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2008年4月 1日 (火)

小林五月「シューマン・チクルス」秀演の続報

CD <幻想曲集>シューマン ピアノ作品集Ⅳ
ピアノ 小林五月 (コジマ録音 4/7発売・ALCD-7121

Photo つい先日、皆様宛ての「ブラボーマン 贔屓の引き倒し」と題したメールで、上質な聴衆に支えられた「小林五月ピアノ・リサイタル」(3/24)の秀演について触れた。
 このリサイタルは、2005年にスタートした“シューマン・チクルス”の第4回公演だったのだが、この企画は、同時にCD収録を並行して進行させるという意欲的なプロジェクト、それも、シューマンのピアノ独奏曲を全曲網羅するという文字通りの“Zyklus”なのだ。あの名演奏を聞き逃した方も、聴いた方ならもう一度、聴きたいと思う、あの体験をCDで味わうことができるとは
 普段は家で楽しもうとは思わず、演奏会で聴くばかりになっていた私だが、これほどCDをありがたいと思ったことない。
 CDの解説に音楽評論家舩木篤也が書いている。その一部を紹介しよう。
  「小林五月のシューマンは<すごい>といったことばでは括れない別の面を持っている。私は それを夜の音楽と呼びたい。昼の喧噪とは全く別次元の世界に踏み込んでいる。・・・このたびの第4集に、夜の音楽そのものというべきPhoto_3<幻想小曲集>作品12を入れた。もう一曲のパガニーニの奇想曲による<演奏会用練習曲>も、題名の機械的なイメージとはおよそ異なる、夜の音楽が潜んでいる・・・」
 3/24東京文化会館の演奏会では、「幻想小曲集」の前半の4曲、その後に「パガニーニの・・・」の最初の3曲、休憩を挟んで残りの3曲、最後に「幻想小曲集」の後半のの4曲、という順に弾いた。しかも、休憩の前も後も、途中で一度も立ち上がらず7曲を一気呵成に弾いた。演奏会ならではの意表を衝く、演出?などではなく、シューマンが彼女をそうさせたとしか思えない、一期一会、と思う。
http://www.kojimarokuon.com/index2.html
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

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