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2009年9月15日 (火)

フィオーレ・オペラ「椿姫」“水を得た魚の如く”
市川市文化会館小ホール9/13公演

Trm1040546_3  これまで多彩な役をこなしてきているソプラノ西正子さんが昨年、「トスカ」公演を皮切りに立ちあげたオペラ団体「フィオーレ・オペラ協会」の第2回公演。Trm1040568
 タイトルロールで出演し、自ら演出も手掛けた西さんは、秀逸な歌唱で会場を圧した。つい最近、若い歌手さんらに「ピアニッシモで惹きつけられる巧みの技を焦らず身につけていけば…」なんて訓を垂れましたが、西さんは見事にそれを身につけておられました。470人収容という手頃な会場が幸いしていると思う。
 各幕に相応しい舞台装置が据えられ、スポットライトを使わず、客席の左右側面からの照明が登場人物を浮き上がらせる滑らかな色調も見事だ。    Trm1040731
 今回、共演したアルフレードの笛田博昭とジェルモン須藤慎吾は、どちらも西さんとデュエットのCDをリリースしている仲。 「今回、演出まで手掛けることにしたのは、色々な演出家の舞台で様々な椿姫を演じてきましたが、共演者の方々、特にアルフレードとジェルモン役のベテランお二人は演技も達者な方で、自分の役柄を熟知しておられます。 Trm1040842共通の舞台イメージをいわばトロイカ方式で…」という西さんの目論見は見事に結実した。気心知れた役者の充実した演技が次々と展開。手に汗握るドラマを楽しませてもらった。…読み返すと誉めすぎにも見えるが、でもその通りの舞台だった。
 で、最後にひとつ、今後のために…楽団の編成は、下手寄りの客席を10個ほど取り除いて、弦5部と打楽器、それにアップライト・ピアノで、管楽器のパートをピアノが受け持っていました。ピアノがエレクトーンだと、通称“ハイブリッド・オーケストラ”となって、オペラなのに時々ピアノが聞こえてくるという違和感はなくなるとおもいます。 
*写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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