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2010年5月13日 (木)

6月のインバル/都響 二題

 東京文化会館とサントリーホールの定期2公演とミューザ川崎の都響スペシャル、この3公演が、3月に続いてインバル十八番(おはこ)のマーラーの交響曲で、今回は第2番「復活」。もう一演目がプロムナードコンサートの“オール・ドヴォルジャーク”プログラム。東京都響のプリンシパル・コンダクター(首席指揮者)2年目のエリアフ・インバル、文字通りエンジン全開だ。どちらも残席僅かとのことです。

オール・ドヴォルジャーク
プロムナードコンサートNo.339100612
6/12
(土)
pm2:00
サントリーホール

序曲「謝肉祭」
ヴァイオリン協奏曲
交響曲第8番

 インバルの今年度初登場がこのサントリーホール公演だ。有名なチェロ協奏曲に対してこのヴァイオリン協奏曲はめったに聴く機会がないのでドヴォルジャーク・ファンに限らず、得難い体験だ。ヴァイオリン独奏のシルヴィア・マルコヴィッチは、エネスコ以降ルーマニアが生んだ最高のヴァイオリニストで、クリアで輝かしい音色の持ち主とのこと。交響曲第8番は、アメリカに渡って有名な第8番「新世界より」を作曲する4年ほど前、イギリスで出版された。彼の交響曲のなかで最もチェコの民族色に溢れており、「自然交響曲」と呼ばれることがあるが、“ボヘミア”って何かを知りたかったら、この交響曲を聴けば一目瞭然。最も相応しい命名と思う。

マーラー:交響曲第2番『復活』
第700回定期Aシリーズ100616
6/16(水)pm7:00
東京文化会館

都響スペシャル
6/18(金)pm7:00
ミューザ川崎
第701回定期Bシリーズ
6/19(土)pm7:00
サントリーホール

 3月末に所要時間100分という第3番で白熱の演奏をやり遂げたインバル。6月は記念すべき700回目の定期を皮切りに、インバルの極めつけ<復活>が3公演。世界の歌劇場で高い評価を得ている二人の女声歌手、それに日本を代表する二期会合唱団と、充実の声楽陣を迎えて、インバルならではの精緻な表現と大きな構築力をもったマーラー解釈が期待できる。というのも、インバルは1936年イスラエル生まれ。やはりユダヤ人としての苦悩を体験したマーラーの内的葛藤に深い理解を持ち、若い頃からとりわけマーラーの演奏に力を入れてきた。80年代に全交響曲の録音で世界的にマーラー・ブームに火をつけた。一方の都響も創立以来、数々の名匠たち交響曲の全曲演奏を重ねてきており、<日本を代表するマーラー・オケ>といえる。
http://www.tmso.or.jp/j/concert_ticket/by_month/
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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