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2009年2月20日 (金)

三石精一 指揮   
東京ユニバーサル
フィルハーモニー管弦楽団
第25回 定期演奏会
“メンデルスゾーン生誕200年記念”
序曲「フィンガルの洞窟 作品26
ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64  独奏:川端成道
交響曲 第3番イ短調「スコットランド」作品56
4/10(金)pm7:00090410
東京芸術劇場

「第3番となっているのは作曲に手を着けたのが第4番より早かったからで、完成に12年を要し、初演は1842年で、4番、5番より後になった。メンデルスゾーンの最も緻密な仕事だ…」と、三石氏は語り出した。
 メンデルスゾーンは、ハイドンと入れ替わりに、ユダヤ人として、この世に生を受けた。なに不自由ない裕福な銀行家の息子としてハンブルクで育ち、10代から作曲家としても知られ、20歳の時にバッハの「マタイ受難曲」を復活蘇演し、その後のバッハ復興のキッカケをつくることとなった。同時にピアニスト兼指揮者として演奏旅行に出掛け、1831年からイタリア各地をまわり、イギリスへは20歳の頃から38歳で亡くなる短い生涯の間に20回も招かれて訪れている。
 戦前戦中、都内でピアノ好きの少年として10代を過ごした三石氏。疎開先から帰って、藝大指揮科の第1期生となったのは、「ピアノを弾きすぎて腱鞘炎をこじらせてしまったから」。しかし、在学中も卒業後も「暫くの間、日本を代表する歌手や器楽奏者たちの伴奏の仕事が忙しく指揮の方面に目を向ける余裕は殆ど無かった。それにしても、勉強中に作曲したフーガなどの譜面は何処に行ったかなあ~」。…伺っていると、何やらメンデルスゾーンとダブってくる。彼のその後のプロフィールは下記のHPでご覧いただけます。
 ヴァイオリン協奏曲は3楽章建てだが、ひと息入れず一気呵成に弾くよう指示されている。「実は、交響曲も同じように休まずに演奏します。一貫した音楽の流れを邪魔されたくなかったからでしょう…だからといって、同時代のベルリオーズやシューマン、リストなどのような革命児ではなく、保守的だったからこそ当時の上流階級に受け入れられたのだけれど…」と三石氏。
 一方で、「録音に残っている往年の巨匠たちは、ドイツ音楽の王道だからと、濃密で脂っこい、がっしりとした演奏をしている。しかし、実はもっとさらっとした淡泊な曲想だと私は思うのです」
 何とも待ち遠しい限りだ。
問い合わせ・申込み:TEL03-3387-8383
E-mail:uniphil.teien@mx5.alpha-web.ne.jp
http://www.mitsuishiseiichi-uniphil.com/
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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