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2008年3月14日 (金)

小澤洋介 チェロ リサイタル

アルペジォーネソナタ、それは心の歌
Yosuke Ozawa & Tim Ravenscroft
5/21(水)pm7:00080521vc
東京文化会館
小ホール

 メーンディッシュはシューベルト、その主菜に至る前菜について、チェリスト小澤洋介の蘊蓄に耳を傾けたい。
 バッハやヘンデルは創造主を讃え、ベートーヴェンの音楽は真の理想主義の人間賛歌だった。そしてシューベルトの音楽は、‘人の心’そのものだ。「不安」と「喜び」、「メランコリー」と「歓喜」、、、、
 理想の社会再来という期待を裏切られた19世紀前半のウィーン市民は、理想や理念よりも家族の団欒など、より身近な文化、ビーダーマイヤー(小市民文化)に浸った。その真っ只中にあったのがシューベルトだと、小澤氏。演目構成についてチラシ裏面に記している。
 その名品アルペジョーネソナタの前に、太陽の国イタリアの作家ボッケリーニの軽快なソナタ、それにモーツァルトのヒット作「魔笛」のテーマによるベートーヴェンの変奏曲、ロッシーニのテーマによるチェコの作曲家マルティヌーのおどけた変奏曲を配した。
 チェロ・リサイタルを、より身近に楽しめるエンターテイメントにしようという、プロの意気がひしひしと伝わってくる。
 ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽大学卒後、トロント大に進み、1989年からザルツブルグ室内オーケストラの首席を3年間務めた小澤氏。以降のプロフィールはHPに詳しい。
 今回共演するピアニストのティモシー・レーベンクラフトはロンドン生まれ、ウィーン国立音楽大の出身だ。小澤氏との接点は80年代前半にモーツァルテウム音大で教鞭を執っていたことだろう。2007年に小澤氏と二度目のベートーヴェン・チェロソナタ全曲演奏会を開催し、音楽誌に絶賛されている。
http://www.ozawa-y.com/yosuke_j.html
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

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