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2007年10月 1日 (月)

下野企画の読売日響 第464回定期

下野竜也プロデュース・ヒンデミットⅠ
10/22(月)pm7:00071022
サントリーホール

 下野竜也は、私にとって因縁の指揮者だ。2001年ブザンソン国際青年指揮者コンクールで優勝して急に注目されたが、その前年、東京国際コンクール<指揮>で優勝している。このコンクールにつき合ったのが、今は亡き新星日本交響楽団。翌01年3月末の受賞記念コンサートもこの楽団だった。実は、この年4月に東京フィルハーモニー管弦楽団に吸収されることが決まっていて、この彼のこの受賞記念公演が新星日響の最後の演奏会となったのだ。当時、私は賛助会の末席に名を連ねていたので、忘れられない出来事だ。
 さらに、昨秋、下野は読売日響の正指揮者に就任したが、その就任の記者会見が、このブログ“Music a la Carte”の最初の配信記事なのだ。因縁としか云いようがない。
 その彼も正指揮者就任、はや1年。温めていた企画その1が、今回の公演だ。既にコリヤーノ、シュニトケなど、あまり知られていない曲を意欲的に取り上げているが、今回は、20世紀前半のドイツを代表するヒンデミットとシュレーカーに加えて、読売日響45周年記念委嘱の細川俊夫「オーケストラのための<ダンス・イマージュ>」を世界初演する。
 ヒンデミット、シュレーカーと共に、どうやら今回のテーマは“舞曲”のようだ。交響曲 <画家マティス>も、元はオペラだったが、初演がナチスに禁止されたため交響曲に改編、1934年フルトヴェングラーによって初演されたという。この初演も大成功でナチスが激怒し、ベルリン音楽大学教授の職を解任したという曰わくつきだ。ヒンデミットで思い出すのは、学生時代のグリークラブで歌わされた小品。私の現代音楽の初体験だった。
 シュレーカーのバレエ組曲もナチスに‘退廃音楽’の烙印を押されたが、R.シュトラウスと列ぶ後期ロマン派の代表作だという。(以上「読売日響・月刊オーケストラ9月」参照)
 細川は、これまでにもダンスの曲が数曲あるが、いずれも日本の‘舞’をテーマにしていた。今回の<ダンス・イマジンネール>は、「西洋の新しいダンスを生み出している人たちによって、実際に振り付けされて舞われることも可能な音楽」だという。
http://yomikyo.yomiuri.co.jp/season/2007/subscription.htm
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

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