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2008年6月22日 (日)

コンサートオペラ「トスカ」 ラ・スコーラ×都響

ラ・スコーラ&豪華歌手陣による情熱の二夜
7/20(日)pm4:0008072022
7/22(火)pm6:30
サントリーホール

指揮:マルコ・ボエーミ
カヴァラドッシ
  ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラ
トスカ:並河寿美
スカルピア:直野資
アンジェロッティ:成田博之
堂守:今尾滋
合唱:東京オペラシンガーズ
児童合唱
  東京少年少女合唱隊

 このコンサートホールでのオペラは、昨年4月の「ラ・スコーラ&都響 熱きイタリア讃歌」公演の直後に、主役のラ・スコーラと指揮者マルコ・ボエーミ、それに都響の三者の間で急遽決まった。タイトルロールは、指揮者ボエーミの指名で並河寿美に。彼女は関西出身なので、東京ではさほど著名ではないが、震災後、西宮にできた兵庫県立芸術文化センターで佐渡裕指揮の「蝶々夫人」に出演し絶賛された。この6/21開幕の「メリー・ウィドウ」にもヴァランシエンヌ役で登板し、恋多き女を演じているところを拝見してきたばかりだ。これまでに「トスカ」、「フィガロ」、「魔笛」、「ドン・カルロ」などに出演している。
 ラ・スコーラは、1958年、伊パレルモ生まれ。故パヴァロッティに見いだされ、彼の師匠アリゴ・ポーラに師事した。82年のオペラ・デビュー以降、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、など世界各地で活躍、ポスト三大テノールの一人として注目されている。今回の来日でも、このオペラに先駆けてオペラアリアコンサートも開催される(7/13・東京芸術劇場)
 コンサートホールでのオペラで忘れがたいのは、飯守/東京シティフィルのワーグナー「ニーベルグの指輪」四部作だ。東京文化会館のオケピットを少し下げて、舞台上まで連続する斜面を作り、ピットも含めた舞台一杯にオーケストラが配置され、楽団の配置の中に縦横に登場人物が演じる場を設けるという大胆な演出だった。名付けて‘オーケストラル・オペラ’。
 その後、サントリーホール主催の‘ホール・オペラ’も話題になった。記憶に残るのは「ドン・カルロ」だ。第3幕、異端者の処刑の場面では本物の火がふんだんに使われ迫力満点の演出だった。しかし、その反面、残念ながら入場料が2万円を超えてしまった。
 コンサートホールでのオペラは、費用のかさむ舞台装置に工夫を凝らし、リーズナブルな価格で、オペラを身近なものにしようと考え出された手法だ。
 今回の都響初の‘コンサートオペラ’は、その原点に返って、出費を抑える工夫が凝らされている。ナビゲーター朝岡聡が例の名調子で活躍するのだという。而してチケット代は13,000円から3,500円、しかも65歳以上のシルバーエイジは3割引と優しい。
 こうした舞台では、演出、とりわけ照明がものをいう。コンサートホールを如何にして劇空間に変貌させるのか…、待ち遠しい限りだ。  
http://www.tmso.or.jp/j/concert_ticket/detail/index.php?id=3187 
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

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コメント

何日取り上げていただけるかと、じりじりしながら、お待ちしていました。私は、7/20にしました。
この日に、毎年続けている大学時代の仲の良いクラスメートを集め、クラシック音楽を聴き、その余韻を語り合いながら懇親をする会を2008年の例会とする事にしました。11名が参加します。
小澤

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