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2010年5月31日 (月)

6月の読売日響は
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス

 
 4人いる読売日響の名誉指揮者では一番の古株。初共演は1974年というから、もう四半世紀を超えるお付き合い。第4代常任指揮者と首席客演指揮者を歴任している。長い名前だが、「ブルゴス」は彼の生まれ故郷スペイン北部の町名。で、“ブルゴスのフリューベック家のラファエル君”と云う意味だという。

アンコール!
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス!

第123回芸劇マチネ-シリーズ
6/19(土)pm2:00
東京芸術劇場

みなとみらホリデー名曲コンサートシリーズ
6/20(日)pm2:0010061921
横浜みなとみらいホール

第527回名曲シリーズ
6/21(月)pm7:00
サントリーホール

・モーツァルト:
歌劇〈フィガロの結婚〉序曲
・ドヴォルザーク:
  スラブ舞曲集 第1集と第2集から
・ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
・J.シュトラウスII:皇帝円舞曲
・ヴァインベルガー:
  歌劇〈バグパイプ吹きシュヴァンダ〉
  から “ポルカ”と“フーガ”
・ビゼー/歌劇〈カルメン〉から4つの前奏曲
・ボッケリーニ(ベリオ編曲):マドリードの夜の帰営ラッパ
   (ボッケリーニの4つのオリジナル版による)
・ファリャ/歌劇〈はかない人生〉間奏曲と舞曲第1番
・グラナドス:歌劇〈ゴエスカス〉間奏曲
・ヒメネス:サルスエラ〈ルイス・アロンソの結婚〉間奏曲

 “アンコール”といえば、聴衆の熱烈な拍手に応えて行われる十八番の披露。ところが、なんと、ブルゴスの今回の演目は、演奏会丸ごと、得意の楽曲で埋め尽くすのだ。
 実はこのプログラム、氏が芸術監督兼首席指揮者を務めるドレスデン・フィルと2006年から翌年に掛けて収録したCD『アンコール!』と全く同じ曲。(このCDは、読響のHPから試聴できるので是非お試しを) 
 幕開けのモーツァルトの〈フィガロの結婚〉序曲は、オペラの本編に出てくる旋律とは全くちがう楽曲でつくられているので、どんな演奏会のスタートにも似合う。だが、〈フィガロの結婚〉はスペインを舞台にした歌劇。ブルゴスの幕開けに相応しいことこのうえない。中欧圏の郷土色あふれる舞曲やスペインにゆかりのある人気作品がずらりと勢揃い。最後はお国物が登場、と云った具合だ。

ブラームスも十八番
第173回 芸劇名曲シリーズ
6/27(日)pm6:0010062729_2
東京芸術劇場

第494回 定期演奏会
6/29(火)pm7:00
サントリーホール

・ブラームス:
交響曲第3番・交響曲第1番

 スペイン人の母とドイツ人の父との間に生まれた名匠フリューベック・デ・ブルゴスは、スペイン、ドイツ両方のオーケストラの要職を歴任している。彼が指揮したブラームスの交響曲は、手兵ドレスデン・フィルとの名録音(2007年)やこれまでの来日でも聴き手を唸らせている。評論家白川美雪が「揺れ動く繊細な表現が古典的な佇まいを逸脱したり破壊したりするダイナミズムこそフリューベック氏の手腕が発揮されるところではないか…」と評している。読響の重厚なサウンドから新たな世界を弾きだしてくれることを期待したい。円熟の77歳、ブラームスも十八番だ。
公演の詳細やマエストロのプロフィールは下記のHPでどうぞ。
http://yomikyo.or.jp/
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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