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2008年9月 5日 (金)

東京室内歌劇場40周年記念 第121回定期公演
D.チマローザ《秘密の結婚》[ナポリ版]
世界復活初演08100405
10/4(土)pm6:00
10/5
(日)
pm2:00
東京芸術劇場
中ホール

 発足40周年公演の第二弾は、《秘密の結婚》の“国立音楽大学所蔵のナポリ初演用異稿” 、何と世界復活初演という。
 通常上演される《秘密の結婚》は1792年にウィーンで初演されたものだが、今回のナポリ初演用異稿は、その翌年にナポリで上演されたと想定されるもので、同時代の写譜が国立音大のコレクションの中に潜んでいるのが発見され、音楽学者山田高誌の監修により校訂されたものを使用するとのこと。 
 この《秘密の結婚》はモーツァルト没直後、皇帝ヨーゼフⅡ世の宮廷楽長に迎えられたチマローザが最初に作曲、ウィーンで初演された。皇帝が絶賛したため空前のヒット作となった。
 今回演奏されるナポリ版は、古巣ナポリに帰還したチマローザが変更を加えて翌年上演した別バージョン。その後、追加の楽譜の一部が欠落していたため当時の実態が不明のままとなり、演奏されることがなかった。まさに“世界復活初演”という訳だ。
 具体的な変更、追加点を列挙されても、初版のウィーン版を知らない私には詮無いこと。この改訂版をもって《秘密の結婚》としよう。
 18世紀末の市民層の台頭、女性の地位の高まり、さらにはオペラ・ブッファとセリアの融合などなど、世紀末の社会が直面した変革を読み解く鍵となる…と主催者の口上にある。
 チラシに小さく謳われているように当初の演出家が大御所から中堅に代わり、姉娘と伯爵役が急遽変更になるなど舞台裏は大わらわのようだが、今回の私のお目当てはバス志村文彦。今月初めの「愛の妙薬」にイカサマ薬売りで出演、ベテランの妙技を見せてくれた彼が、2人の娘を持つ大金持ち役で登場するのだ。
http://www.chamber-opera.jp/
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

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