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2008年5月21日 (水)

樫本大進&リフシッツ デュオ・リサイタル

Daishin Kashimoto(Violin)
          
Konstantin Lifschitz
(Piano)

080626vn6/26(木)pm7:00
東京オペラシティ

コンサートホール


 天才樫本大進が満を持しての来日公演。それを「ヴァイオリン・リサイタル」ではなく「デュオ・リサイタル」と呼ぶ由縁、それに今回の演目について語ってもらった。
 コンスタンチンと初めて会ったのは、僕がまだ13か14歳位の時スイス・ダボス の音楽祭でした。まだ10代の彼がまるで大人の様に成熟した演奏をするのを聞いて「天才だ!」とびっくりしました。以来いつか彼と共演したいと願い、何年か前に日本で2回だけの演奏会をもつことができました。以来コンスタンチンとはヨーロッパで何度か共演しています。
 僕は演奏会の時にはその場の雰囲気を大切にし感情を投入するのですが、彼は綿密な練習を繰り返して、完成された彼自身の音楽を演奏するタイプの演奏家なのです。ですから、一緒に演奏していると、はっとする事も多く、様々な事を学びます。
 今回、彼との共演に際し真っ先に頭に浮かんだのはベートーヴェンとショスタコーヴィチでした。彼にそのアイディアを話したところ、賛同してくれました。「クロイツェル・ソナタ」はコンスタンチンと初めて共演した時に弾いた思い出のある作品です。天才と狂気は紙一重とも言われますが、ショスタコーヴィチとベートーヴェンはその様な作曲家だと思います。
 どちらの作品もヴァイオリン・ソナタの傑作であるだけでなく、ピアノのパートは非常に難しく重要です。コンスタンチンとどの様な音楽が造り出せるか? とても楽しみです。
 2つのソナタが大曲なので、その前にはどんなヴァイオリンの作品を持ってきても上手く収まりません。この2曲の傑作の前に加えられる曲が無く、でもこの2曲だけでは少し短い。コンスタンチンは素晴らしいピアニストなので、「何かソロを弾いてもらえないか」と相談したところ、ショスタコーヴィチのピアノ・ソナタを弾いてくれることになりました。
 クロイツェル・ソナタは弾かれる機会が結構有ると思うのですがショスタコーヴィチのピアノ・ソナタとヴァイオリン・ソナタは日本ではあまり演奏される機会が無いと思います。6/11の金沢公演を皮切りに初台まで計6公演、コンスタンチンとの共演は自分でも楽しみにしていますので、是非皆さんにも聴いて頂きたいです。
 二人の略歴、今回のツアー日程など詳細は以下のHPでご覧いただけます。
http://www.japanarts.co.jp/
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

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コメント

この二人の音楽家(ヴァイオリンニスト、ピアニストでは無く、音楽家)のデュオは絶対見逃せません!!
1階1列2列15番の席を確保しました。
門馬様、終演後、お茶でもご一緒願います。

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