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2009年11月20日 (金)

デプリースト指揮 東京都交響楽団12月公演
横浜スペシャル公演
12/11(金)pm7:00横浜みなとみらいホール
東京定期演奏会2公演
12/16(水)
pm7:00東京文化会館
12/18(金)pm7:00サントリーホールTrim

 昨春までの3年間、東京都交響楽団(都響)の常任指揮者を務めたジェームズ・デプリースト。クラシック音楽に関心おありの方は、電動式車イスで登場し、そのまま指揮をする黒人指揮者をご記憶かも知れない。彼が、一年半ぶりに都響に帰ってくる。
 1936年フィラデルフィア生まれ、名コントラルト歌手マリアン・アンダーソンは伯母に当たる。今年73歳になるが、同年代に日本で知られた、デュトワ、メータ、インバル(現都響プリンシパル)などがおり、小澤征爾は1歳年上、アシュケナージは一歳後輩。という世代だが、その生い立ちは彼らとはちょっと違う。
 修士号や名誉博士号を13も持っているそうだが、最初に得たのはペンシルヴァニア大学の経済学と科学、映画等の修士号という。22歳でフィラデルフィア音楽院に入学し、指揮者を志す。卒業翌年の62年米国務省主催のバンコク・ツアー中に小児麻痺に犯される。両足麻痺で車イス生活を余儀なくされるが克服。2年後のミトロプーロス国際指揮者コンクールに優勝(アメリカ人初)。バーンスタインが音楽監督を務めるニューヨーク・フィルの副指揮者に就任し、プロの指揮者の道を歩む。しかし、本格的なクラシック・コンサートで起用されたかったことから奮起、欧州に渡って69年ロッテルダム・フィルでヨーロッパ・デビューを果たす。以後ストックホルム、アムステルダム、ベルリン、ミュンヘン、シュトゥットガルトなどの楽団を客演し、72年に生まれ故郷フィラデルフィア管弦楽団の指揮台に立つ。同時にワシントン・ナショナル交響楽団の准指揮者に就任し、その後カナダのケベック交響楽団の音楽監督を76年から7年間務めた。
 80年から23年間のオレゴン交響楽団音楽監督時代に、世界トップクラスの定期会員契約率が話題になり、聴衆から支持される人気指揮者として注目された。北米の主要オーケストラを数多く客演し、99年にはタングルウッド音楽祭やアスペン音楽祭50周年記念オープニング公演など華々しい場で活躍した。2004年ジュリアード音楽院の指揮科とオーケストラ科の監督に就任し、その後、都響の常任指揮者就任という次第だ。
都響スペシャル「横浜公演」(12/11)
 デプリーストの1年半ぶりの都響再会イベントは、モーツァルト最後の交響曲41番『ジュピター』とホルストの組曲『惑星』で開幕する。ジュピターはギリシャ神話の最高神であり、太陽系最大の第5惑星ジュピター「土星」。ホルストの組曲では4曲目に登場する。由来は違うが同じ“ジュピター”という心憎い選曲。「実は5年前に別の指揮者で完売したという御縁がある演目」と守屋チーフプロデューサー。「モーツァルトの堂々たる風格とホルストの神秘的なサウンドをマエストロが、端正に表出してくれるはず。新たな作品像との出会いをお楽しみください」
 女声合唱に栗友会合唱団が共演する。
定期演奏会Aシリーズ(12/16)・Bシリーズ(12/18)
 東京文化会館(A)・サントリーホール(B)共通プログラム。この公演は曰く付きの演目だ。まず、シューマン晩年の名作ヴァイオリン協奏曲(1853年)だが、作曲家から献呈されたヨアヒムが封印。1937年ベルリン図書館で発見、初演されるまで84年を要した。しかも、おり悪くナチス政権時代とあって国策に利用されるなど不遇を託った。曲はロマンティックな陰影と演奏困難な技巧が交錯する逸品。2曲目はブルックナー交響曲第7番。彼が大家として認められた初の成功作。「明るく壮麗な曲調からワーグナーへの哀悼の意が込められた厳かな葬送の調べまで、変化に富んだ楽想に魅了されたい」
 入場料など詳細は下記のHPでごらんくだだい。
http://www.tmso.or.jp/j/concert_ticket/by_month/index.php?year=2009&month=12
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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