無料ブログはココログ

« | トップページ | »

2009年6月 3日 (水)

浦山純子 ピアノリサイタル
「心の旅への誘い」シリーズ Vol.
7/1(水)pm7:00090701
旧東京音楽学校奏楽堂

 2005年にイギリスから帰国した浦山純子が、いよいよ日本国内で本格的な活動を開始する。このリサイタルは、芭蕉の『奥の細道』から発想して作曲された柏木俊夫の『芭蕉の奥の細道による気紛れなパラフレーズ』という作品にスポットを当てている。
「11年のヨーロッパ生活の中で実感したのは、日本の素晴らしさ、とりわけ、東北出身の私にとって特別な思い入れのある『奥の細道』です。柏木氏は、第2次世界大戦中に防空壕でこの曲を着想されました日本の香りに加え、ドビュッシーやラフマニノフを思わせるようなエッセンスを融合させた響きで、私たちを神秘的な空間へと誘ってくれるのです。また、この作品は、私の恩師である故・安川加壽子先生が一部初演を行ったという嬉しいご縁もあり、今後もライフワークとして取り上げていきたい、と張りきっております」
 このパラフレーズは、17曲から成るが、今回はそのうちの6曲を取り上げ、来春と再来春、計3回に分けて完結させるという。
 今回は その前に、今年生誕200年を迎えるメンデルスゾーンの『無言歌集』から抜粋を演奏する。「彼は私と同じ“2月3日生まれ”で、特に身近な存在に感じています。『音楽は言葉にならなかった詩(うた)』と言われますが、皆様がイメージを膨らませやすいよう、全てタイトルが付いている曲を集めました」
 奥の細道のあとの後半はシューマン『幻想曲』。「ほとばしる情熱とともに壮大な世界へと私達を導いてくれる素晴らしい曲です。この曲は私にとって大変思い出深く、日本学生コンクール受賞コンサート、高校卒業演奏会、国際コンクール、そしてロンドン・ウィグモアホールデビューなどで演奏しています。私の成長に寄り添ってきてくれた特別な作品です。さらに、この楽譜には、シューマン自身が選んだドイツの詩人シュレーゲルの詩が各章ごとに添えられているのですが、その詩が何と芭蕉の俳句の精神に通ずるのです。これは、ご縁といわざるを得ません」
 浦山さんは、4歳よりピアノを始め、桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部ピアノ科を卒業後、ポーランド国立ワルシャワショパン音楽院に留学。1995年ラジヴィーウ国際ピアノコンクール優勝、及び最優秀ショパン賞(ポーランド)、1998年ポリーノ国際ピアノコンクール最高位(イタリア)をはじめとする数々の賞を受賞。96年からロンドンを本拠地とし、欧州各地でソロリサイタル、コンチェルトから室内楽に至るまで幅広く活動している。…と、凄いキャリア。その先は下記の彼女のHPで、ご覧ください。
http://www.junkourayama.jp/
 会場は上野公園内の旧東京音楽学校奏楽堂。ここは、山田耕作や滝廉太郎も活躍した日本最古のコンサートホールで、重要文化財にも指定されている由緒ある舞台。「何と柏木さんは、この奏楽堂の1階に展示してあるブリュートナーのピアノでこの「奥の細道」を作曲されたというのです。これもまたご縁というほかありません」
 一方で、浦山さんは全世界に約1500人いるスタインウェイ・アーティストの一人でもある。
http://www.steinway.co.jp/artist/concert_artist/urayama.html
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

.

« | トップページ | »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« | トップページ | »