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2010年1月13日 (水)

ウィーン放送交響楽団 来日公演
首席ドゥ・ビリー、任期の最後を飾る海外遠征

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ウィーンで、ウィーン・フィル、ウィーン交響楽団と共に三指に挙がるのがウィーン放送交響楽団だ。大好評だった昨春の来日に続き、新年早々、またやってくる。
 ウィーン放送響は、1969年に設立された。2002年からベルトラン・ドゥ・ビリーが首席指揮者を務めており、優美な柔らかい音色を聴かせるオーケストラとして知られている。過去にはバーンスタイン、ペンデレツキ、ルトワフスキなど数々の現代作曲家の作品を、作曲家本人の指揮で初演するなど、名門の管弦楽団なのだ。
 今回は、首席指揮者ドゥ・ビリーとともに、満を持しての来日公演。というのも、彼はこの春に退任予定で、任期の最後を飾る遠征なのだ。
 パリ生まれのドゥ・ビリーは、ドイツのデッサウ・アンハルト劇場、ウィーン・フォルクスオーパーの指揮者を務めた後、ベルリン、ハンブルク、バイエルン、ウィーンの各国立歌劇場、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、モネ劇場、パリ・オペラ座、メトロポリタン歌劇場、バルセロナ・リセウ大劇場などで客演と、欧州の著明な指揮者が歩むように歌劇場でキャリアを積んできた。
 1998年以降、ウィーン放送響と欧州各地の音楽祭に参加し、首席指揮者に就任以降、毎年ザルツブルク音楽祭に出演している。古典派、ロマン派音楽と共に20世紀の音楽も重視。現代作曲家の初演も数多く行っている。また、多くのCDをウィーン放送響と録音していることは、ネットを閲覧すれば一目瞭然だ。

Aプログラム「オール・ベートーヴェン」
2/20(土)pm2:00・横浜みなとみらいホール
2/25
(木)pm6:30・杉並公会堂
3/7
(日)pm2:00・東京オペラシティコンサートホール

 序曲「エグモント」で幕を開け、交響曲「運命」と「田園」、同時期に作曲された二つの大作を披露する。「傑作の森」と呼ばれるベートーヴェン中期の黄金時代に属する作品ばかりという、垂涎のプログラム。作曲家としての生涯をウィーンで過ごしたベートーヴェンの音楽への情熱は、脈々と受け継がれ、現代のウィーンの演奏家にも熱く息づいているにちがいない。

Bプログラム「フランス・スペインの名曲」
3/5(金)pm7:00・所沢市民文化センター 
3/6
(土)pm2:00・東京オペラシティコンサートホール

 音楽界に新風を吹き込むフランス人指揮者ドゥ・ビリー。欧米の一流歌劇場で大成功を収めた彼のレパートリーはラテン系にも及んでいる。
 Bプロはがらりと雰囲気が変わって、フランスとスペインの名曲集。ファリャのバレエ音楽「三角帽子」、ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」と交響詩「海」。それに、とっておきがもう一つ。今回のツアーにはハープ界の貴公子、ウィーン・フィルのソロ・ハープ奏者グザヴィエ・ドゥ・メストレが同行する。ロドリーゴがギターのために作ったアランフェス協奏曲をハープで演奏するのだ。哀愁ただよう美しい旋律でお馴染みのこの曲がどう奏でられるか、興味は尽きない。
http://www.koransha.com/orch_chamber/RSOwien2010/index.html
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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