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2008年12月25日 (木)

東京室内歌劇場 創立40周年記念
G.リゲティ作曲 歌劇 ル・グラン・マカーブル
ドイツ語上演(字幕付き)Le Grand Macabre
2/7
(土)pm6:0009020708
2/8
(日)pm3:00
新国立歌劇場
中劇場

 現代作曲界の巨星ジェルジ・.リゲティ(György Sándor Ligeti ・1923-2006)が遺した唯一のオペラ《グラン・マカーブル》(大いなる死)は、1977年に作曲されたバリバリの現代曲。近年では、ザルツブルク音楽祭で上演されている。歌手にもオーケストラにも相当の難易度と体力を要する作品で、ベルクの《ヴォツェック》、《ルル》、ツィンマーマン《軍人たち》などがようやく我が国でも上演されるようになった今、東京室内歌劇場の創立40周年記念に相応しく、日本初演だ。
 リゲティの音楽は、キューブリック監督の映画「2001年宇宙の旅」など映画音楽でも使われるなど、クラシックファン以外にも人気の作曲家。1950年から母校のブダペスト音楽院で教鞭を執っていたが、56年のハンガリー動乱にさいして、ウィーンに亡命した。
 管弦楽、室内楽、声楽と、多才なリゲティだが、歌劇はこの1作だけ。架空の国ブリューランドを舞台に個性的な人物が次々に登場し、個性と個性がぶつかり合いながらストーリーが展開してゆく。時にパロディやジョークがふんだんにちりばめられ、笑いを誘う。また、現代人が漠然と持っている世界の終わりへの不安とどう向き合うか、といった現代的テーマ性が含まれている、約2時間の作品だという。
 東京室内歌劇場は1969年、畑中良輔、栗山昌良、若杉弘らによって創立。現代と古典の両方の分野で未発表ものを発掘し、毎年3、4回、意欲的な公演を重ねてきた。この公演は、昨年度から始まった「実験オペラシリーズ」の第2弾で、今回の指揮は大阪センチュリー交響楽団の名誉指揮者ウリ・セガル、演出は演劇界で知られる精鋭、藤田康城を迎える。
http://www.chamber-opera.jp/
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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