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2008年4月10日 (木)

松波恵子チェロリサイタル

KEIKO MATUNAMI CELLO RECIRAL080520
5/20(火)pm7:00
トッパンホール

初出場、初ヒットがホームラン。
 松波恵子さんをインターネットで検索したら、何と、昨年春に初めて出した2枚組のCDの情報でサイト内が満ちあふれてた。どの評も絶賛している。けど、このリサイタルの情報はさっぱりだった。チラシには、演奏者名、演目、日時と会場名しか謳っていないシンプルそのもの。しかも裏は白紙。こりゃ何じゃ? と、検索した訳だが、そのCDのお陰で彼女の素晴らしい経歴を知ることが出来た。
 齋藤秀雄門下の逸材。手ほどきはカザルス門下の佐藤良雄に受け、齋藤秀雄から徹底的に基礎を学んだあとフランスに渡り、フランコ・ベルーギー派の流れを汲む、アンドレ・ナヴァラの元で総仕上げをした。まさにチェロの王道を継承した実力派である。新日フィルの首席奏者を1992年まで17年間も務めた後に、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団の中核メンバーとして、また桐朋学園や東京音楽大学で後進の指導に当たっている。
 リサイタルは、新日フィルの首席に就いた75年を皮切りに今回が7年ぶり9回目。トリオなど室内楽も2,3年おきに開催してきた。
 今回のリサイタルの演目について、伺った。
「バッハの無伴奏組曲、この6番だけまだ弾いていなかったので、弾けなくなる前にと、まず決めて、その前にバッハの影響が感じられるレーガーをもってきた。後半はR.シュトラウスのソナタで締めたく、その前にベートーヴェンのソナタ1番を置いた」という。
 彼女のリサイタルを聞くのは、今回が初めてで、先にCDでバッハを聴くことになった。「集大成として、バッハの無伴奏全曲に取り組んだ」というのだから、どうしても、これに触れない訳にはかない。解説に、「齋藤ゆずりの完璧なフィンガリングと、ナヴァラゆずりの柔軟なボウイングから生み出される響きと音楽は、何よりも自然で、ほのかな香りに包まれる。Disc-1 は第6番、Disc-2 は第5番から始め、調性と曲想を考慮して配置しているのも今までにない特色」とある。これまでの私の愛聴盤はカザルスだったが、生々しい最新録音ということもあり、当分こちらになりそうだ。
「特定の演奏家や録音を参考にしたわけではないけれど、ナヴァラ先生のバッハに近いかな?」と、松波さん。
問合せ:ヒラサ・オフィス TEL.03-5429-2399
http://www.toppanhall.com/jp/schedule_ticket/schedule/200805201900.html
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

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