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2008年9月 1日 (月)

土田越子ヴァイオリン・リサイタル
ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ
全曲演奏会
 vol.2

ピアノ 加藤洋之
9/28
(日)pm2:00
王子ホール
080928vn

 10曲のソナタとロマンス2曲、計12曲を今年と来年の春秋4回に分けて弾く、今回はその第2回。
 ベートーヴェンは10曲のソナタを15年かけて作曲した。3番までの初期、4、5番の中期前、6番から8番までの中期、9番と10番の後期に分けられるそうだ。それぞれの時期に特徴があり、似たものは二つとない。このシリーズは、「年代順にではなく、全体の作風の推移が分かるように割り振った」という。
「今回の曲は、第1番、4番、5番です。第1番は、10曲のヴァイオリン・ソナタの中の最初の作品であるにもかかわらず、すでに巨匠の片鱗が窺えること、また形式的にも大変すぐれ、ベートーヴェン独自の性格がすでに確立されていることが魅力です。それに、曲の最初の和音がファンファーレのように聞こえるのが印象的です。
 第4番と第5番は、作品23、作品24と続けて作曲されました。曲の印象は全く対照的ですが、実は多くの類似点があります。第5番が「スプリング・ソナタ」としてあまりにも有名なため、第4番はその影に隠れがちですが、両曲共に非常に深い思想があるので、1つの演奏会でこの2曲を続けて演奏することに大きな意味があると思っております」
 こうも云う。「ベートーヴェンの人生はどちらかというと悲劇的です。彼の唯一の癒しは自然でした。彼の音楽には終始一貫して自然のリズムが息づいていて、そのリズムの中で形式を作り、その形式は彼の精神性と結びついています。彼の音楽は透きとおっていて、身近な自然から普遍的な宇宙をさえ感じさせます。音楽の中に理想郷を築き上げたとも云えるのではないでしょうか」
土田さんのプロフィール、この全曲シリーズを企画した経緯、それに共演者については、初回の告知を御覧ください。↓
http://musicalacarte.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/vol_557b.html
http://www.hirasaoffice06.com/files/schedule.htm
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、全画面見られます。

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コメント

すばらしい演奏でした。バイオリンの音色がとても素敵でした。次回を楽しみにしています。

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