無料ブログはココログ

« | トップページ | »

2010年2月 5日 (金)

神戸市室内合奏団
2009年度 定期演奏会シリーズ
没後200年ハイドン・イヤーに捧げる1年

3/5(金)pm6:30 神戸文化ホール中ホール
3/7(日)pm2:00 紀尾井ホール100307_2

 1922年生まれというと今年88歳になる、ゲルハルト・ボッセさん。客演指揮者ならいざ知らず、98年に神戸市室内合奏団の首席指揮者を引き受け、2年後の2000年に音楽監督に就任し、丸10年。
 今回のハイドン没後200年にメッセージを寄せておられるが、ボッセさんとハイドンといえば、90年代にカザルスホールで新日フィルと交響曲の全曲演奏に挑んでおられたのを思い出す。97年からは新日フィルが拠点とした新設すみだトリフォニーホールに移って続行した。その頃、「小さいときから弾いていたから、ヴァイオリン弾きとしてはベテランだと思うけど、指揮者としてはゲヴァントハウス・バッハ管弦楽団を設立した1962年からなので、僕は新米です」…忘れられない言葉だ。
 この謙虚な取り組みのお陰だろうか、新装なって間もない杉並公会堂で彼が振ったアマオケのベートーヴェンの「第7番」は、常設のプロ集団も脱帽するほど、秀逸だった。
 今回の演目はチラシにある如く、交響曲第49番「受難」の前にバッハのブランデンブルク協奏曲 第4番、休憩後にベートーヴェンの交響曲第2番を演奏する。
 ボッセさんが昨年寄せられたメッセージに耳を傾けよう。
…過去の大芸術家たちの精神的遺産に触れる時、大作曲家たちの作品を演奏することを許される時、私の胸には、ただ、ただ感謝の念が溢れます。
 ハイドン没後200年にあたる今年、神戸市室内合奏団と私は、少しでも多くの人にこの大作曲家の偉大さに注目していただきたくて、プログラムに工夫を凝らしました。
 ハイドンは、彼の生前、既に世界的な名声を得た大スターでヨーロッパ全土どころか、アメリカにまで、作品の筆写譜が渡っていたそうです。出版社は挙って彼の作品を出版し、編曲版も数多く出して、家庭でも愛好家に楽しまれていたようです。
 若い頃から晩年まで、その創作意欲は衰えを知らず、常に新しい試みに挑み、多彩なジャンルの作品を生み出していったハイドン。現代では、ハイドンが演奏される機会があまりにも少なく、常々残念に思っていましたが、今年は世界中でハイドンが鳴り響くことでしょう。皆さんも「交響曲の父」などという一面的な括り方では表しきれないハイドンの多面的な音楽の素晴らしさを味わって下さい。
 私はハイドン・イヤーに係わらず、今までも好んでハイドン作品を演奏してきましたが、ハイドン・イヤーが終わってからも、常にハイドンと共に在りたいと思っています…
 神戸市室内合奏団は、81年、神戸市によって設立された弦楽合奏団。神戸を拠点に、クラシック音楽の魅力、楽しさを市民に広く提供している。ボッセ氏に導かれて磨き抜かれた緻密なアンサンブルと豊かな音楽性でクラシックファンを魅了している。
http://www.kobe-ensou.jp/ensemble/index.html
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

.

« | トップページ | »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« | トップページ | »