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2009年9月22日 (火)

バイロイト祝祭ヴァイオリン・クァルテット
Bayreuth-Festival Violinquartett 
10/16(金)pm7:00
浜離宮朝日ホール

 ワーグナーの聖地、バイロイト音楽祭に長年出演している
    ヴァイオリニストたちによるハーモニーの醍醐味091016vq

 弦楽四重奏(ストリングス・クァルテット)といえば普通はヴァイオリン2、ヴォオラ、チェロの4人だ。ヴァイオリン4人のクァルテットなど、前代未聞。だが、ホントにあるのだ。
 バイロイト祝祭ヴァイオリン・クァルテットは、バイロイト音楽祭を支える祝祭管弦楽団の第1ヴァイオリン奏者4人によって2005年に結成された。メンバーは、以下、次の通り。
ベルンハルト・ハルトーク
 
(同祝祭管コンサートマスター、ベルリン・ドイツ響第1コンサートマスター)

ミヒャエル・フレンツェル(ドレスデン・シュターツカペレ第2コンサートマスター)
ウルフ・クラウゼニッツァー(ニュルンベルク・アウクスブルク音楽大学教授)
真峰紀一郎(元ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団)

と、いずれも豊富な経験を誇る腕利きブレーヤーばかりだ。
 その真峰氏から、今回の来日公演についてメッセージを頂いた。少々長いがほぼそのまま紹介しよう。演目が一部チラシと異なるが、こちらが最新とのことだ。
 私たちのクァルテットは、ヴァイオリン4本で編成され、通常のヴァイオリン2本,ヴィオラ、チェロで編成される弦楽四重奏団とは異なります。メンバーは皆、ドイツ国内で確固たるポジションを持ち、経験豊かな素晴らしい音楽家で、長年バイロイトの祝祭オーケストラにも参加する、第一ヴァイオリンの中核メンバーでもあります。
 2005年夏、皆で「今までやったことが無い、何か変わった編成でアンサンブルをしよう」と話し合い、発足しました。以来、毎年夏バイロイトとその近郊でコンサートをもち、好評を得ています。たまたま、それを日本の評論家、音楽マネージャーの方々が知って「日本ではこれまで聴くことができなかった、楽しく、しかも充実した演奏だ」と気に入ってくださり、その方々の友情とご尽力で、今回の日本演奏旅行が実現の運びとなりました。
 今回のコンサートのプログラムは、8曲から成り立ちますが、その内4曲は、この編成のために作曲された、オリジナルの作品です。
 先ず、<テレマン>の四つのヴァイオリンの協奏曲は、この編成のために書かれた最もポピュラーな曲と云えるでしょう。ハ、ニ、ト、の長調が3曲ありますが、今回私たちは<ト長調>を演奏します。
  <ダンクラ>のクァルテットは、<キラキラ星>をテーマとし、8つのヴァリエーションで構成された、とても楽しい作品です。
 <ラッヒナー>は、ウイーンで晩年のシューベルトと親交があった作曲家ですが、シューベルトよりずっと長生きして、沢山の作品を残しました。この作品は、確かにその影響の感じられる明るい曲です。
 <バシェーヴィッチ>は20世紀半ばに亡くなったポーランドの女性作曲家で、この作品はとても情熱に満ちています。
 私たちのアンサンブルは、上記の如く<バイロイトのワーグナー音楽祭>で生まれました。そこで、その関係を強調するべく、現存の著名な作曲家二人に次の2曲を委嘱しました。
 ラディスラウ・クプコヴィッチ:4つのヴァイオリンのための"ローエングリュン・ヴァリエーション"(2008)と、フォルカー・ダヴィッド・キルヒナー:4つのヴァイオリンのためのエレジー "エッコ ヴェネツィアーノ" (2009)です。
 “ローエングリュンヴァリエーション”は、<ローエングリン>のメロディをテーマとした明るく、機知に富んだ楽しい曲です。それと対照的に、キルヒナーの作品は、ヴェニスで亡くなったワーグナーを偲び、<トリスタンとイゾルデ>の半音階を用いた、とても静かで落ちついたエレジーです。
 次に<ヴィヴァルディ>の、四つのヴァイオリンのロ短調の協奏曲は、バッハが4台のチェンバロの協奏曲にアレンジしたほど知られた曲です。ハルトーク君の楽団を定年になった第一ヴァイオリンの仲間 ゲルハルト・ロイター君が、私たちのカルテットのために昨年編曲してくれたものです。通奏低音やオーケストラのトウッティのパートも、四人に分担されています。
 <魔笛>は、モーツアルト没の翌年、1792年に当時の作曲家が匿名で、2本のヴァイオリン又は2本のフルートに編曲したものを基に、1998年二人の日本人を含む、4人のチームが4本のヴァイオリンのためにアレンジしたものです。9曲のアリアから成り立っていますが、私たちは今回そこから6曲選んで演奏します。
今回の来日公演は他に、10/11玉川高島屋、10/12名古屋、14/14大阪、10/18松本で予定されている。
問い合わせ:KAJIMOTO・03-3547-0969
http://www.kajimotomusic.com/concert/index.php?main_content_exp=299#ja
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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コメント

小生の好奇心が、紀尾井ホールのジョセフィン・リンVnリサイタルに打ち勝ちバイロイトの4人のVn弾きを選びました。さあ結果はどうでしょか?

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