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2010年4月10日 (土)

コンセール・ロワイヤル
ベルリンとパリの宮廷音楽の楽しみ

5/27(木)pm7:00100527
近江楽堂


・J.J.クヴァンツ:
トリオ・ソナタ ハ短調
・F.ベンダ:
フルート・ソナタ へ長調
・C.P.E.バッハ:
トリオ・ソナタ ロ短調
・J.F.ルベル:
ヴァイオリン・ソナタ ト短調
・J.Ph.ラモー:
コンセール形式による
クラヴサン曲集 第1番 第3番


 “コンセール・ロワイヤル”は、文字通り、ドイツのプロイセン王朝とフランスのルイ王朝、二つの王家の雰囲気を味わってもらおうというコンサート。バロック時代の音楽と宮廷に焦点を合わせた催しだ。
 プログラムの前半は、フリードリッヒ大王(1712~1786)の宮廷に仕えた作曲家で纏められている。フリードリッヒ大王自身がフルートを演奏したが、王のフルート教師がJ.J.クヴァンツだった。大王の宮廷ヴァイオリニストだったのがF.ベンダ。C.P.E.バッハはJ.S.バッハの次男で父親を大王に紹介し、その時に王から与えられたテーマがJ.S.バッハ《音楽の捧げもの》作曲のきっかけになったという。
 フリードリッヒ大王は典型的な啓蒙専制君主で、フランス文化に憧れていて、1745年に完成したサン・スーシ宮殿にはフランスからヴォルテールなども招かれたそうだ。サン・スーシはフランス語で「心配がない(sans souci)」という意味だそうだ。
 プログラム後半は、フランス宮廷にゆかりの作曲家による作品。J.F.ルベルはルイ14世(1638~1715)、ルイ15世(1710~1774)に仕えた作曲家・ヴァイオリン奏者。ヴァイオリンソナタ集は1713年の作品だ。
 プログラムの最後を飾るのは、18世紀フランス・バロックの巨匠J.Ph.ラモー。ラモー唯一の合奏室内楽作品、「コンセール形式によるクラヴサン曲集」から2曲を取り上げる。
「出演者は、バロック関係のコンサート出演などで知り合った友人ですが、このメンバーでこういう公演を開催するのは初めての試み」という。
岩下 智子(フルート)
 東京藝術大学、同大学院修士課程を修了。1983年西日本新聞社賞受賞。86年ドイツ学術交流会留学生として、デットモルト音楽大学マスタークラス修了。88年イタリア・デュイーノ国際コンクール第2位(第1位はE.パユ)。90年ザルツブルグ音楽祭にてシュニトケの作品を世界初演。現在ソリスト、室内楽奏者として幅広く活躍。「ムシカ・ポエティカ」所属。CD「フランスの香り」、銀座十字屋マ スタ-クラス講師。http://www4.ocn.ne.jp/~gloria/
小穴 晶子(バロックヴァイオリン)
 東大文学部(美学・藝術学専攻)、同大学院博士課程修了。「ムシカ・ポエティカ」に所属する器楽奏者グループ「ユビキタス・バッハ」メンバー。多摩美術大学教授。研究の専門は18世紀フランスの音楽美学。近著『バロックの魅力』(東信堂、2007)。『なぜ人は美を求めるのか』(ナカニシヤ出版、08)。
十代田 光子(バロックチェロ)
 1984年武蔵野音大卒、86年桐朋学園大学研究科2年修了。同年オーケストラアンサンブル金沢のメンバーとなり、以後12年間在籍し副主席奏者を努めた。現在はソロ、室内楽、オーケストラを中心に、モダンチェロ、バロックチェロ奏者として活動している。
武久 源造(チェンバロ)
東京藝術大学大学院音楽研究科修了。チェンバロ,ピアノ,オルガンを中心に各種鍵盤楽器を駆使して中世から現代の幅広いジャンルで活躍。また、作曲、編曲作品を発表。2000年に器楽・声楽アンサンブル「コンヴェルスム・ムジクム」を結成、指揮、編曲活動にも力を注ぐ。1991年より30作品のCDを
ALMRECORDSよりリリース、著書『新しい人は新しい音楽をする』(アルク出版企画)。2010年3月までフェリス女学院講師。http://www.genzoh.jp
問い合わせ:
akikokoana@aol.com 
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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