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2010年2月10日 (水)

ソナール・カンタンドSonar Cantando
「敬虔なるドイツ・バロック」

3/13(土)pm4:00・富士見丘教会
4/29(木・祝)pm4:00・二俣川教会

100313“Sonar Cantando”はイタリア語で「歌いつつ奏する」という意味だそうで、歌い手でありながら同時に楽器を奏でる春日保人をはじめ、4人のメンバー全員が楽器を奏で歌心(カンタービレ)をもち、作品の“情感”の表現を目指すアンサンブル。これまでに「情熱のフランス・バロック」、「魅惑のケルティック・バロック」など独創的なプログラムを展開しており、「音楽の友」誌のコンサート・ベストテン2008に選出されている。
 今回のコンサートについて丁寧なメッセージを戴いた。キーワードは“時代の狭間に生きた作曲家”だという。
…なんといってもメインはエルレバッハ(1657-1714)です。ドイツのバロックというとまず後期バロックのバッハ、そして初期バロックのシュッツやブクステフーデなどが挙げられますが、その中間に生きた作曲家はどうしても変遷の中に埋もれがち。
 エルレバッハはその狭間に生きた作曲家ですが、イタリアから流れてきた最新の音楽と、バッハに流れ出るドイツ宗教曲などの先駆けとなり、素晴らしい作品を残しています。旋律が大変美しく、心震わせ、涙を誘われます。その音楽は器楽曲にも見られ、もっと演奏されてもいい作曲家だと思い、今回のプログラムに入れました。
 そしてブルーンス(1665-97)はブクステフーデの弟子の中で最も優秀と謳われた作曲家ですが、弱冠32歳で亡くなっています。しかし短い生涯の中でも煌く作品を数多く残しています。今回のカンタータ《私の心は定まりました》は独奏ヴァイオリンの壮大な序曲が印象的で、作品を通して独唱と対等に絡む面白い作品です。
 テレマン(1681-1767)は今回唯一有名な作曲家ですが、ターフェルムジークやパリ四重奏曲など器楽曲の方が演奏されることが多く、テレマンのカンタータが演奏されるのはそう多くないかと思います。《喜んで十字架に赴き》はこれまたエルレバッハ同様にメランコリックな作品です。そしてチラシにはございませんが、テレマンのもう一つの4重奏曲《クアドリ》からエキゾチックな「組曲 第2番 ロ短調」をお届けします。この他にヴェックマンのチェンバロ曲やホフラーのガンバの曲など小品を挟んでいく予定でいます。
 副題にある“移ろいゆく時に想いを馳せ”に、時代の狭間に生きた中期バロックの作曲家への思慕と、当時ドイツの重要な思想であった「敬虔主義」に生きた作曲家たちという意味を込めています。
 メンバー4人の詳細なプロフィールなどは下記の公式サイトで。
http://music.geocities.jp/sonarcantando/
会場の富士見丘教会へのアクセスは、
世田谷区代沢2-32-2 Tel.03-3414-1892

http://www7b.biglobe.ne.jp/~chfujimi/map.htm
二俣川教会へは,
横浜市旭区二俣川2-36 Tel.045-391-6296

http://www.futamatagawa-cc.com/wp/?page_id=9
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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