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2008年1月 9日 (水)

ラファエル・オレグ ヴァイオリン・リサイタル

チャイコフスキー国際コンクールの覇者、
待望の日本公演

2/16(土)pm3:00080216vn
紀尾井ホール

 昨春の「熱狂の日、音楽祭」(ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン)に出演したので、あるいは御存知の方もおられよう。
1959年パリ生まれ、シェリングに師事し、その後継者と目され、86年チャイコフスキー国際コンクール優勝と、王道を歩いているように思われる。が、今回のリサイタルに際して応えているインタビューがふるっている。
 師シェリングもさることながら、往年の名歌手シュワルツコップのマスタークラスに参加したことが今ある彼に欠かせないのだという。「彼女が説明してくれた呼吸、ヴィブラート、歌詞の発音、これらすべてについて、ヴァイオリンでそれらをどうやって果たすのか、彼女が音楽について語った全てのことを、どうやったらヴァイオリンと弓に置き換えることができるのか・・・私が生徒に教えるとき、アーティキュレーションやフレージングについて強調しますが、これは歌手から学んだことです」
 そういえば、昨秋この欄で紹介した、若い原田陽君が、ピアニストのデムスから歌手との共演で体得した呼吸、息づかいを学んでいるといっていた。
 オレグは、これまでに度々来日しており、NHK交響楽団とブラームスの協奏曲、紀尾井シンフォニエッタ東京とベートーヴェンの協奏曲、ストックホルム室内管弦楽団とモーツァルトの協奏曲を共演し、いずれも好評を得ている。2003-4年には、紀尾井シンフォニエッタ東京のコントラバス奏者河原泰則とも国内ツアーを共にしている。
 今回の演目のテーマは、「優しさ」とのこと。プーランクのソナタは、詩人の親友の死を悼んで書いたもの。ベートーヴェンのソナタ第6番は、もっとも優しい作品のひとつ。ベートーヴェンは既に作曲家としての地位を得ていたので、ことさらアピールする必要はなかった。だからだろう、気持ちを和ませる特別なソナタになっている。シューベルトは元々優しいのだが、このイ長調のソナタは、ひときわ優しい曲、なのだという。
http://www.kioi-hall.or.jp/calendar/concert_h.html 
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

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