無料ブログはココログ

« 2006年11月 | トップページ | 2007年1月 »

2006年12月28日 (木)

時代を切り開く金管10重奏団

トレイルブレイザーズ・テンピース・ブラス
The th Trailblazers 10 Piece Brass070123
1/23(火)pm7:00
東京文化会館
小ホール

 東京文化会館の大ホールは、客席より先に舞台に上がった。六大学合唱祭で、檜もまだ香りを放っている、開館間もないころだった。が、小ホールの鮮烈な記憶は、約20年後に聞いた、N響のブラスセクションによる金管アンサンブルだ。聴衆に横顔を見せて左右に向かい合って座っていた。対向面のないコンクリート打ちっ放しの空間を、管の響きが駆け回る。目の覚めるような煌めく咆哮、かと思うと、愁いを帯びた切ないため息も。斬新な、この小ホールにこそ相応しいと、鮮烈に思い出される。
 今回のチラシには、「10ピースのグループ」といいながら、12人の顔写真が並んでいる。「+2パーカッション」と分かるのに少々時間を要した。
 古典派の音楽に金管のオリジナル曲がそれほどあるわけではない。作曲家ゴフ・リチャーズが命名して1999年に結成.、2004年には委嘱作がCD化されている。タイトルは、何と私のブログと同じ『ア・ラ・カルト』。
 今回は更に寵児フィリップ・スパーク、日本を代表する後藤洋の委嘱作の初演など、“トレイル”のステージはさらなる進化を見せる。だからといって恐れることはない、「ウルトラマン・メドレー」や交響組曲「宇宙戦艦ヤマト」の金管セッションもあり、エンターテイメント間違いなしだ。
 http://www.proarte.co.jp/
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

2006年12月27日 (水)

ピアノ名曲ベストSpecial

近藤嘉宏リサイタル070113pf
1/13(土)pm3:00
ティアラこうとう大ホール
1/17(水)pm7:00
横浜みなとみらい小ホール

 CDの人気だけでも、文字通り、脂の乗り切った近藤嘉宏。プロフィールに、師事した師匠として、LPレコード時代の懐かしいペルルミューテル、それに来日公演で知ったオビッツの名があり、近藤を身近に感じていた。
 3年前、住吉・ティアラこうとう小ホール、とても手をかけて作られたキャパ140人の芳醇な空間で、12月までの4公演のシリーズを聴いた。
 その彼が、公演を控えたインタビューで、「日本にはヴィルツォーゾと言えるピアニストがいないでしょ」と切り出した。「国内の巨匠はアカデミックではあってもエンターテイナーとはいえない」と。また、「これまでで最も自分を鍛えてくれたのは、1999年から足かけ3年間の大阪・フェスティバルホールでの12回のリサイタルだった。ピアニッシモで聴衆を惹きつけるという快感を覚えてしまった」ともいうのだ。以来、近藤に魅せられた。
 今回の演目は、ベストセラーCD「ピアノ名曲ベスト」をベースに、更にブラッシュ・アップした新春バージョンの「ピアノ名曲ベスト‘Special’」。チラシにあるとおり、誰もが聞き知った名曲ぞろい。今回のティアラこうとう公演は大ホールだ。
http://www.t-artists.com/
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

2006年12月26日 (火)

茂木大輔の新機軸がスタート

もぎぎのオーケストラ[くわしっく鑑賞ガイド]
VOL.1「J.S.バッハ:カンタータ名曲選」070121

1/21(日)pm4:00
三鷹・風のホール

 リニューアルした新たなシリーズは、茂木さんの新刊「もぎぎのくわしっく鑑賞ガイド」と連携し、またこの本の中でも重要な位置を占める3つのポイント「教会音楽」「ハイドン」「交響曲」に対応している。
 その第1回目が、音楽の父、バッハで、新年に相応しい厳かな教会カンタータのなかでも特別有名な2曲、「主よ、人の望みの喜びよ」が入っている147番と、「目覚めよと呼ぶ声あり」の140番を両方いっぺんにお聞き頂き、その後、のだめカンタービレでも注目されるフランスに飛んで、プーランクの書いた無伴奏合唱のためのミサ ト長調も、と言う趣向。このプーランクは、茂木さんが以前指揮法を師事していた岩城宏之への追悼とか。演奏するのも、師が育てた東京混声合唱団だ。
 ソリストは、ソプラノが茂木楽隊とはおなじみの田島茂代、アルトは藤原歌劇団の菅家奈津子、テノールはバッハコレギウム・ジャパンのソリストも務める鈴木准、バリトンは若手の注目株、原田圭。コンマスは、大阪フィルの長原幸太、ソロ・オーボエは新日本フィル首席の古部賢一。
 このシリーズの第2回「ハイドン」は2/24(土)、第3回「ベートーヴェンの交響曲」は4/21(土)、いずれもpm5:00開演。
http://mitaka.jpn.org
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

2006年12月23日 (土)

史上最強のオクテット

上原彩子+ベルリン・フィル八重奏団070112_1
1/12(金)pm7:00
東京オペラシティ
コンサートホール

 どうしても都合がつかず、家内が友人を誘って出掛けた上原彩子のリサイタル。帰宅して第一声が「よかったわよ~」
 この秋、ウィーン響&ファビオ・ルイジとのツァーの様子がBS放送で放映されるたびに、行かれなかったリサイタルのことが思い出される。
 ‘史上最強のオクテット!’というウリだが、今回は八重奏曲を演奏するわけではない。演目は、モーツァルトのホルン五重奏曲、シューベルトのピアノ5重奏曲「ます」、そしてベートーヴェンの七重奏曲。
 私のお目当ては、もちろん、上原彩子が共演する「ます」だ。上原彩子の室内楽を聴けるチャンスはあまりないのに、これだけの豪華メンバーと演奏できるということを本人が非常に楽しみにしているという。
 チャイコフスキー国際コンクール・ピアノ部門で、日本人として、また女性として史上初の第一位、ついこの間のことのように記憶していたが、2002年、もう足かけ5年前のことだ。
 ベルリン・フィル八重奏団は、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の団員のアンサンブルとしては一番古く、結成70年以上という。ヒンデミットが作曲した八重奏曲を自らヴィオラを担当して初演したというエピソードがあるほどだ。
 今回の来日公演は1/5から1/14まで、8公演が予定されている。
http://www.japanarts.co.jp/
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

2006年12月20日 (水)

アンサンブル・ウィーン・東京

ピアノ五重奏の夕べ
ウィーンフィルのメンバーと共に070117
1/17(水)pm7:00
東京文化会館
小ホール

 ウィーン・フィルのヴァイオリン奏者とチェロ奏者に日本のヴァイオリンとヴィオラの奏者、それにピアニストの5人が「室内楽の名曲を演奏したい」と、アンサンブル・ウィーン・東京を結成。その初舞台に、シューマンとブラームスのピアノ五重奏曲を選んだ。
 第1ヴァイオリンのエッカルト・ザイフェルトは、1975年からウィーン・フィルの第1ヴァイオリンのリーダー。「ウィーン・ムジークフェライン弦楽四重奏団」と「ウィーン・リング・アンサンブル」のメンバーでもある。
 第2ヴァイオリンの安田紀生子は、桐朋女子高音楽科を経て桐朋学園ディプロマコースに進み、外山滋、久保田良作、三善晃、原田幸一郎の各氏に師事。「アンアンブル・レゾナンス」のメンバー、現代音楽のエキスパートでもあるが、「オラトリオ・シンフォニカJAPAN」のコンサートミストレスとして活躍中。
 ヴィオラの恵谷真紀子は、芸大大学院修了、プリムローズ国際ビオラコンクール入賞の後、フライブルク音大に留学。仏レザルク音楽祭に参加、ブサンソン市立管弦楽団と協奏曲を共演。帰国後はフリーのヴィオリストとしてリサイタル、NHK出演など、ソロと室内楽を中心に精力的な演奏活動を続けている。
 チェロのゲアハルト・イーベラーは、1985年からウィーン・フィルのメンバー。ザイフェルトと同じ弦楽四重奏団、同じアンサンブルに所属している。
 ピアノの上田京は、毎日学生音楽コンクールで小学生の部全国第1位の後、芸大大学院修了。リューベック国立音大へ留学、ドイツ国家演奏家試験に最優秀で合格の後、イタリア・ヴィオティ国際コンクール4位入賞およびソリスト賞を受賞。帰国後はNHK・FMなどにソロと室内楽で幅広い活動をおこなっている。
 余談だが、彼らの楽器についてチョッと披露しよう。
 ザイフェルトのヴァイオリンは、1727年製のストラディヴァリ。安田の楽器は、1700年にヴェネチアで製作されたマテオ・ゴフリラー。
 恵谷のヴィオラは、「現代のストラディバリ」と、いま話題のドイツのグレイナー作。ストラディバリの寸法、材質やニスなどすべてコンピューターで割り出され、音色も本物と同じといわれてる。ザイフェルトも注文しているが、現在、予約殺到で5~6年待ちとか。
 イーベラー氏のチェロは、アマティ。山小屋に埃をかぶって放置されていた楽器を知人が発見し、良い音がするので氏が引き取り、磨いていったら下から元々のニスが現れ、鑑定の結果、本物のアマティだったという。彼は宝くじを当てたような人といわれている。
問い合わせ・ご注文 Tel:045-433-6274  Fax:045-433-6578
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

2006年12月19日 (火)

一晩に3協奏曲の献血チャリティ・コンサート

New Year Concert 2007
~名曲協奏曲の魅力~
1/10(水)pm7:00070110vnpf
サントリーホ ール

 一晩に協奏曲を2曲というウリの催しは今秋ふたつ紹介しているが、これは、驚くなかれ、なんと3曲だ。ヴァイオリニストの重鎮と新鋭ピアニストが登場する。
 例年この時期に催されるニューイヤー・チャリティ・コンサートで、収益金は日本赤十字社へ寄付され、血液運搬車の購入などに充てられる。ソニー音楽芸術振興会と東京都交響楽団の共催で、真珠のMIKIMOTOが協賛し、年2回のペースで、これが34回目となるというから御存知の方もおられよう。
 毎回、都響をバックに華やかなソリストが登場するのだが、今回は、日本のヴァイオリン界を代表する前橋汀子がブルッフとメンデルスゾーンの協奏曲を、また、今秋のミュンヘンコンクール第2位に輝いた新鋭の河村尚子がシューマンの協奏曲を演奏する。指揮は人気沸騰の沼尻竜典だ。
 前橋は、少女時代に来日したヨゼフ・シゲティとダヴィッド・オイストラフの演奏を聴いてヴァイオリニストの道を志したという。中学時代からロシア語を独学、17歳で単身レニングラード音楽院に留学という逸物。1943年生まれと云うから、何と不肖私と同年の生まれ。60を超して尚かつ真摯な演奏活動を続けている。
 ピアノの河村は、若干25歳。16歳からこれまでのコンクール入賞歴は1位2回、2位と3位が各1回という成績。華やかなリストの曲の奥に潜む情感を表現したと評される彼女。今回の内省的なシューマンの協奏曲は、外せない。
http://www.smf.or.jp/nisseki/
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

2006年12月18日 (月)

フルート奏者276人が舞台に

第29回日本フルートフェスティバルin東京070107in
1/7
(日)pm2:30
東京文化会館
大ホール

 今から29年前、日本橋の中央会館に50人のフルート奏者が集まったのを皮切りに、プロアマを問わないという、日本フルート協会の年1回のお祭りは、その後、膨張し続け、遂に今年、総勢276人が出演する大会になった。
 その内訳は、プロが132人、成人アマチュアが100人、ジュニア44人。オーケストラのメンバーも参加しているから、日ごろ贔屓の奏者が出場しているかもしれない。オペラグラス持参で出向こうではないか。
 合唱団なら200人、300人は驚かないが、楽器の奏者が300人弱となると、二人に1本としても、百数十本の譜面台が要るのだから、それを想像しただけで、壮観だ。
 ピッコロからコントラバスフルートまで、管楽器では珍しく同族の楽器だけで、弦のように5部編成が可能だ。オーケストラ曲では、これに打楽器とハープが加わる。
 客席にはフルートファンが押しかけるわけだが、その大半はアマチュアの奏者。皆、楽器を持参して参加するのだという。チラシの裏面には、2部合奏の譜面が印刷されている。もちろん当日のプログラムにも同じものが載る。演奏会の締めは場内総出演の大合奏になる。今年は、アイルランド民謡の「ロンドンデリーの歌」(編曲:田島篤)だ。
 日本はフランスと共にフルート王国だという。そう云われてみると、京の五条の橋の上、笛を吹きながら牛若丸が欄干を舞う姿が思い浮かぶ。戦後の松竹映画には美空ひばりの笛吹童子もあった。どうやら日本人の奥底には“横笛”のDNAが潜んでいるようだ。
 協会の第1号の会報に初代会長吉田雅夫氏の「設立に際して」が載っている。素晴らしい言葉なので、以下にその一部を引用した。
☆この会は、フルートを吹くという共通の喜びを持った人達の、心の交流の場でありたい。それ以外のなにものでもありません。
 美しい心を持つ人のみが、真実の美しい音を持ち得る。これが私の信念です。私達はフルートを、魂の向上のために吹きましょう。そしてまた、笛吹き達は心の友としてお互いに助け合うべきです。(以下省略)
http://www.01.246.ne.jp/~jfa/
http://www.millionconcert.co.jp/monthly2.html
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。
 

2006年12月 9日 (土)

ベートーヴェンの「合唱幻想曲」ご存知?

神奈川フィルハーモニー管弦楽団
「第九」と摩訶不思議な「合唱幻想曲」
12/26(火)pm7:00061226_1
神奈川県民ホール

 往年のレコードファンなら、ひょっとして御存知かもしれない。モノーラルの1960年代、まだ無名たったブレンデルがベートーヴェンのピアノ・ソナタや協奏曲を録音していて、廉価版のLPで販売されていた。その中に、「合唱幻想曲」という、摩訶不思議な曲があった。ソプラノとテノールの独唱者と混声合唱団、それにピアノのソリストも加わる管弦楽曲なのだ。「第九」に先立とこと15年、「運命」と「田園」を書き上げた後の1808年、ピアノ協曲第5番「皇帝」の前年に作曲されている。私が乏しい小遣いで買った10代の宝物のひとつだった。その珍品レコードは、後年、何回かの転勤で失ってしまった。
 その逸品を、何と、神フィルが暮れの「第九」の演奏会で演奏する。聞けば、常任指揮者現田茂夫の発案で、2002年から神フィルの暮れの恒例になっているという。
 今年は、ピアニストに及川浩治を迎える。彼はコンサートマスター石田泰尚とトリオを組む盟友。シェフ現田茂夫が束ねる、しなやかにして厳然とした神フィル・サウンドが、楽しみだ。
http://www.kanaphil.com/
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

2006年12月 7日 (木)

無人島へ何を持っていきますか?

ベートーヴェン
弦楽四重奏曲
[後期全6曲]
12/31(日)pm3:00061231
東京文化会館
小ホール

 ベートーヴェンの交響曲全9曲を一晩にという初の試みは、2003年の大晦日だった。その翌年には、故・岩城宏之がひとりで全曲を振った。私もそのどちらにもつき合ったひとりだが、音楽事務所の重鎮は、その客席での体験を踏まえて、こんな時だからこそ敢えて「ベートーヴェンの弦楽四重奏曲」をと、今回の催しを決行した。
 ミリオンコンサート協会の小尾旭氏は、あの大晦日に若き日に読んだ随筆を思い出した。明治時代に招聘されて訪日した哲学者にして音楽家のケーベルの随筆集に、“ゲーテの「ファウスト」やダンテの「神曲」に加えて、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲のスコアがあれば1年ぐらいは過ごせる”と記述されていたそうだ。そのとき、その「ベートーヴェンの弦楽四重奏曲」とは如何なるものなのかと、“疑問と探求の念を心にとどめた”という。
 ベートーヴェンは交響曲や協奏曲、ピアノソナタなどをみな仕上げた後の1824年以降、逝く前年まで、この6曲の弦楽四重奏曲に心血を注いで完成させた。
 小尾氏は云う、「人生を達観し、諦観し、いわば悟りの境地に至ったかの如き神品といわれる名曲集。年の暮れのひととき、この至高の作品に耳を傾けるのもよろしいのではないでしょうか」
 暗譜で弾くことに拘る古典弦楽四重奏団と新しく結成されたルードヴィヒ弦楽四重奏団が、3曲ずつ演奏する。
http://www.millionconcert.co.jp/monthly2.html
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

2006年12月 5日 (火)

ウィーンのモーツァルトをピアノで

三輪 郁
モーツァルト連続演奏会 第5回(最終回)
12/21
(木)pm7:00061221pf_1
東京文化会館 
小ホール

 2003年6月にスタートした連続演奏会「4254日の奇蹟」の最終回。4254日というのは、モーツァルトがウィーンに滞在した日数の合計だという。
 チラシのウラ面に滞在年表が記されている。それによると、今回演奏されるのは、まず、4回目の滞在中の1782年、24歳のときの「ピアノと管弦楽のためのロンド」、次が5回目のウィーン滞在中、1784年26歳の協奏曲第19番。そして、最後の協奏曲第27番。これは、9回目の滞在、死の年の1791年夏、35歳の作曲。私は“ピアノによる白鳥の歌”だと思っている。
 今回は、協奏曲なのだから管弦楽団が共演するはずだが、チラシに楽団名が載っていない、でも、よく見ると、「三輪郁と仲間たち」とあり、コンサート・マスター篠崎史紀のプロフィールが付記されている。聞けば、ウィーンで学び、ウィーンの香りを肌で感じた面々、おもにN響のメンバーが集ったという。弦楽器13人と小編成、きっと緻密なアンサンブルを聴かせてくれるだろう。私は、これまで三輪さんのピアノは、ソロ・リサイタルしか聴いたことがない。待ち遠しい限りだ。
http://www.duojapan.com/concert06/061221.html
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

2006年12月 4日 (月)

モーツァルトは歌う、心の襞を

東京室内歌劇場コンサート
-天才の多彩な声楽の世界-061226
12/26(火)pm7:00
TOKYOU FM
 ホール

 モーツァルト生誕250祝年も、今月に入って、間もなく終わろうとしている。日本モーツァルト研究所の海老澤敏所長が直々に企画に係わった公演は、私が知る限り、これは、その第3弾。これで打ち止め、と云わんばかりの催しだ。
 東京室内歌劇場の中堅、俊秀の面々が、これまで培ってきた思いの限りを歌に込めて、得意なレパートリーを披露するという。
1部:コンサート・アリアとカンタータから
2部:リート
3部:オペラのアリアから
 と、3部構成。チラシには一部しか掲載されていない。しかし、寄せられた演目リストを見ると、モーツァルトが声楽に注ぎ込んだ情熱を、可能な限り汲み取ろうという試みだということがよく分かる。ここにプログラム全曲を掲げると煩雑になるので、お知りになりたい方は、下記のメール・アドレスにご一報下さい。
演目リスト請求先:momma-y@parkcity.ne.jp
http://www.chamber-opera.jp/cgi-bin/concert.cgi?page=detail&id=90
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。 
 
 

武蔵野でクリスマス・イヴ

ソプラノ 山口なをみ
クリスマス コンサート2006
061224
12/24(日)pm2:00
武蔵野市民文化会館
小ホール

 武蔵野・三鷹地区で5つの合唱団を指導しているので、都下では知る人ぞ知る山口なをみ。夏の「レインボーサロンコンサート」は今年、20回を数えた。秋には‘あきない’コンサートなど、戦後の歌声喫茶を彷彿とさせるエンターテイメントを心がけている“なをみのクリスマス・イヴ”。
 前半は、「マルタ」、「魔笛」、「ラ・ボエーム」、「ジャンニ・スキッキ」、「こうもり」などのオペラ・アリアから。そのしんがりの「なをみ讃歌」は、共演者のピアニスト・作曲家の金井信の新作。
 金井は、山口ともども音楽評論家・浅岡弘和が押す「十人の演奏家」の一人。平成の瀧廉太郎、山口なをみとの名コンビは大正ロマンならぬ平成浪漫の人と評されている。
 後半は、クリスマス・ソング特集だが、金井信の「ひとりミュージカル『白雪姫』」が再演される。ここでは、山口が指導している児童合唱団の4歳から中学1年生までの子どもたちが“11人のこびと”に扮して参加する。
主催:山口なをみ音楽事務所 Tel/fax:03-3386-2822
mail:utahime@aa.cyberhome.ne.jp
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

2006年12月 2日 (土)

近江楽堂スペシャル コンサート

「トリオ・アマリッリ」
~ジョイフル・クリスマス~061221
12/21(木)pm2:00

 ソプラノの山本富美さんの催しは、これまでも、“リードオルガンと共に”や、二期会日本歌曲研究会コンサートなどを紹介してきたが、今回はフルートとピアノのトリオ。フルートの紫園香さんは芸大の同期生、ピアノの加納麻衣子さんは、各種コンクールの公式伴奏者を務める他、ソロ、室内楽など多才。
 「トリオ・アマリッリ」は、今年6月、「歌うアンサンブル」として誕生。中世から現代までの幅広いレパートリーを持ち、その美しい豊饒な響きと親しみやすいトークで、ファンを魅了している。<アマリッリ>は、カッチーニ作曲の「麗しのアマリッリ」からとったという。花の名でもあるが女性の名前だという。言い得て妙、彼女らにピッタリの名称だ。
 今回の演目もバラエティに富んでいる。サン=サーンスの歌曲、プッチーニのオペラから、ピアソラ、現代の青島広志と平井康三郎、それにクリスマスに相応しいモーツァルト「アレルヤ」、カッチーニのアヴェ・マリアや賛美歌。まさにジョイフルだ。
主催・問い合わせ:松木アートオフィスTel:03-5353-6937
Mail:matsukiart@nifty.com

« 2006年11月 | トップページ | 2007年1月 »