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2008年1月 8日 (火)

野原みどり ピアノ・リサイタル

シューベルト・ソナタの世界
~ウォールナット・スタインウェイの音色で~

2/14(木)pm7:00080214
浜離宮朝日ホール

 ラヴェルの全曲演奏会を開いた2001年以来、2枚のCDをリリースするなど、すっかりラヴェル弾きとして知られるようになった野原みどりだが、この久しぶりのリサイタルは、シューベルトのソナタ。そのキッカケは、浜離宮朝日ホールでの数年前のランチタイムコンサートの際に、古いウォールナットのスタインウェイがあることを知ったことに始まる。
「どちらかというと新しい楽器より少し古い楽器の方が音色・弾き心地が好きなのですが、このホールにこんな素晴らしい楽器があることを、それまで知りませんでした。この楽器に合うプログラムでリサイタルを開き、その温かく柔らかで深い音色を皆さんに味わっていただきたいと考えておりました。この楽器に合うと思われる作曲家・作品を色々模索する中で、自分が年齢を重ねて弾きたいと思うようになってきた作品とこの楽器の性質がうまく一致したのが、まずシューベルトでした。これまでシューベルトに縁はなく、試行錯誤の毎日を過ごしていますが、楽器の胸を借りるつもりで演奏したいと思います」と真摯に語ってくださった。
 かつて共演した神奈川フィルハーモニーの首席指揮者現田茂夫曰く。
「彼女のピアノは本当に丁寧な美しい音なんですよ。音楽家の基本は、まず第一に綺麗な音であるかどうかが重要だと思いますが、彼女は、テクニックや音楽性はもちろんのこと、美しい音色を出すという音楽家としての基本的な要素をしっかりと身につけているピアニストだと思います」
 私はこのホールの主催公演の制作を担当した経験から、同じホールの同じピアノが、弾き手によって大きく違うことを知った。聴き手にとって、これほどスリリングなことはない。ピアニズムって、このことかと思う。シューベルト・フリークの端くれだが、これまではどちらかというと即興曲集を好んできた。それが昨年からソナタも聴けるようになったところなのだ。
 野原さんのプロフィール、豊富なキャリアについては、HPでご覧ください。
http://www.kajimotomusic.com/artist_jap/midori_nohara.html
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

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