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2008年8月12日 (火)

首都オペラ設立20周年記念

第17回公演
ヴェルディ作曲 オペラ『ドン・カルロ』
9/6
(土)pm4:00080967
9/7
(日)pm2:00
神奈川県民ホール

 1989年、ヴェルディの『オテロ』で旗挙げした首都オペラ。4年後の93年の第2回以降、欠かさず続けてきた。
「当初は演出家・指揮者、それに演目によってはソリストの一部を海外から招聘していたが、新人の育成をはかり、オペラを幅広く親しみやすいものにすることを目的に、若手の歌手、新鋭の演出家を起用するようになった。 ニューイヤーコンサートなどのガラコンサートも催している。常に本物を求め、本物に触れながら地域の文化振興に寄与し、 世界に通じるオペラ集団を目指している」とは創始者の総監督・永田優美子の弁。
 とはいうものの、これまでの公演歴を眺めると、『カルメン』、『椿姫』など馴染みのオペラもあるが、『オテロ』をはじめ、『マクベス』、『運命の力』、『ファウスト』、そして今回の『ドン・カルロ』など、よその団体があまり手を出さない演目に挑んでいる。
 指揮者は、第4回公演の上岡敏之(当時、エッセン歌劇場指揮者)からオペラに縁の深い邦人が担当している。第5回「トゥーランドット」と第8回「ラ・ボエーム」が増田宏昭(同、ザールブリュッケン歌劇場指揮者)、第7回「椿姫」と第10回「ホフマン物語」、第13回「魔弾の射手」が渡辺麻里(同、オランダチクルス歌劇場指揮者)、第9回「さまよえるオランダ人」と第11回「マクベス」児玉宏(同、バイエルン州立コーブルク歌劇場音楽監督)、第12回「ラ・ジョコンダ」阪哲朗、第14回「運命の力」下野竜也、といった面々で、今回は、第15回「仮面舞踏会」で好評だった岩村力。
 オーケストラ・ピットにはいる楽団は、第6回公演「カルメン」から地元の神奈川フィルハーモニー管弦楽団。通算11公演担当している。
 演出は、第12回から新進の邦人を起用。今回は指揮者同様、第15回の「仮面舞踏会」で好評だった三浦安浩。三浦は、国立音大の声楽科出身だが、2002年から演出に転向し、まず演出助手として新国立劇場、二期会、藤原歌劇団、東京室内歌劇場などで研鑽を積み、ジョナサン・ミラーからその実力を認められた。新国の02年の「サロメ」、「椿姫」の演出補を務め、小劇場シリーズ「セルセ」で演出家としてデビューし、06年北とぴあ主催のハイドン「月の世界」で実相寺昭雄と共同演出、07年東京芸術劇場主催の「カヴァレリア・ルスティカーナ」で、その実力が認められることとなった。
 もう一人、制作陣で欠かせないのが、旗挙げ当初から照明を担当している奥畑康夫。戦後の日本オペラ界の先駆者で、情景明かりのプロでありながら斬新な試みにも秀でている。数々の賞を受賞し、日本の劇場立ち上げに数多く立会っている重鎮。彼の舞台を観る機会としても外せない。
 出演者の詳細、曲のあらすじなどは以下のHPでご覧ください。
http://www2p.biglobe.ne.jp/~jmo/
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

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