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2008年8月21日 (木)

9月のスクロヴァチェフスキ/読売日響

 1年半ぶりに聞いた先月のアルブレヒト。その「新世界から」は、これまで聞いた最良の秀演だった。過去の巨匠の録音にならあるかもしれないが、今後、生の演奏でこれ以上の演奏を聞くことができるとは到底思えない。 
 今月のサマフェス「三大協奏曲」に登場した新鋭、橘直貴はヴァイオリニスト長原幸太と息のあった演奏を聞かせた。しかし、続くチェロとピアノでは、ソリストと巧くかみ合っているように見えなかった。ソリストなしの管弦楽曲で彼の力量を見たいものだ。
0809_6 一日おいた「三大交響曲」の沼尻竜典、彼の「未完成」、「運命」、「新世界から」を聞くに及んで、7月のアルブレヒトの凄さにあらためて低頭した次第。巨匠の凄さは、年の功などという半端なものではない。で、9月に登場する後任の常任指揮者スクロヴァチェフスキは、外せない。3種のプログラムで5公演全てを一人で振るのだ。自作以外はよほどのことがない限り、暗譜というもの、半端じゃない。

円熟のブラームスとショスタコーヴィチ
ブラームス:交響曲 第3番第
シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲 第1番
ショスタコーヴィチ:交響曲 第1番

第474回定期演奏会
9/10(水)pm7:00 サントリーホール
 ブラームスやショスタコーヴィチに対して、もし何某かの思いを持っていたら、スクロヴァチェフスキは、その先入観を打ち砕き、昇華させて新たな作曲家像に塗り替えてしまうそうだ。新鋭アリョーナ・バーエワのヴァイオリンもその一翼を担う。

よみがえるドイツ音楽の伝統
シューマン:交響曲 第2番
R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」

みなとみらいホリデー名曲シリーズ
9/15(月・祝)pm2:00 横浜みなとみらいホール
第153回東京芸術劇場 名曲シリーズ
9/16(火)pm7:00 東京芸術劇場

 失意と葛藤のなかで書かれたシューマンの2番と、向かうところ敵なしの栄光の道を歩んだシュトラウスが描いた超人ツァラトゥストラ。この対極にある二作品を重鎮スクロヴァチェフスキが描き分けるのだという。

磨き上げられた2つのB
ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番
ブルックナー:交響曲 第0番

第103回 東京芸術劇場 マチネーシリーズ
9/21(日)pm2:00 東京芸術劇場
第506回 名曲シリーズ
9/22(月)pm7:00 サントリーホール

 ベートーヴェンを意識し続けた二大作曲家。その原点ともいえる作品を取り上げるスクロヴァチェフスキ。ブルックナーでは弦楽器の運弓法や楽節の区切り方にまで徹底して拘り、新境地を開くという。名手キムラ・パーカーのピアニズムにも注目!http://yomikyo.yomiuri.co.jp/season2008.htm
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。







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