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2007年10月13日 (土)

堀江真理子 デビュー25周年記念
1900年 (ひら)かれた日本のピアノ曲

11/7(水)pm7:00
日本大学カザルスホール071107_2

 日本人が作曲したピアノ独奏曲は1900年、滝廉太郎の「メヌエット」が初めてとされている。その後わずか100年余りの間に多種多彩なピアノ作品が誕生し、ピアノの家庭普及率は世界一となり、全国各地で高いレベルのピアノ教育が行われ、夥しい数のコンサートが開催されている。日本楽器の創始者、山葉寅楠による国産ピアノ第1号機の製造も同じ年だという。
 「現代の日本のピアノ音楽界の端緒は、まさにこの1900年に啓(ひら)かれたのです」という堀江真理子さんが、その1900年という年の前後に誕生した9人の作曲家のピアノ独奏曲、17曲を演奏する。彼女曰く、
「これらの作品には、各々の作曲家が留学しあるいは手本としたドイツ、フランス音楽からの影響、西洋音楽黎明期の日本の文化習熟度と、明治~昭和初期の時代背景などが色濃く感じられます。近代日本のクラシック音楽の扉を大きく開く担い手となった作曲家たちが、その当時学び取った西洋音楽技法を自身の感性を込めて描いたピアノ作品の演奏を通して、日本のピアノ音楽、ひいては日本のクラシック音楽の原点を辿りたいと思います」
 それぞれは小曲かもしれないが、曲想は各人各様なのだから、9人の思いを一夜で披露するのは、並大抵のことではない。
 こんな大役をかってでた堀江真理子って、、、たしかフォーレのスペシャリストではなかったかしら? CDのプロフィールによると、東京生まれ、1969年、中学在学中にプラハ国際コンクール室内楽二重奏部門で第1位。東京芸術大学在学中、パリ国立高等音楽院に留学し、大学院課程を修了。1978年、ジュネーヴ国際コンクールで3位(1位無し)を受賞。フランス各地でソリスト、室内楽奏者として活躍。この間、ブローニュ・シュール・メール国立音楽院教授を務める。1982年、東京でデビュー。1993~95年、8回シリーズで「フォーレ・ピアノ曲・室内楽曲全曲演奏会」をプロデュースし、大きな反響を呼ぶ。また、1997年フランスの弦楽奏者たちと堀江真理子六重奏団を結成。以後、日本とフランスで定期的なコンサート活動を展開している、とある。
 その彼女にしても、この催しは、半端じゃない。公演1ヵ月後に控えて、チョッと思いを語ってもらった。
 この催しは9人の作曲家たちの個性があまりに強く、それぞれの作曲家たちとのつきあいに苦労しています。みんな、はじめは穏やかに語りかけてくるのですが、適当に相槌を打っていると、すぐ機嫌が悪くなり、私から譜面を取り上げようとするのでたまりません。真剣勝負の毎日です。とにかく緊張感の強いられる音楽ですが、彼らの情熱に心打たれます。それに、近頃はだいぶ打ち解けて話せるようになってきました。
http://www.musikleben.co.jp/artist/details/horie_25.html
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

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