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2010年6月21日 (月)

マーラー 〈大地の歌〉
カンブルラン/読響 7月公演
7/8(木)pm7:00・サントリーホール
7/9
(金)pm7:00・東京芸術劇場

指揮:シルヴァン・カンブルラン10070809_2
アルト:エカテリーナ・グバノヴァ
テノール:ミヒャエル・ケーニッヒ

*ハイドン:オラトリオ〈天地創造〉序奏
*ヴァレーズ:砂漠

《マーラー・イヤー・プログラム》
*マーラー:交響曲〈大地の歌〉

 7月の読売日響の公演は、3演目4公演を全て常任指揮者カンブルランが振る。フランスとロシアもの(7/3)を皮切りに、7/8・9のマーラー〈大地の歌〉、それに、今年度〈ペレアスとメリザンド〉を3種演奏すると予告したうち2つ目のフォーレ(7/14)。
 今回は、マーラー・イヤー・プログラムの<大地の歌>を選んだ。生誕150年を機に、当方、遅咲きのマーラー・ファン気取りの昨今だが、フランス人指揮者のマーラーを是非とも楽しみたい。
 メインディッシュの前の、この日の前菜は、ハイドンのオラトリオ〈天地創造〉の序奏。天と地が誕生するまでの混沌を見事に現した逸品。続くアントレは、20世紀前半の寵児ヴァレーズの「砂漠」、1954年にパリで初演され、〈春の祭典〉以来の大スキャンダルと報じられている。この“砂漠”は、地球上の自然の砂漠というより、「内面的な荒野の中で、孤独でよそよそしい内的空間、つまり“都会”のことだという。電子変調のテープ用の楽譜もあるが、省略してもokで、今回はナシで演奏される。
 〈大地の歌〉は、巨大な交響曲第8番〈千人の交響曲〉の後に作曲した第9番なのだが、“第九”はベートーヴェン以来、完成すると死に繋がるからと交響曲としなかった。でも、結局その次の第9番が完成品としては最後の曲になっている。しかも、生前に初演されたのは第8番までで、マーラーは〈大地の歌〉も第9番も聞かずに死んでしまった。
 李太白など古い中国の詩のドイツ語訳に触発されて作曲したが、妻のアルマは「彼は苦悩のすべてを表現した」という。
 テノールのケーニッヒは〈大地の歌〉を得意としており、アルトのグバノヴァは最近メトロポリタンやスカラ座で評判の新鋭とのこと。大いに期待したい。
http://yomikyo.or.jp/2009/10/201007091900.php
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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