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2006年8月10日 (木)

二期会の『フィガロの結婚』

演出:宮本亜門  指揮:マンフレッド・ホーネック060916
9/16(土)pm5:00
9/17(日)pm3:00
9/18
(祝)pm3:00

9/19
(火)pm2:00

オーチャードホール

 もう何年も前のことと記憶していたが、前回の二期会『フィガロの結婚』から、まだ4年しか経っていない。
 私の『フィガロ・・・』歴は、ウィーン国立歌劇場の来日公演に失望し、翌年来日した英国ロイヤル・オペラ・ハウスでその借りを返してもらった後、国産ハナマル第1号が、この二期会公演だったのだ。
 前回ケルビーノを歌った林美智子は、その前々年、新星日響のコンサート形式「ペレアスとメリザンド」にイニョルド役で登場、そこで初めて彼女を知ったのだが、こりゃケルビーノ役にピッタリと思いきや、年明けの成人式コンサートにその役で登場、シテヤッタリ。そして、ほどなくオペラの本公演。ケルビーノは彼女の十八番(おはこ)になった。
 今回も登場する佐々木典子のノーブルな伯爵夫人も忘れがたい。その後の『ばらの騎士』元帥夫人とともに、これほど彼女にふさわしい役はないだろう。
 という具合に、初日組は外せないのだが、蝶々さんで記憶に残る腰越満美が伯爵夫人、半田美和子がスザンナの組も、これまた外せない。前回、ケルビーノ林の好ライバルだった井坂恵が今回は泉千賀に代わっているので、これまた対決を見届けねばならないし・・・。登場する歌手の聞き比べを言い出したら、きりがない。
 演出家は宮本亜門で前回と同じ。舞台装置は変更するが衣装は変えないという。ブラシアップに期待しよう。
 指揮者は、前回は新星日響の首席客演指揮者でお馴染みだったパスカル・ヴェロだが、今回は何と、マンフレッド・ホーネック。今夏のザルツブルク音楽祭でウィーン・フィルの「コシ・ファン・トゥッテ」を振ってから来日する。
 ホーネックは、これまで読売日響の客演指揮者として聴いているが、必ず名演奏が期待できるメチャ歩留まりの高い逸物。今秋は、この二期会公演の後、その読響とモーツァルトのレクイエムが予定されている。指揮だけではなく、彼の企画構成で、題して<死と再生>。これは、私が今年のモーツァルト生誕記念公演の打ち止めにしようと思っている催しなのだ。
 「フィガロの結婚」に話を戻そう。フィガロ婚礼の日、波瀾万丈の一日の出来事が目の前に展開する。舞台は18世紀のスペイン、伯爵の館にもかかわらず、今ここに居る私たちが出くわした出来事のように目の前で話が進んでいく。文字通り“真に迫る”とはこの事なりと思わせる。これは、ひとえに、天才モーツァルトの人物描写の筆力以外、なにものでもない。
http://www.nikikai-opera.or.jp/
注:写真はクリックして拡大後、いったん保存してから開くと下方も見られます。

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