無料ブログはココログ

« 2007年1月 | トップページ | 2007年3月 »

2007年2月28日 (水)

DVD:ウィンナーリート三谷結子

the world of yuko mitani
ソプラノ三谷結子Dvd

ピアノ黒田聡子
ヴァイオリン三木希生子

収録:2003.07.17ムジカーザ
「三谷結子ソプラノリサイタル」
“ウィーンの街角から”

 ウィンナーリート歌手って、聞いたことのない方もおられよう。オペラ歌手として欧米で活躍する日本人歌手は多々あれど、本場ウィーンのオペレッタ劇場で活躍する邦人はそれほど多くはない。三谷さんは、その希な存在だ。
 オペレッタ・コンクールの審査項目には、歌唱力のほかに演技とゲシュタルト(総合アピール度)があるそうだ。
   ライブで聴いたのは、今年1月の来日コンサート
(写真下)が初めてだが、ウィンナ070125_2ーリートって、並みの歌手では惹きつけるが難しい日本の演歌のようなモノかもしれないと思った。
 演技力を必要とするとなると、その収録はCDよりもDVDの方がふさわしい。4年前に来日した際のプライベート・コンサートの様子が、洒落たデザインのDVDとなって、ファンに2,100円で頒布されることになった。百聞は一見に如かず、だ。

注文先:プラネット・ワイ yuka@planet-y.co.jp
http://12.pro.tok2.com/~yuko-mitani/
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

2007年2月25日 (日)

4手ピアノ連弾コンサート

ハーモニューズ VioletOrange
馬場祥子・石橋直子デュオコンサート070313
3/13(火)pm7:00
杉並公会堂小ホール

 芸大在学中に出会い、互いに音楽性や音色に共感していた二人。奈良出身の石橋さんは「リュミエール」のメンバーとしてCDデビュー、鎌倉出身の馬場さんはニューヨークのカーネギーホールでB&Bウィナーズ・デビューコンサートに出演などと、卒業後の数年間はそれぞれソロを中心に活動していたが、昨年、ピアノ・デュオ“ハーモニューズ”を結成。新装なったばかりの杉並公会堂とみなとみらいホールで開催した。
Photo_13 今回は、好評だった杉並公演がご縁で、杉並公会堂のデュオコンサートのシリーズに組み込まれて、再演となった。
  左の写真は、2/18、お年寄りのグループ・ホームの慰問コンサートで、アップライト・ピアノに向かう馬場さん(ヴァイオレット)と石橋さん(オレンジ)=鎌倉市稲村ガ崎
harmonieuse.duo@hotmail.com
http://shokobaba.iblog.com/post/201659/292949
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

2007年2月24日 (土)

LIP presents OPERA 「オテロ」

ヴェルディ作曲 歌劇『OTELLO』
3/10(土)pm6:0007031011
3/11(日)pm3:00
北とぴあ さくらホール

 ヴェルディの悲劇『オテロ』といえば、よく知られた歌劇だが、その国内公演は、意外に少ない。私も今度が3度目にすぎない。
 最初の観劇は、首都園オペラ(市民オペラの首都圏版?)だった。丁寧な演出で分かり易すく、楽団は少々荒っぽかったものの、初心者の我が家にはピッタリだった。その次は、オテロ役がカレーラスという本格派。デズデモナがチリ出身のすばらしい若手だったが大柄なので、抱擁する場面は必ず段差のある舞台で演じるのに気がついておかしかった。
 悪役のヤーゴが芸達者だと、途中ほんとに不快な気分になり、それだけ終幕の悲惨な結末に涙すること間違いなし、という名作だ。
 主役のオテロ役(テノール)とヤーゴ役(バリトン)は、いずれも難役。LIP主宰の大森誠がライフワークとするヴェルディ・オペラだが、その最高峰の『オテロ』は、じっくり温めて7回目に“解禁”というわけだ。大御所の大森ご夫妻らと中堅実力派とのダブルキャスト。演出は、これまた分かり易い舞台運びで定評のある大島尚志だ。
http://www2.odn.ne.jp/lirica/lippresentsopera.html
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。
 

2007年2月23日 (金)

沼尻、三鷹・風のホール公演

トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ
第43回 風のホール定期演奏会070303tmp
3/3(土)pm6:00

三鷹・風のホール

 この春、びわこホールの芸術監督を若杉弘から引き継ぐ沼尻竜典は、10年前から自分のオーケストラを持っている。700人のホールに相応しい室内管弦楽団トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズだ。地元・三鷹に根づいた演奏活動を見守っていた我が家。「びわこ」って、滋賀県の琵琶湖?、、、とても身近な存在だったので、少々、戸惑っています。
 今回は、「首席コンチェルト・シリーズ その4」で、ベルクのヴァイオリン協奏曲とニーノ・ロータのコントラバス協奏曲をTMP首席の江口有香と黒木岩寿が弾くことに注目しよう。江口は、アメリカ・インディアナ大学を出て数々のコンクール入賞歴でその実力を示している。黒木は我が国のコントラバスのトップ奏者といって良い。
 後半は、ベートーヴェンの「田園」。彼らのCD収録第1号の「田園」は朝日新聞の演奏評の‘特選’。7年ぶりの再演なので、これも目が離せない。
http://mitaka.jpn.org/ticket/0703030/
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

2007年2月17日 (土)

ヴァディム・チジク&舩越清佳デュオ

ヴァイオリン-ピアノ リサイタル070304_2
3/4(日)pm2:00
浜離宮朝日ホール

 縁は異なモノ、、、。岡山の星・マエストロ新田孝から舞い込んできた一枚のチラシ。舩越清佳さんは同郷のピアニストで、舩越さんとヴァイオリニストのチジクはご夫婦だという。今、そのお二人の‘日本デビュー盤’CD『ヴォカリーズ』を聴きながらプロフィールを眺めている。
 1975年モスクワ生まれ。モスクワからフランス・リヨン、ドイツ・ケルンで学び、師事したギトリスから「すばらしい技巧と才能を持つ青年だ」という賛辞。パガニーニチャイコフスキー、リピツァーなど国際コンクールに入賞している。
 いまや、欧州各地のオーケストラと共演するソリストで、まだ30代前半なのに、すでにパリ市立音楽院教授だという。
 略歴から察するに、お二人の接点は、リヨンの音楽院とモンベリエ音楽の夕べ。パリにお住まいだ。
 それにしても、チジクのヴァイオリン、なんと穏やかな音色なのだろう。それに寄り添うピアノの調べ。メンデルスゾーンの無言歌といえばピアノ曲だが、クライスラー編曲のヴァイオリン曲から始まる曲順に、CDのタイトル、そういえば『ヴォカリーズ』でした。初めて聞く曲の中に「タイスの瞑想曲」、クライスラーの「愛の哀しみ・喜び」、シューベルトの「アヴェ・マリア」などが散りばめられて、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」で締めている。
 ちょっと脱線したかな。この日のリサイタルは、モーツァルトとブラームスのソナタ、それにストラヴィンスキー「イタリア組曲」とピアソラ「ル・グラン・タンゴ」。先月、ストラヴィンスキーのCDをリリースしたというから、その一端をナマで聴かせて貰えるのだろう。
 今週、来日して、2月23日・松山、24日・西宮、そして、舩越さんの郷里で、「岡山公演」(2/25・岡山県立美術館ホール)を催してから上京する。
主催・問い合わせ:アルペジョーネ東京(Tel:03-3751-9126)
チケット 問い合せ:朝日ホール・チケットセンター(Tel:03-3267-9990)
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

2007年2月15日 (木)

銀座十字屋 ハープの饗宴

井上久美子ハープ・トリオ
Banquet of Beautiful Harps070310
3/10(土)pm5:00
銀座十字屋ホール

 N響のハープ奏者として来日して数年後の1958年といえば今からザッと50年前、ヨセフ・モルナールさんは、銀座十字屋に新設されたハープ教室の講師として招かれた。以来20年間、彼は教え続けた。日本のハーピストのほとんどは、この巨匠の手ほどきを受けているといっても良い。
 そのお弟子さんの筆頭ともいうべき、井上久美子とその子弟二人が、記念すべきその十字屋ホールで“ハープ・トリオ”を催Photo_9す。井上さんは、芸大大学院在学中に奨学生としてオランダに留学、67年にサルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団と協演したという、日本の草分け。世界ハープ会議の副会長を務める。Photo_12
  共演する千田悦子は、武蔵野音大修士課程修了。98年、第10回日本ハープコンクールのアドヴァンス部門第1位。2006年には第16回イスラエル国際ハープコンクール3位入賞などと活躍中。
Photo_11 奥田恭子は、武蔵野音大卒業後、2002年のハーププロジェクトにゲスト出演し、国内をまわる。2005年モスクワ国際ハープコテスト優勝、ソリストとしても活躍している。
  この日の演目は、ヘンデル、モーツァルトの名曲に加えて、日本のメロディー、「サウンド オブ ミュージック」メドレーなど、滅多に聴けないハープ3台の饗宴、エンタテイメントだ。
☆花より団子、いや、花も団子もという方には、こんな催しも。
十字屋午後のサロン
3/7(水)pm2:00 ~銀座で素敵なトークと音楽を~

今田美奈子さん(洋菓子研究家)「貴婦人の食卓」
 音楽はフルート(岩下智子)とハープ(迫本宣子)で、洋菓子の第一人者が、その半生とマリー・アントワネットのエピソードなどを、語ります。
主催・申込み:銀座十字屋 Tel:03-3561-5250
http://www.jujiya.co.jp/event/other03.html
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

2007年2月13日 (火)

漆原啓子 デビュー25周年

ヴァイオリン リサイタル 第2回
2/27(火)pm7:00070227

Hakuju Hall

 昨秋、スタートした全6回公演の2回目。今回も演目がニクイ。それは、共演者にピアニスト野平一郎選んだ時に、なかば決まったといえよう。
 必ずバッハを入れるということで、まず、無伴奏ソナタの第2番がおかれた。野平氏との共演で、これまでモーツァルトとベートーヴェンを弾いてきたので、その次は、自然にブラームスに落ち着き、ソナタの第2番。
 で、後半は野平氏お得意のフランス作品、そのなかでも20世紀初頭にパリで活躍したフランス6人組から、プーランクとミヨー。
 プーランクは、他のフランス人と同様に管楽器の曲はいっぱいあるのに、弦楽器の曲はヴァイオリンとチェロの曲が1曲ずつあるだけ。「だから、知っている人は少ないと思う。もっと聴いて欲しい曲」という。
 最後のミヨーは、更に知られていない陳曲のようだ。「ちょっと、はしゃぎ過ぎというぐらい、次から次へといろんな要素が繰り出されてくる。カーニバルのような楽しい曲。弾き間違えたんじゃないかと思うようなところがあるかもしれませんが、驚かないでください。いや、むしろ、素直に驚いてください」
 初回の時には、演目についてコメントを頂いて書いたけれど、今回はチラシのウラ面に丁寧なメッセージが載っている。で、この私の記事はその骨子を、ほぼそのまま、いただきました。
http://www.japanarts.co.jp/
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。
 

2007年2月12日 (月)

芸術家二十一世紀の会コンサート

Artist 21 Milestone Concert #1
アーティスト21 第1回 マイルストン コンサート
3/8(木)pm6:30 070308
サントリーホール

 二期会アフタヌーン・コンサートの懇親会でお会いしたメゾソプラノ諸田広美さんから、こんなチラシが届いた。チラシにあるウリはまるで日本語になって居らず意味不明だが、彼女のメッセージはとても簡潔ながら熱意が伝わり、聴きに行こうという気にさせられた。こんな具合だ。
 このコンサートは、文化庁芸術家在外研修員の有志(OB・OG)によって設立されたNPO「芸術家二十一世紀の会」の主催で、最近海外研修を終えて帰国した、声楽を中心としたアーティストによるコンサートです。
 私自身、研修同期のメンバーの中でも特に親しいお友達たちと共演できるので、とても楽しみです。
 1人2曲ずつ歌う予定で、私は『ラ・ファヴォリータ』の「ああ、私のフェルナンド」と『カルメン』の「ハバネラ」を歌います。しかも、トリになってしまった!責任重大 o(^ _ ^)o
 声楽のほかにバレエや演劇もあり、バレエは藝大時代お世話になった安達悦子先生(1979年度・モナコ留学)。先生と同じ舞台に立てるのも感激です。
 加えて、諸田さんのHPに出てくる経歴(というより、生い立ち)を読んだら、行きたくなること間違いなし。騙されたと思って、是非ご覧ください。
http://www.hiromimorota.com/ 
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

2007年2月10日 (土)

斉藤秀雄メモリアル基金賞の大植英次

大阪フィルハーモニー交響楽団
第44回東京定期演奏会070225
2/25(日)pm2:00
サントリーホール

 2003年、朝比奈隆さんの後任として音楽監督に就いた大植英次の今回の東京公演は、一昨年のマーラー第6番「悲劇的」に次ぐ、マーラー第二弾で、今回は「第9番」。
 大植と大フィルのマーラー演奏は、初めての客演が95年「第5番」、二度目が翌年で第1番「巨人」。次いで、03年の監督就任公演で第2番「復活」、その後の定期で第3番。さらに、1番と5番は再演されている。彼と楽団は、節目節目で、あたかもマーラーで結ばれているかのようだ。
 かねてから追っかけていた大植が、朝比奈さんの後任と聞いたとき、私の思いは30余年前に飛んだ。今は亡き『アサヒグラフ』巻末の長期連載<わが家の夕めし>の取材でカメラマンと西宮のご自宅を訪ねた。「ドイツ留学時代のつましい食事を再現しよう」と、気さくに応じて下さったのだ。
 そんなご縁があったので、亡くなられる前年のサントリーホール公演で上京された際、秘書にワガママを云って終演時に楽屋へご挨拶にあがった。雑誌に載ったことを憶えておられて、「30年も経ちますか、、、お互い年を取りましたな~」。これにはまわりにおられた関係者が、私の立場をおもんばかって、びっくりオロオロ。だって、朝比奈さんは私の父より年配なのですから、「お互い、、、」といわれた私が面食らうのも当然。お仲間に入れいてただいて、ジワジワと喜びが湧き上がってきたことが、つい昨日のことのように思い出されるのです。
 つい、脱線しました。大植は05年の業績をかわれて齋藤秀雄メモリアル基金賞を授かった。地元の学校など地域活動も熱心だそうで、06年からは新たに大阪城西の丸庭園での野外コンサートや、メインストリート御堂筋で音楽が溢れる一週間「大阪クラシック」をプロデュースしたりと、音楽普及への情熱を次々と実現させているという。大阪の人が羨ましい。
http://www.kajimotoeplus.com/pc/
http://www.osaka-phil.com/
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

2007年2月 9日 (金)

シュナイト/神フィル 音楽堂シリーズ

神奈川フィルハーモニー管弦楽団 特別演奏会
「フィルハーモニーの原点」
第Ⅸ回・2/17(土)pm3:00
第Ⅹ回・3/21(水・祝)pm3:00
神奈川県立音楽堂
070217

 高校2年の秋、まだ出来て間もない音楽堂で初めてナマのクラシック音楽を聴いた。ヴァイオリンを弾く同級生が仕入れてきた、確かスーク・トリオだった。だからこの音楽堂は既に50余年経っていて、一時は取り壊される運命にあった。
“ドイツ音楽の伝道師”のキャッチで、この春、神フィルの音楽監督就任が決まったハンス=マルティン・シュナイトさん。バッハも居たというライプツィッヒ聖トーマス教会の合唱団に10歳から所属し、ミュンヘン音大で研鑽を積んだ。     
 その後のとてつもない経歴はHPでご覧いただくとしても、1984年、カール・リヒターの後任としてミュンヘン・バッハ管の音楽監督を継いだことは特筆しておきたい。それは、彼のその後を決めたと云っても良いだろう。なにしろ、リヒターのミュンヘン・バッハといえば、当時バッハ演奏の神技とさえ云われ、LPレコード界にも貢献した。神聖化され、よく云えば“ソリッド”だが、いま思えばスタティックな様式だった。シュナイトは、そこへ暖かい血を注いだといえよう。
 97年、その巨匠の名を頂くシュナイト・バッハ合唱団が日本にでき、下町に住んでいるとかで、最近、神田の古本屋や秋葉原で見かけたという話をときどき聞く。身近なところでは、このブログでも取り上げたソプラノ田島茂代さんもシュナイトさんに師事し、彼の指揮でバッハを歌っている。
 そして、今年、なんと神フィルの音楽監督。神奈川の出身者としては感無量だ。
http://www.kanaphil.com/intro/prf_hanns_martin.html
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

« 2007年1月 | トップページ | 2007年3月 »