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2009年3月10日 (火)

東京都響『作曲家の肖像』シリーズ

090404  今年度の都響は、芸劇シリーズの“作曲家の肖像”につき合うことにした。来年3月までの5公演のうち、何とベートーヴェンが3回、それにシベリウスとラヴェル。今年はじっくり楽聖ベートーヴェンとつき合ってみようと思う。その3回を、昨年4月プリンシパル・コンダクター(首席指揮者?)に就任したエリアフ・インバルが全て振るとあって外せない。そして、3回の前菜は、「コラリオン」、「レオノーレ」2番、「エグモント」と、楽聖の代表的な序曲。続いて、いずれの回もピアノ協奏曲と交響曲が組まれている。
 また、シベリウスのヴァイオリン協奏曲は私にとって因縁の演目だし、ラヴェルではデビュー当初からマークしていた下野竜也が「ボレロ」などを振る。
全公演とも、会場は池袋の東京芸術劇場。週末のマチネで、開演pm2:00

Vol.72ベートーヴェン4/4(土)
指揮:エリアフ・インバル
ピアノ:ゲルハルト・オピッツ
 
*序曲「コリオラン」op.62
*ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.19
*交響曲第3番「英雄」 変ホ長調 op.55
 いきなりインバルと、巨匠ピアニストのオピッツが登場する。この公演は既に残席少々だという。

Vol.73
シベリウス7/12(日)
指揮:ファブリス・ボロン
ヴァイオリン:ペク・ジュヤン

*交響詩「フィンランディア」 op.26
*ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47
*組曲「レンミンカイネン」-4つの「カレワラ」伝説 op.22
 交響詩はシベリウスの十八番(おはこ)だが、作曲された当時、帝政ロシアの弾圧で、「フィンランディア」の曲名では演奏できなかったという。唯一のヴァイオリン協は超難曲のようで、丁寧に弾いただけでは面白くも何ともない。これが超絶技巧を感じさせない名手の手にかかると、突然、超名曲に変身する。私のその初体験は、小林美恵の飯森/東響公演。もう10年ほど前のことだが、感動モノの超名演だった。その後、記憶に刻まれているのは丁々発止のラクリン、次いで練達のクレーメルだ。今回のペク・ジュヤンが4人目になることを期待している。
 指揮のボロンはフランスの指揮者だそうで昨春、新日フィルに客演している。この時の演目はフランスものだったので、シベリウスは未知数だ。

Vol. 74
ベートーヴェン11/29(日)
指揮:エリアフ・インバル
ピアノ:青柳晋

*序曲「レオノーレ」 第2番 op.72a
*ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37
*交響曲第7番 イ長調 op.92

Vol.75
ラヴェル20101/31(日)
指揮:下野竜也
ヴァイオリン:松田理奈
ピアノ:横山幸雄

*組曲「クープランの墓」
*ツィガーヌ
*左手のためのピアノ協奏曲
*ボレロ
 3回のドイツ音楽にフランス音楽を1回の演奏会で対抗するために、印象派の中でも端正で明快なラヴェルを選らび、名実ともに今や中堅の下野と横山をぶつけた。ツィガーヌはチャールダッシュ風味なので、思い切って若手の松田にかけたと、主催者の弁。それに、下野の「ボレロ」は見もの。期待したい。

Vol.76
ベートーヴェン20103/14(日)
指揮:エリアフ・インバル
ピアノ:小菅優

*付随音楽「エグモント」序曲
*ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 変ホ長調 
*交響曲第5番「運命」 ハ短調 http://www.tmso.or.jp/j/concert_ticket/by_series/list.php?series_code=4&series_year=2009
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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コメント

今年の都響の「作曲家の肖像」シリーズは素晴らしいです。
私はサントリーホールでのプロムナードコンサート・シリーズと合わせてWメンバーズ全10公演の年間会員券を求めました。
指揮者の面々と多彩なソリストをご覧ください。

               小澤

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