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2009年12月15日 (火)

「兵士の物語」 ~言葉と音楽のシリーズ~
日経ホール
12/25
(金)~12/28(月)
計6公演
http://www.heishi.jp/ticket.php

作曲=ストラヴィンスキー091226_2
原作=アファナシェフ
脚本=C・Fラミューズ
翻訳=岩切正一郎
演出=白井晃
出演=石丸幹二
ピアノ=石岡久乃
パーカッション=平子久江


 最初に「兵士の物語を」見たのは、故・岩城宏之指揮の管打楽器アンサンブルで、字幕ナシ、プログラムノーツに予め目を通しておかなかったので、ちんぷんかんぷん。やっぱりストラヴィンスキーなどという現代音楽は私には無理だと思ったものだ。2度目は今年、金昌国指揮アンサンブルofトウキョウ。こちらはナレーション付きの親切な演出のおかげで、楽しめた。と言うわけで、今回は3度目だが、なんと、日本語上演だ。
 一昨年末に劇団四季を退団した石丸幹二の舞台復帰第1作「イノック・アーデン」は、「言葉と音楽」のシリーズ第一弾として大きな話題を博した。石丸は、その第二弾にストラヴィンスキーを選んだ。
 89歳と長寿のストラヴィンスキー(1882-1971、何と70年安保の翌年まで生きていた!) の36歳の作。「2部構成、語られ・演じられ・踊られる物語」という一人芝居。
 折しも第一次大戦末の大不況の時代。旅回りしやすいようにと、楽団はクラリネット・トランペット・トロンボーン・ヴァイオリン・コントラバス・打楽器という小編成。「イノック・アーデン」で好評だった白井晃の演出で、まさに、デフレ・スパイラルのまっただ中の昨今、今回のバックは、ピアノと打楽器だけ。 声楽出身の舞台俳優石丸幹二が1人4役に挑む。 
 人間の正と悪を描く物語で、悪魔が持ってきた未来の出来事がすべて書かれているという(誘惑の)書物と、自分の大切にしてきたヴァイオリン(魂)を交換し、巨万の富を手に入れた兵士の話。しかしその誘惑を断ち、ヴァイオリンを取り戻して王宮内の眠りの王女を救い出す、というサクセスストーリーの展開だが、最後に欲張ってしまったため、悲劇をむかえてしまうという筋書き。音楽と言葉が絶妙にかけあうこの傑作中の傑作に、石丸幹二がどう取り組むか興味津々なのです。
http://www.nikkei-hall.com/event/?act=detail&id=109
http://www.heishi.jp/
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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