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2008年4月 9日 (水)

荒川以津美 ヴァイオリン リサイタル

Izumi Arakawa Violin Recital080518
5/18(日)pm6:00
津田ホール

 男性団員が多い読売日響の演奏会で、第1ヴァイオリン奏者として、いつも拝見している荒川さんだが、ソロを聞かせてもらったのは都内の礼拝堂での小さな催しだけ。
 今回の公演について丁寧なコメントが届いた。それを読むと、彼女が意図するところが一目瞭然。なので、ほぼそのまま紹介することにした。リサイタルは、読響入団2年目の1992年が始めてで、以来5年おきに開き、今回が4回目という。
 バロック、古典、ロマン派と、3つの時代の名曲を揃えました。今回も、まずバッハの作品をプログラムに入れました。前回はパルティータ第2番でしたが、今回は後半がフランス物なのでフランス様式を意識している3番を選びました。パルティータを選んだのは、組曲に於ける舞曲に興味があるからで、舞曲のイメージに出来るだけ近づきたいと思っています。
 モーツァルトの40番も、いつか弾こうと思いながら、今までプログラムに入れるチャンスがありませんでした。バッハの前に何を弾こうかと考えた時にこの曲に決まりました。41、42番とともに3大ソナタといわれていて、30番台と比べ、ヴァイオリン、ピアノ両パートの内容が充実しています。バロックからの流れを踏まえ、古典派モーツァルトをとらえたいと思います。
 後半のフランクはとても好きな曲で、これも前から弾きたいと思っていました。フランクの64歳の時の作品なので、何といっても円熟味と精神性の深さが魅力です。演奏していると、フランクの交響曲を彷彿とさせる部分があり、響きにはワーグナーの影響を感じます。
 子どもの頃、白鳥の湖が好きで、毎日レコードの傍でずっと聴いていました。それを母が見て楽器を習わせてくれたらしいです。ヴァイオリンは、5歳から始め、桐朋学園子供のための音楽教室に入り、芸大附属高から大学、大学院へと進み、大学院修了後、読響に入団し、入団5年目にパリに留学しました。
 今後の長期的なプランとしてバッハを全曲制覇したいです。リサイタルでは、ソナタや小品の中から、好きな曲、思い入れのある曲を選び、掘り下げていきたいです。近い将来に、レコーディングも考えています。
 先日、恩師のジェラール・プーレ先生がソリストで読響に来られ、共演しましたが、69歳でますます溌剌とし、演奏家として今も成長し続けていらっしゃる先生の姿に感動し、大変に刺激を受けました。自分もそうなれるよう願い、努力していきたいと思います。
 今回は経験豊かなピアニストでいらっしゃる大須賀さんとの共演が楽しみです。大須賀さんとは、以前、京都フランスアカデミーで出会いでした。その後、仕事でご一緒する機会が度々あり、今回も共演をお願いいたしました。
http://www.millionconcert.co.jp/monthly2.html#_5
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

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