下野/読売日響 春爛漫、5月公演、全開!-1
下野竜也の3月公演をお知らせして間がないが、この5月公演は天真爛漫、指揮者冥利に尽きる大活躍。3演目4公演と括ってしまうことが出来ない、そのどの公演にも全力を投入していることが見て取れるのだ。この中からどれかを選ぶなど至難の業だ。
(3公演目は演目が多数になるので別稿としました)
20世紀バレエ音楽の最高峰
5/12(月)pm7:00
東京芸術劇場 第150回 芸劇名曲シリーズ
5/13(火)pm7:00
サントリーホール 第502回 名曲シリーズ
ホルスト:フーガ風序曲
エルガー:チェロ協奏曲
ストラヴィンスキー:
バレエ音楽<ペトルーシュカ>(1947年版)
映画「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」などで広く知られるようになったエルガーの名曲をハーゲン・カルテットのクレメンス・ハーゲンが弾く。休憩後の「ペトルーシュカ」では、ピアニスト野原みどりがオケ中で弾く。彼女は、この2月に浜離宮朝日ホールのウォールナット・スタインウエイでシューベルトを弾いた、とこの欄で紹介したばかりだ。
時代を超えた2つの音楽物語
5/19(月)pm7:00
サントリーホール 定期演奏会
ワーグナー:
楽劇<ニュルンベルクのマイスタージンガー>
第1幕への前奏曲
山根明季子:08年度読売日響委嘱作品<世界初演>
コリリアーノ:ザ・マンハイム・ロケット<日本初演>
コリリアーノ:
ハーメルンの笛吹き幻想曲(フルート協奏曲)
(子供隊/足立区内中学校吹奏楽部員有志)
前の常任指揮者アルブレヒトの頃に導入した、新進の邦人作曲家へ新作委嘱するという試みを下野が引き継ぐ形となった。今回の白根明季子は2006年度日本音楽コンクール作曲部門(管弦楽部門)で第1位、及び増沢賞を受賞しており、楽団の総意で彼女に決まった。後半のコリリアーノは、下野が正指揮者デビュー公演で第1番の交響曲をメーンに据えたご縁の作曲家。現代曲が、将来、“古典”となって、クラシック音楽の演目に加えられんことを念じての公演、と見た。オーケストラのコンサートがあたかもミュージカルの舞台のような親しみやすい旋律で溢れる華麗なステージ・・・。そのソリストに起用されたフルーティスト瀬尾和紀は昨暮、自らの楽団を立ち上げ吹き振りして見せた、逸材だ。
http://yomikyo.yomiuri.co.jp/
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