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2009年4月30日 (木)

ヴィオラスペース2009 vol.18
第1回東京国際ヴィオラコンクール

5/23(土)~31(日)0905232009
紀尾井ホール

“ヴィオラは人間を奏でる楽器だ!”を合い言葉に、“ヴィオラ音楽の祭典”ビオラスペースは18回目を迎えるのだが、今年は趣を一転させ、アジア初の本格的な国際ヴィオラコンクールを立ち上げた。
 「実は、ヴィオラ部門があっても4年に1度だったり不定期だったりで、本格的なヴィオラのコンクールは欧米にもないのです。なので踏ん張りました。審査員も、アメリカ、イギリス、オーストリア、フランスが各1人、日本人が3人と、本当にインターナショナルです」と審査委員長の今井信子さん。
 そこで、ガラ・コンサートなどの催しにはコンクールの審査員らも加わり、総勢17人のヴィオリストが出演する。
 その、気になるコンクールだが、出場者の応募を始めた昨年3月から昨暮の締切までに全世界から98人の応募があり、予備審査を経て選出された40名が紀尾井ホールで5/23から始まる第1次審査のために来日する。その内訳は、日本8、韓国7、中国6、フランスとアメリカ4、イスラエルとフィンランド、ドイツ、ロシアが各2、ベルギーとカナダ/台湾、台湾が各1人。名実ともに“国際コンクール”といえよう。
 5/25のワークショップ(審査員による公開練習)とガラ・コンサートを挟んで第2次審査、さらに5/29からの最終審査とガラ・コンサートを経て、5/31の入賞記念コンサートでフィナーレを迎える。
 ゲストには、1995年のヒンデミット・フェスティバル以来となるキム・カシュカシアンが再来日し、パリからジャン・シュレム、ザルツブルクからトーマス・リーブルがそれぞれ初登場。日本を代表する若手からベテランまで気鋭のヴィオラ奏者とともに華やかな饗宴が繰り広げられる。1次と2次審査、それにワークショップ(要・整理券)の見学は無料。申込み方法やコンサートの詳細は主催者のHPでご覧ください。
http://www.tivc.jp/
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2009年4月27日 (月)

石田泰尚&今川映美子 デュオ リサイタル
~ウィーンの夕べ~

5/27(水)pm7:00
横浜みなとみらい
小ホール

090527 数年前には地元民にも広く知られていなかった神奈川フィルが、今や3回に1回は残席僅かの公演を打つようになった。細身の茶髪、右耳だけにイヤリングという、クラシック音楽界では異例のキャラで集客に寄与している石田泰尚。20代で新星日響のコンサートマスターに就任、この楽団が東京フィルに合併された際に神奈川フィルのコンマスに移籍し、いまや“神奈川の星”。新星日響の賛助会の末席で旗を振っていた私は感無量だ。
 一方のピアニスト今川映美子は、2006年からシューベルティアーデ(ピアノ・ソナタ全曲演奏会)でシューベルトへの秘めたる思いを吐露。その珠玉のピアニズムに魅せられてきた。その第1回、ピアノ・トリオで共演したのが石田だった。
 今回の共演について、今川さんからコメントを頂きました。
「非公開のパーティなどを含めますと、今回で四回目の共演になります。今回の私のソロはチラシに謳った曲を変更して、シューベルトの「楽興の時」の第2番と6番を除く4曲を弾きます。その後に、ベートーヴェンのスプリング・ソナタとクライスラー3曲をデュオで演奏します。私が ウィーンに 留学していたこともあり、石田さんも是非シューベルトを弾きたいというご提案を戴きましたので、最後に難曲の「幻想曲 ハ長調」を披露いたします。皆様に楽しんで戴けるプログラムになったと思います。是非お出かけください」
 会場がさほど大きくなく、彼のテリトリーの横浜での公演なので、ノンビリして入られませんよ。
連絡先:Tel/fax:047-47-4833(浦畑) 申込みはfaxでのみ受付。
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2009年4月19日 (日)

カンブルラン、読響の次期常任指揮者に
就任の記者会見(4/14)
フランス人指揮者の面目躍如(4/18)

090414_6  来年4月、読売日響の第9代常任指揮者に就任が決まっているシルヴァン・カンブルランの記者会見は、絶妙のタイミングで行われた。会見の前後に彼の演奏会が予定されていたのだが、会見の前にはモーツァルトの序曲とベートーヴェンの4番と5番<運命>が、その週末(4/18)には得意のフランスものが組まれていたのだ。
 過去の共演歴は2006年暮れの2演目3公演だけ。フランス人の常任指揮者は彼が初めてだそうだが、「質の高さだけでなく、明るくフレンドリーで音楽的にも人間的にも良い関係がもてると判断した」と楽団の吉田事務局長。ご本人は「古典派とロマン派を組み合わせたプログラミングはお手のもの」といい、「<深刻なテーマでもスマートに語る>というフランス的な思考回路がフランス音楽のみならず、全ての音楽を指揮するときの私のスタイルといえるかも知れません」
090414_7 こうしたコメントに触れてから聴いたフランスものの公演は見事だった。バロック期の大家ラモーの佳作、ラベル晩年の傑作組曲<クープランの墓>、そしてロマン派へ大きな飛躍をもたらしたベルリオーズの革命的な大作「幻想交響曲」…
 これまで正直、フランス音楽音痴だった私だが、思わず聴き入り引きずり込まれてしまった。特に最後の大曲は、消え入るようなピアニッシモから怒号のフォルテッシモまで、耳障りな音色が全くなく、響きの全てが抵抗なく体内に流れ込んでいく。のど越しに何の違和感も生じない。楽団が彼の意を完全なまでに音に現している。過去に聞いた演奏は、ときに神経を逆なでするような音色に戸惑うこともあったのだが…きっと、初めてホンモノに出会ったのだと思う。
 それに、何と記者会見の資料には、2010年度のカンブルラン指揮の公演リストが配布されているのだ。4月ベートーヴェン・マーラー・シェーンベルク、5月モーツァルトとストラヴィンスキー、7月はベルリオーズ・オネゲル・ラフマニノフ・ムソルグスキー、それに、ハイドン・ヴァレーズ・マーラー、フォーレ・ドビュッシー・メシアン・デュティユーの3演目、11月がハイドンとストラヴィンスキー、それにドビュッシー・マーラー・シューマンの2演目。
 この中の、4月のシェーンベルク<交響詩>、7月のフォーレ<付随音楽>、11月のドビュッシー<交響曲>の題名は、驚くなかれ、いずれも『ペレアスとメリザンド』なのだ。“フランス人指揮者”の面目躍如といえよう。
 読響はカンブルランの3年間の任期中に創立50年を迎える。
 彼のプロフィールは以下のURLでご覧ください。
http://yomikyo.or.jp/info/conductors.php#sylcam
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2009年4月16日 (木)

シュナイト/神奈川フィル
シューマン・シリーズⅣ
最終回
5/16(土)pm3:00090516
神奈川県立音楽堂

 このシリーズのスタートを告知したのは、昨年2月22日のことだった。シューマンの交響曲を全4曲演奏する。普通なら「できれば避けて通りたい」演目だそうだ。が、それに敢えて挑戦したいと楽団員がシュナイトさんに頼んだという。昨年前半に第3番まで演奏したところで、会場の県立音楽堂が改修工事に入ってしまった。満を持しての4番だ。それに、今回は、とっておきのニュースがある。ピアノ協奏曲を弾くのは、マエストロのご子息ダニエル・シュナイトなのだ。
 この3月に音楽監督を辞すシュナイトさん。任期最後の公演終了時の懇親会で、ワインで顔を紅潮させ、おずおずと、「5月のシューマンの演奏会、指揮者はかなり有名な人なんだけど、ピアニストはまだ22歳の新人です…」と、シャイな一面をみせた。
 ダニエルは1987年生まれの22歳。2006年に日本でリサイタルを開いているそうだが、その翌年、第7回ミュンヘン国際ピアニスト青少年コンクールで優勝。欧州各国でリサイタルを開催している。
 後先になったが、神フィルの「シュナイト音楽堂シリーズは今回が第17回目になる。「古典派の偉人たち」が6回、次いで「フィルハーモニーの原点」が7回。昨年の3回のシューマン・シリーズでは、“これまでシューマンの交響曲に人気がなかったのは、曲のせいではなく演奏のせいだった”ことを立証した。
 今回の公演、実はもう良い席はほとんどない。マエストロのお陰で、この1年の間に神フィルの評判がファンの間に行き渡ったことはまちがいない。
http://www.kanaphil.com/
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2009年4月15日 (水)

ピアノとテノールの夕べ
ザラフィアンツ&田中誠

ハイドン没後・メンデルスゾーン生誕 200年記念
5/13(水)pm7:00090513
府中の森芸術劇場
ウィーンホール

「頭のてっぺんからつま先まで音楽が詰まっている」…かねてロシアのピアニズムに惹かれていた日本のピアニストが縁あってクロアチア在住のザラフィアンツに出会い、12年前の1997年、日本に呼んだ。数々のリサイタル、ロシア・フィル、チェコプラハ管、ザグレブ・フィルなどとの共演もさることながら、ALMレコードからリリースされている12枚のCDは、そのほとんどが特選盤など高い評価を得て、ナクソスからも3枚発売されている。カリスマ評論家の宇野功芳がリリースの度に絶賛、しているにもかかわらず、未だ爆発的な人気を得るに至っていないエフゲニー・ザラフィアンツ。
 今回はソリストとしての妙技を堪能するとともに、テノールとの共演を楽しむエンターテイメント。始めから終わりまで、いわばアンコール・ピースのオンパレードだ。
 弦楽器奏者がリサイタルで悩むのは共演者だ。ピアノが出しゃばりすぎても困るが、単なる伴奏者として後を付いてくるのでは共演にならない。歌手の場合には特にそれが云える。合唱団が指揮者次第で天と地ほど違った演奏になるのと同じだ。
 上のチラシを右クリックすると演目をご覧いただけるが、ハイドンとメンデルスゾーンのソロに続いて、テノールがメンデルスゾーンの「歌の翼に」とハイドンの「オンブラマイフ」。そしてショパンのノクターンの後に、ドニゼッティ、トスティ…といった具合に、“爽やかな5月の風が運ぶ名曲の数々”を楽しむ催し。 オパールのような煌めきを放つ音の詩人ザラフィアンツと心に響く気品ある美声と歌唱力の田中誠。
 田中は1980年、スウィートナー指揮のヘンデル「アチスとガラテア」でオペラデビューし、ワーグナーや邦人オペラに欠かせない重鎮。詳細は「ウィキペディア」でどうぞ。
サラフィアンツの公式サイトのURLは、
http://www.zarafiants.com/
主催者のHPは以下のとおり。
http://www11.ocn.ne.jp/~fnpov/index2-3-046.html
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2009年4月11日 (土)

第46回マリンバフェスティバル
朝吹英一先生ご生誕百年記念

5/22(金)pm6:30090522
第一生命ホール

 わが国の木琴演奏と作曲・編曲の先駆者、朝吹英一氏が設立した日本木琴協会が、半世紀近く続けているマリンビストのお祭り。今年は奇しくも“朝吹英一生誕百年”の記念すべき年に当たる。この協会は、現在、日本全国に支部、分室を有し、会員数は2,000人を超すという。「マリンバ、打楽器奏者はもちろん、指導者、愛好家の集まりで、この楽器に興味を持ち関心のある方なら、お子さんでもどなたでも会員になれます」という裾野の広い団体だ。
 マリンバの演奏会を御存じない方もおられようが、名手の手にかかると妙なる調べがホールを駆けめぐり、優美な舞台を体験することが出来る。視覚的にも楽しめるライブならではの催しなので、まさに“たかが木琴、されど木琴、これぞ木琴!”を実感して頂けよう。
 原曲がヴァイオリンとピアノやヴァイオリン・ソロなどの編曲もの、ソプラノが歌うラブソングもあり、武満徹を演奏する5人組、自作自演など多彩な活動を展開している安倍佳子の8人組など、華やかなアンサンブルの演奏も楽しみだ。今年の演奏者は、関東のほかに、北は北海道、西は名古屋、大阪、台湾からと幅広い。
演目と [演奏者] は以下の通り。
序奏とロンド・カプリチオーソ / C.サン=サーンス [増田陽子]
協奏的変容 「シギリヤ・ヒターナ」 / 今井重幸 [竹下麻子]
○と△のうた / 武満 徹~R.エンゲルマン
明日ハ晴レカナ、曇リカナ / 武満 徹~R.エンゲルマン
翼 / 武満 徹~B.ベッカー
[アンサンブル木精](市川須磨子,木村百合,下山沙織,佐々木雅代,寺澤春佳)
ツィガーヌ / M.ラヴェル[森田真紀]
竹林Ⅱ/ 安倍圭子
アトム・ハーツ・クラブ・デュオよりⅠ&Ⅳ / 吉松 隆
[浜 まゆみ、大熊理津子]
双子のラテン姉妹~イリーナ~Ⅰ運命Ⅲ心Ⅳダンス / 岡田加津子 [森田あや]
ラヴ・ソング~2台のマリンバとソプラノのために~ / J.スローアー
[髙藤摩紀、陳 俊庭、(ソプラノ 浅香真理子)]
カルメン幻想曲 / P.サラサーテ [笹谷久美子]
ザ・ウェーブ インプレッションズⅡ~マリンバ・アンサンブルと2人の打楽器奏者のための~/安倍圭子
[安倍圭子とマリンバ・アンサンブル・ジャパン](阿部 剛,大熊理津子,金丸 寛,中村友子,浜 まゆみ,港 菜都子,渡邉欣也)

http://members.jcom.home.ne.jp/jxa.marimba/
http://www.soundgallery.jp/concerts.html
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2009年4月10日 (金)

ワーグナー最後の楽劇「パルシファル」
第1回ワーグナー音楽祭「あらかわバイロイト」
5/15(金)pm4:00090515
5/16
(土)
pm2:00
5/17
(日)
pm1:00
サンパール荒川 大ホール

 かつて、アメリカがバクダットを空爆し始めたころ、「バクダット市内で上演するのに相応しい『バクダットの理髪師』というドイツ語のオペラの楽譜を見つけた。このオペラ公演のニュースが世界中に流れたら、アメリカは爆弾を落とすのを躊躇するだろう。人間のタテになろう」…この企画を提案し、自ら理髪師役を買ってでたバリトン歌手の田辺とおる。さすがにバクダット公演は実現しなかったが、都内で敢行した。その田辺が、長年荒川区の劇場で、様々なクラシック音楽の催しを展開してきた東京国際芸術協会とタグを組み、遂にワーグナーのオペラに挑戦する。
 日本でもこのところオペラは身近になった。著名な来日公演から市民オペラまで様々。だが、その大半はイタリア・オペラで、ドイツ・オペラはモーツァルトに限られるといってもよい。
 ワーグナーのオペラは、公演そのものが極めて少ない。彼のどのオペラも所要時間が4時間を超え、他のオペラの二倍近い超大作ばかりなので、興行的にも桁違いのパワーが要求されるからだ。それに欧米のように一演目を数週間続けられる状況にはない。
「奇しくも、ヴェルディと同じ年に生まれた天才中の天才ワーグナー。彼の到達した珠玉の世界を日本の皆さんに体験してもらいたい!」
 ドイツの歌劇場の専属歌手として活躍してきた田辺が、日本のオペラ事情に風穴を開けようというのだ。登場するソリストは18人、3公演なので出演者はその3倍。脇役で一人二役もあるが何と総勢50人に達する。ドイツのロストック市立国民劇場から指揮者と演出家、舞台監督(美術)の3人のスペシャリストを呼んだ。公演監督の田辺は、初日と3日目に違う役で出演、何と、ひとり三役。(主催の「東京国際芸術協会」のHP参照)
 中世スペインの伝説上の城。キリストに磔死をもたらした聖槍とその血を受けた聖杯を護る騎士たち、それを籠絡せんとする魔法使いや怪しげな女(魔女?)たち。こんな、いわば戦国時代に迷い込んで翻弄される青年パルシファル。ワーグナーが作曲だけでなく台本も手掛け、自ら「舞台神聖祝祭劇」と名付けた神秘的宗教劇。なので、所謂イタリア歌劇の悲話のような筋書きはない。
 それにしても、何故、最後のオペラから始めるのか・・・と問うたら、即、答えが返ってきた。
「こんなに世知辛い現代社会にあって、<悠久の時のながれ>に身を委ねられる、劇場の椅子に座っているだけで異空間に連れていってくれる作品は他にありません。他の曲は現実とのかかわりから切り離されておらず、象徴性が前面に出ているという点でパルシファルは随一の曲なのです」
<象徴的異空間>、それは、能や舞踊など、本来、日本文化の得意科目だったはず。だが、現代社会ではなかなか実感できないし、オペラ界の風潮もそちらにはシフトしていない。パルシファルこそ、いまの日本人にもっとも訴えるべき作品だ、という。愚者にしか見えないパルシファルが実は賢者だったのです。
http://www.tiaa-jp.com/tiaa_opera/index.html
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2009年4月 1日 (水)

佐藤 久成ひさや ヴァイオリン リサイタル
“ヴァイオリン名曲の至芸”

5/1(金)pm7:00090501vn
東京文化会館

 毎回、馴染みのない日本初演の秘曲を披露してくれるのだが、それが、しかめっ面しい学術的な発表だったことは一度もない。彼は、根っからのエンターテイナーなのだ。東京藝大を出た後、渡欧。ドイツ、ベルギー、イタリアに留学し、最後はベルリン芸術大学大学院で研鑽を積む。その後の活躍、経歴は、彼のHPでご覧いただくとして、これまでに集めた“秘曲の楽譜”は驚くなかれ、4万点という。その彼が今回くれたメッセージは…
 音楽がないと生きていけない佐藤久成です! 昨年11月のリサイタルに引き続き、ピアニスト岩崎淑女史を迎え、“ヴァイオリン名曲の至芸”と題し、古今の名作であるドビュッシーとベートーヴェンのソナタ「春」、ヴァイオリンの魅力が詰まった数々のヴィルトゥオーゾ作品(サラサーテ、バッジーニ、ヴィエニアフスキ、ポーランドの珍しいアンジェヨフスキ)、デンマーク・ロマン派の叙情的で美しいニルス・ゲーゼなど、多彩なキャラクターを持つプログラムをお届けいたします。
 ライフワークの「知られざる作品・埋もれた楽曲を紹介する」活動として、世界中で、4万曲を超えるオリジナル絶版楽譜・アンティーク楽譜・初版譜を蒐集、それら未知の作曲家や楽曲の発掘・紹介・放送・レコーディングを積極的に行っています。その中から今回は、10年前にチェコ演奏旅行中で発見した「スタニスラフ・スーダ(1865~1931)作曲の“バラード”(1911年作)」を取り上げました。哀愁漂うチェコの知られざる秘曲です。バラードの楽譜は、既に絶版になっている古いものですが、きれいな女性の絵が描かれていて雰囲気のある表紙です。
 ピアニストの岩崎淑女史は、著名なアーティストとの共演も数多く、多彩な演奏活動をされています。昨秋のリサイタルで13年ぶりに共演しまして、改めて、ともに音楽を奏でることの素晴らしさを学び、たくさんの心の栄養をいただきました。
http://www.hisayasato.com/
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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