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2008年4月 7日 (月)

ジュゼッペ・ヴェルディ作曲 オペラ『オテロ』

Giuseppe Verdi Otello
オテロ役にジュゼッペ・ジャコミーニ

演奏会形式 原語上演(字幕付き)080504
5/4(日)pm4:00
すみだトリフォニーホール

「オテロ」は難しいのだそうで、国内での上演は希だ。私の最初は首都圏オペラ公演。もう、10年以上前のことで、オケピットは少々荒いアマオケだったが、オール邦人歌手による真摯な上演で、丁寧に作られたプログラムが初心者にはとてもありがたかった。二度目はドミンゴがデスデモナ役に秘蔵っ子チリ出身のヴェロニカ・ヴィッラロエルを起用したワシントン・オペラの2002年公演だった。
 今回のジュゼッペ・ジャコミーニ、知名度ではドミンゴに叶わないが、彼の舞台を知ったオペラ・ファンには生涯忘れられない出来事になるようだ。
 例えば、4年前の新国立劇場「道化師」の公演に急遽代役で登板した時のファンの感動がある。
「カニオの第一声が発せられるやいなや、その力と輝きに圧倒されるしかなかった。中音域の充実も、申し分なく、60歳を超えてもなお、これほどまでに会場を<声>で埋め尽くせてしまえるものなのか!」 二本立てで、同じ合唱団が出演しているのに、彼が登場する2本目は合唱が生き返ったような、別物になった、というのだ。
 1940年イタリアのパドヴァで生まれ、ポッリーニ音楽院を首席で卒業。数々の国際コンクールで優勝を重ね、67年ヴェルチェッリでの「蝶々夫人」でオペラ・デビュー。その後、ミラノ、メトロポリタン、ハンブルグ、英国ロイヤルオペラ、ベルリン、ウィーン国立歌劇場、パリ・オペラ座、フィレンツェ五月音楽祭など、世界中の歌劇場で活躍を続け、洗練されたドラマティック・イタリアン・テノールとして絶賛を博している。「運命の力」ドン・アルヴァーロ、「トスカ」カヴァラドッシ、「アイーダ」ラダメス、「道化師」カニオなどが十八番(おはこ)だ。
 日本では、藤原歌劇団のアイーダで初来日。以降、数回にわたり来日公演を行い、多くのファンを魅了した。
 こんな中に、彼ジャコミーニと共演した今回の催しの仕掛け人、山根春夫がいた。それは2005年、「トゥーランドット」と「オテロ」の抜粋だった。モンターノ役でジャコミーニの「オテロ」と同じ舞台に立った山根は彼に魅せられてしまい、以来、「オテロ」の全曲上演を日本で実現したいと奔走した。オペラ団体を主宰しているのだが、より広く協力者を募るために、今回の主催団体「オテロ実行委員会」を結成、3年越しの夢を実現させたという訳だ。
http://www.duojapan.com/
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

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