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2007年10月 1日 (月)

岸本 力 バス・リサイタル

ロシア・ロマンスの愛と祈り
チャイコフスキー,ラフマニノフの歌曲を集めて
10/28(日)pm2:00071028bas
東京文化会館
小ホール

 縁あってラフマニノフの『晩祷』などというアカペラ合唱曲の希有な大曲を知り、その全曲演奏会(10/19・東京カテドラル聖マリア大聖堂)をお知らせすることになり、加えて、その東京トロイカ合唱団の『近代ロシア聖歌集』なるCDを聞くに至って、ペレストロイカで開花したロシア歌曲に、遅まきながら目を向けることになった。
 表題の催しなど、つい半年前の私だったら見過ごしていたことだろう。バス歌手の岸本力氏は二期会の「駅伝コンサート」実現に際し尽力され、ご挨拶させていただいたが、ご自分は一曲だけと控えめで、その時は、その実力のほどを知るまでに至らなかった。
 東京芸大の大学院修了後、イタリア・オーストリアに留学し、1977年ローマ・サンタ・チェチーリア・アカデミーを終了。第41回日本音楽コンクール第1位、第5回チャイコフスキー国際コンクール最優秀歌唱賞などで、注目を集めた。テノールばかりに注目が集まるクラシック界だが、<魔笛>のザラストロ、<フィガロの結婚>のバルトロ、<コシ・ファン・トゥッテ>のアルフォンソ、<ドン・カルロ>のフィリッポ2世などなど、主役級はほとんどこなしてきている。
 日本のバス歌手のパイオニアとして活躍してきた声楽界の重鎮。大物なのに腰が低く、彼の歌う重厚な役柄からは、およそかけ離れたフレンドリーなお人柄で、‘駅伝’では、後輩の世話に汗をかいておられた。
 先ほど‘遅まきながら’と申し上げたが、彼のリサイタルは何と今回が21回目なのだ。そのメッセージの一部を紹介しよう。
「チャイコフスキーとラフマニノフは、ロシア・ロマン派の両雄で、彼らに共通するのは、愛の葛藤から生まれた作品、それに反体制から生まれた祈りへの憧れです。今回は森山太氏の朗読と共に、村上弦一郎氏のピアノとの共演で、ロシア歌曲の魅力を、少しでも楽しんでいただければ幸いです」
http://www.nikikai.net/concert/20071028.html
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

 

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