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2010年4月21日 (水)

クァルテット・エクセルシオ 東京2題

 常設の弦楽四重奏団として活動の幅を全国に広げ、快進撃を続けているクァルテット・エクセルシオ。5月と6月に、東京でまったく違う演目で2公演が催される。 http://www.quartet-excelsior.jp/

100508紀尾井の室内楽vol.23
~フランスの薫り~

5/8(土)pm3:00・紀尾井ホール

・ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調Op.10
・デュティユー:
 弦楽四重奏曲「夜はかくの如し」
・ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調

 エクセルシオのチェロ奏者・大友肇氏が“とびきり贅沢なフランス印象派のフルコース”と題してメッセージを寄せている。
 我々のここ数年の活動といえば、古典か、現代曲だ。その間を時々かすめたりもするが、なぜかきちんとどこかをとらえるということがなかった。
 古典作品では弦楽四重奏のアンサンブル基礎力への刺激や、そのレパートリーの豊富さが魅力だし、現代作品では未知なるものの探求という底知れない世界がある。たとえばハイドン作品の内声の職人芸的な技の研鑽、現代曲の一瞬でも気を緩めたら崩壊してしまいそうな集中力の限界に挑戦するという世界。
 そういったところからやってくると、印象派の世界は、なんだか非常に贅沢をしているような気分になる。これぞといった好きな遊びに興じる時間のよう。あるいは、めったに食べないおいしいフランス料理をいただいてしまうような…
 真ん中のデュティーユは、前衛的な手法ではあるけれどやっぱりドビュッシーやラヴェルの音楽を継いでいる。今回は、そんな仏作品のフルコースを存分に楽しんでいただきたい。
http://www.kioi-hall.or.jp/calendar/concert_h.html#100508

100613第19回 東京定期演奏会
6/13(日)pm2:00・東京文化会館

・モーツァルト:
 
弦楽四重奏曲 第5番 ヘ長調 K.158
・ヤナーチェク:
 弦楽四重奏曲 第1番「クロイツェルソナタ」
・ベートーヴェン:
 弦楽四重奏曲 第13番
変ロ長調 作品130

 「略称“エク”の弦楽四重奏への思いは、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の深遠な世界に触れたい、この一点に集約される」と主催者。ベートーヴェンの演奏を軸に芸術的追及をおこなう場、それが,東京・札幌・京都での定期演奏会なのだという。
 つかんだと思ってはまた逃げられる、そんな難しさの典型であるモーツァルトで始めます。ヴィヴィットなモーツァルト演奏の“いま”に請うご期待。2曲目の「クロイツェル・ソナタ」はベートーヴェンならぬヤナーチェクの作。ベートーヴェンの「クロイチェル・ソナタ」に触発されてトルストイが小説を書き、その小説をモチーフに作曲されたという曲です。
 トリのベートーヴェンの作品130は、当初の最終章を「大フーガ」として独立させ、新たに最終章が作曲されたという曰く付きの名作です。
 彼らの定期演奏会に臨む姿勢には、常設の弦楽四重奏団としての自負が、ひしひしと感じられる。
http://www.millionconcert.co.jp/monthly2.html#_6
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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