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2008年5月31日 (土)

J.S.バッハ “ロ短調 ミサ”

KAY合唱団第117回 定期演奏会
6/28(土)pm6:30080628at    
東京芸術劇場
大ホール

指  揮 :渡辺善忠
ソプラノ:譲原麻友子
ル ト:永井和子
テノール:吉田浩之
ベ ー ス:多田羅迪夫
オルガン:草間美也子
管 弦 楽:KAY室内合奏団
合   唱 :KAY合唱団

 KAY合唱団は創立以来60年間オラトリオを歌い続けてきた。「KAY」とは、K(恵泉女学園大学)・A(青山学院)・Y(YMCA)の頭文字を組み合わせたもので、オラトリオを歌う合唱団が一同に会して毎年2回演奏会を開いてきた。創設者はオルガニストであり指揮者でもあった故奥田耕天、現在はその弟子渡辺善忠が束ねている。創立当時のメンバーから最近入った新しい若いメンバーまで、幅広い年齢層の合唱団だという。
 J..バッハ作曲の『ミサ曲ロ短調(BWV 232)』は,“ロ短調ミサ”とも称されている。最終的に完成したのは、バッハの死の前年の1749年。バッハ自身は題名を付しておらず、楽譜には、それぞれラテン語ミサのキリエ、グロリア、クレド、サンクトゥス、ホザンナ、ベネディクトゥス、アニュス・デイと記されている。
 この作品はバッハがすでに盲目となっていた人生最晩年に完結したのだが、特筆すべきは、熱心なプロテスタント信者(ルター派)だったバッハが、自分の宗派という枠を超えて、カトリック教会の典礼であるラテン語の様式でミサ曲を書いたということだ。それ故に、“ロ短調ミサ”は記念碑的な、普遍性を持った芸術として、今を生きる私たちにも深い共感を呼ぶ作品になり得ていると思う。
 出演者の一人、多田羅氏のHPにこうある。
 “ロ短調ミサ”は、『マタイ受難曲』、『ヨハネ受難曲』と並び、クラシックの最高峰とも言われ崇高とか荘厳と説明されることも多いのですが、バッハが人生の集大成として後世に残した珠玉の作品です。その世界は決して虚空な哲学の遠い深みに人を誘うのではなく、人智を超えた存在を意識させながらも人生を活き活きと楽しみ生きることの大切さを思い出させてくれるエネルギーと力に満ちているような気がしています。
http://www.kaychoir.org/
http://diary.jp.aol.com/rwkwszjhz/
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

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