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2008年1月17日 (木)

海老沢敏レクチャー・コンサート

第1回 後世のモーツァルト賛美
2/29(金)pm7:00080229
Hakuju ホール

 生誕250年祝年の喧噪がやんで早一年がたった。その前も粛々とモーツァルトとかかわっている日本モーツァルト研究所ならさもあろう、“ポスト生誕250年”の催し、所長海老沢敏のレクチャーコンサートがホールと共催でスタートした。
 モーツァルト(1756-91)に続く作曲家は当然ながら、みな偉大なモーツァルトの影響なしには生きられなかった。初回は直ぐ続く世代のベートーヴェン、ソル、シューベルトの三人が登場する。
 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)は、モーツァルトが生きている頃に一度ウィーンを訪れているが、モーツァルトに会ったかどうかは不明だそうだ。彼がウィーンに移り住んだときには残念ながら既にモーツァルトは他界していたが、同時代の偉大な先輩だったことは間違いない。ウィーンで最初に出版したのが『フィガロの結婚』から主題をとったヴァイオリン変奏曲だという。フリーメイスンの自由・平等・博愛を抽象的に描いている『魔笛』を高く評価しており、その主題をとってチェロのための変奏曲を2曲書いている。今回はそのうちの1曲、パパゲーノのアリアの主題による12の変奏曲が演奏される。
 ベートーヴェンの8年後バルセロナに生まれたフェルナンド・ソル(1778-1839)は、古典派のギター音楽の第一人者。やはりモーツァルトを崇拝していたソルは、『魔笛』などオペラ・アリアのギター用の編曲などを多数作曲している。
 これら二人の作曲家の演奏に先立って、彼らが惹かれた『魔笛』のアリアと二重奏も演奏される。
 シューベルト(1797-1828)がウィーンに生まれたのは、モーツァルト没6年後のこと。当時モーツァルトのライバルと目されていたサリエーリの弟子だったが、彼もまたモーツァルトの崇拝者だった。19歳の時に3曲のヴァイオリンとピアノのためのソナタを作曲した。
 「これらの3曲は直接モーツァルトの作品を引用するといった類のものではありませんが、その響きからはシューベルトがいかにモーツァルト的な音楽の世界に浸り、その響きをおのれのものに同化しようとしていたかが窺い知れる」と海老沢氏。今回は「ト短調D.408」が演奏される。
 出演者など詳細は、以下のHPでご覧ください。
http://www.millionconcert.co.jp/monthly2.html#_2
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

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