
 オペラ「リナルド」より
バッハ:
 カンタータ、管弦楽曲の編曲
プーランク:「田園の合奏」より 他

「昨年リリースしたデュオのCDが好評だったのに鑑み、今年はかなり思い切った内容の演奏会を企画しました。ひょとすると、どの曲も耳にされるのが始めて、という斬新なプログラムで、チェンバロ・デュオのまさに新地平を目指しました」と気合いが入るチェンバリスト岡田龍之介氏。演目は上記の通り。
 岡田氏曰く…
「普段、滅多に演奏されないパスキーニのユニークな作品(2台のチェンバロの左手パートだけ残され、右手パートは演奏者自身の自由な作曲あるいは即興にゆだねられている)や、楽譜が未出版のベンダの作品、よく知られたバッハの作品や今年没後250年となるヘンデルのオペラ作品を2台チェンバロ用にアレンジしたもの、さらに近代のピアノ作品その他(プーランクの魅力的なチェンバロ協奏曲「田園の合奏」も含まれる)を編曲した作品など、オリジナリティ溢れるプログラムを組んでみた」
 しかも、会場は素晴らしい庭園付きの松本記念音楽迎賓館.。このホールは、(財)音楽鑑賞教育振興会の創設者松本望の居宅だったが、没後ご遺族から財団へ寄贈されたもの、松本氏はパイオニアの前身の福音商会電機製作所の創業者。チラシを拡大すると略図をご覧いただけます。また交通案内は下記のURLで。
http://ongakugeihinkan.jp/access/bus_train.html
問い合わせ:042-750-8160 sakais@pluto.dti.ne.jp
http://www.geocities.jp/okadacembalo/
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ジェラール・プーレ 中澤きみ子
ヴァイオリン・デュオ リサイタル

11/29(日)
pm7:15開演
かなっくホール(横浜市神奈川区民文化センター)
入場料:3,000円(全席自由)091129

ジェラール・プーレ(ヴァイオリン)
中澤きみ子(ヴァイオリン)
丸山萌音揮(ヴィオラ・
賛助出演


 2006年アントルモン指揮・ウィーン室内管とモーツァルトのヴァイオリン協奏曲を全曲演奏、CD収録、翌年には5番の協奏曲の全国ツアーで注目された中澤きみ子。今春はモーツァルトの協奏交響曲をリリースしたばかりだが、この秋は、フランス・ヴァイオリン界の巨匠ジェラール・プーレと、珍しい“2台ヴァイオリン”のリサイタル。ピアノが共演しないから、これも無伴奏ヴァイオリン・ソナタというのだろうか? ルクレールとプロコフィエフの「2つのヴァイオリンのためのソナタ」、バルトークの「デュオより」、それにヴィニャフスキーのエチュードだ。
 お二人は、互いに演奏会は聴いてきており、親しくしていたが、共演は今回が初めてとのこと。どちらもソリストで、かつ教育者であり、なめらかで柔らかな奏法で知られる両者の持ち味が融合する。その上で「ヴァイオリン・デュオというコラボレートによって、ヨーロッパ風の音楽を創りあげたいという思いが一致した」という。2人が第1、第2ヴァイオリンを交代しながらプログラムを繰り広げていくという。
 ドヴォルザークの三重奏曲で共演する丸山萌音揮(モトキ)は、東京芸術大学附属高等学校を経て、同大学器楽科3年在学中。2006年 第8回日本演奏家コンクール弦楽部門高校の部第3位受賞。2007年 第18回レ•スプレンデルコンクール 弦楽部門第2位(最高位)受賞。ヴァイオリンを清水厚師、清水高師の両氏に、ヴィオラを菅沼準ニ、大野かおる、百武由紀、川崎和憲の各氏、現在は川本嘉子氏に師事。という若手ヴィオリスト。
中澤きみ子のプロフィールは、下記のURLで、
http://www.kimiko-vn.net
ジェラール・プーレのプロフィールは、以下のURL。
http://homepage3.nifty.com/gerard-poulet/profile.htm
会場へのアクセスは、
http://kanack-hall.jp/access/index.html
問合せ・予約 :コンサートオフィスアルテTel:03-3352-7310
eーmail:office@musicalte.com
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イェルク・デームス ピアノリサイタル
 ~シューマンのファンタジー~

Joerg Demus Piano Recital
11/28(土)pm2:00
JTアートホール
アフィニス091128pf


R.シューマン:
幻想小曲集 op.12より
 1.夕べに 2.飛翔 3.なぜ? 5.夜に
クライスレリアーナ(8つの幻想曲)
3つの幻想的小曲 op.111
幻想曲 op.17

 1928年12月2日オーストリア生まれというから、このリサイタルの4日後に満81歳の誕生日を迎える。昨年の「80歳バースデー・ピアノリサイタル」がつい昨日のことのように思い出される。この演奏会は文字通り落涙ものだったが、CDに残されている。
 今年は、オール・シューマン・プログラム。シューマン弾きといえば先ず小林五月が思い浮かぶが、“限りなく美しい抒情性、作品に対する真摯な情熱、ウィーン・ロマン派 最後の巨匠”といわれるデームス。彼のシューマンを聴く機会を与えられ感無量のおもいだ。
 デームスは、6歳のとき母の手ほどきでピアノを始め、11歳でウィーン音楽アカデミーに入学し、ピアノと指揮を学ぶ。在学中の14歳の時、ウィーン楽友協会にてデビュー。高校に通う傍ら、ピアノをW.ケルシュバウマーに、オルガンをC.ワルターに、指揮をH.スワロフスキー、J.クリップス、作曲をJ.マルクスに師事。その後51~53年までパリにてY.ナットに師事する。W.ギーゼキング、W.ケンプ、A.B.ミケランジェリ、I. フィッシャーの教えも受ける。
 21歳の時、チューリッヒ、ロンドンにて、コンツェルトハウス・カルテット・ウィーンとの共演でデビューコンサートを行い、翌年の南アメリカツアーでは36回のコンサートを行う。53年ウィーンでデビュー。56年ブゾーニ国際コンクールでの優勝を機に、世界各地で演奏活動を開始する。などなど、その後のプロフィールは下記の主催者のHPでタップリご覧いただけるが、室内楽や歌手の伴奏者を務め、エリーザベト・シュヴァルツコップやディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、ヨーゼフ・スークらのパートナーとしても知られており、古今のピアノのコレクターとしても知られている。
主催:プロアルテムジケTel:03-3943-6677 FAX:03-3943-6659
http://www.proarte.co.jp/artists2007-10.html
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土屋美寧子&和波孝禧
 つちやみねこ        わなみたかよし
ピアノヴァイオリンリサイタル
2009年 駒場松桜会コンサート
11/21
(土
)pm2:00091121
東京オペラシティ

リサイタルホール

 いつもなら「和波孝禧ヴァイオリン・リサイタル ピアノ土屋美寧子」と夫唱婦随なのだが、今回は逆転している。その訳は…土屋さんからとても分かりやすい公演意図が届いたので、披露しましょう。
「懐かしい高校時代!その同窓会からこの秋の主催コンサートに出演依頼をいただきました。当時の都立駒場高校には普通科のほかに、音楽科、美術科、体育科があって、私はその音楽科の卒業生です。卒業以来クラス会にはできるだけ出席していましたが、同窓会に出かけたのは昨年が初めてでした。幹事さんからのお誘いに乗ってのことだったのですが、音楽科からの出席は私一人!初めは「どうしよう」と心細く、早々に退散しようかと思っていたところを、同期の普通科の皆様がお話の輪に入れて下さり、同窓の絆を感じた嬉しい交流ができました。
 11月21日のコンサートでは、皆様に私たちデュオの音楽の輪に入っていただき、音の会話を楽しんでいただけたら幸いです。
 コンサートのプログラムを考えるのは、食事のメニューを考えるのと似てとても楽しい作業です。来て下さるお客様を想像しながら、メインコースは、そして前菜は、デザートは?と二人で相談しながら決めてゆきます。  
 今回のメインはシューベルト「幻想曲」にしました。静かな森から立ち上る霧のような序奏部に続いて、軽やかな舞曲風な部分、彼の歌曲「口づけを送らん」の旋律を主題とする4通りの変奏、序奏を思い出した後、活気のある華やかなフィナーレまで、約25分の長い曲なのですが、切れ目なく演奏されます。シューベルトの得意とする「歌」にあふれ、ピアノとヴァイオリンの華やかな技巧もちりばめられたすばらしい作品です。
 その前にはベートーヴェンの明るく活気のあるソナタ第8番。一般的なベートーヴェンのイメージを覆すような爽快感と、終楽章ではピアノとヴァイオリンの掛け合いに、ユーモラスな一面がのぞきます。
 休憩後はピアノのソロで、シューマンの「暁の歌」。5つの小曲からなり、彼が精神や聴覚の異常に苦しみ、限界すれすれの状況で書かれた作品ですが、どの曲も穏やかな明るさで終わるのが印象的です。実は11月5、6日に、この曲を含めたシューマン作品集のCD録音をします。ソロのCD製作はナント今回初めてなので楽しみでもあり不安でもあり・・・。まな板の上に乗るまであと少しの猶予しかありませんが、生き生きした演奏を残せるように頑張るつもりです。
 話がそれましたが、コンサートの最後は、自身が優れたヴァイオリニストで、古典的なものからジャズっぽいものまでさまざまな雰囲気のヴァイオリン曲を残したクライスラーの作品です。ヴァイオリンのソロと、ピアノ付きの洒落た小品を合わせて5曲お聴きいただきます。
 駒場の同窓生に限らず、多くの皆様と晩秋の午後のひと時をご一緒に過ごせますよう、会場でお待ちしています…。
土屋さんのプロフィールは下記のURLでご覧いただけます。
http://www.music-wanami.com/profile/tsuchiya.html
主催・お問い合わせ:駒場松桜会 Tel/fax:03-3466-7579
email. komaba999@komaba.or.jp
http://www.komaba.or.jp/syooukaiconcert.html
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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