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2009年6月12日 (金)

紫園 香 フルート リサイタル
KAORI SION FLUTE RECITAL
ピアノ:藤井一興 クラリネット:柳瀬 洋
7/18(土)pm4:00090718_f
東京文化会館
小ホール

 紫園さんの自主リサイタルは、1985年を皮切りに、2005年までに16回。今回が通算17回目になる。
「今回のプログラムは、私の人生の<出会い>がテーマになっています。偉大な芸術家であり信仰者であったJ.S.バッハ、C.フランク、そして、敬愛してやまない作曲家であり恩師の川崎優氏、デビュー後ずっと共演して下さっているピアニスト藤井一興氏、日本のクリスチャン音楽家の集まり<ユーオーディア~キリストの香~>代表のクラリネット奏者柳瀬洋氏…それらの優れた方々との出会いによって、現在の私があります。前回の自主公演から4年たち、その間に二人の父が天に召されました。天国の生命を考えてCD「Born  again~新たなる旅立ち~」を録音しました。<死>は終わりではないと思うのです」
 以下、紫園さんのプログラムノーツをチョット先取りしました。              
 一曲目の.バッハ「ソナタロ短調BWV1030」は、バッハのフルートソナタ全曲の中で、最も緻密なポリフォニックなスタイルをとっており、バッハ以外の何人にも、これに並ぶ作品を書くことはできなかったと思われる傑作です。フルートとピアノの右手、左手が、それぞれ独立した声部をなして絡み合う、いわゆるトリオ・ソナタの形をとっています。
 川崎優氏の「フルートとピアノのためのソナタ 第2番<ワン・ムーヴメント>」は、氏が未だ若い1961年の作曲。今回は是非この曲を、とのお達しです。
 M.エマヌエルの「フルートとクラリネット、ピアノのためのソナタ」。彼は、作曲素材のほとんどを古典派やロマン派の伝統以外のものから得ました。それはフランス音楽を、制限するすべてのものから解放するためでした。
 H.ヴィラ=ロボスの「フルートとクラリネットのための14のショーロ 第2番」は、ブラジルのポピュラー音楽との深い関わりを確立した最も独創的な第2期の作品で、その頂点に位置します。この第2番は、特にフルートとクラリネットという独創的な組み合わせによる音色と、熱を帯びた哀感が魅力です。
 しんがりは、フランクのソナタ イ長調。ヴァイオリン曲をフルートで演奏します。彼はパリのコンセルウ゛ァトワールのオルガン科教授としても多くの門下生を教育し、弟子たちはフランキストと呼ばれて、大きな一派を作りました。しかし、「彼が演奏するのは、人に聴いてもらうためではなく、神と自分の良心のために最善を尽くすためだった」(ヴァンサン・ダンディ「フランク伝」より)
 “真摯”の一言に尽きる紫園さん。この1曲と最初のバッハを聴くだけでも行く価値がある。彼女のCDには、師匠の川崎優氏の曲や毎回の共演者、藤井一興氏が彼女に献呈した小品もある。     
http://homepage3.nifty.com/kaori-sion/jin.html
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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