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2010年9月23日 (木)

佐藤久成 ヴァイオリン・リサイタル
蘇る濃厚なロマン!
ハンス・ケスラーとライネッケの秘曲、
期待に応えて待望のライブ!
ピアノ:アルバート・ロト
11/1(月)pm7:00
東京文化会館
小ホール

・グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ト長調 作品13
・ハンス・ケスラー:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調
・ライネッケ:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 op116~没後100年記念~
・ラヴェル:ツィガーヌ101101

「今回は、晩秋のロマンティークな雰囲気にピッタリの知られざる秘曲、ハンス・ケスラーとライネッケのソナタをお届けいたします」
 ヴァイオリニスト佐藤久成のライフワークは、全世界から数万曲に及ぶオリジナル絶版楽譜・アンティーク楽譜の収集、それらの知られざる作品の紹介、演奏、レコーディングだが、「おかげさまで、近年、私のコンサートやCDを通じて多くの音楽ファンの方々から反響をいただいております」…彼の活動が日の目を浴びてきたようだ。それは、彼の企画・演奏が、奇曲の奇演とは全く異質のエンターテイメントだからだろう。彼の演奏は間違いなく“音・楽”なのだ。
 ドイツ・ロマン派作曲家のハンス・ケスラー(1853-1926)は、ハンガリーのブダペスト・リスト音楽院で長らく作曲教授として活動、その弟子にはバルトーク、コダーイ、ドホナーニ、ヴァイネルなどがいます。親ブラームス派のハンス・ケスラーと革新的な弟子バルトークとは関係がうまくいかなかったようですが…。またハンス・ケスラーはドイツの作曲家マックス・レーガーの親戚でもありました。1900年ごろに書かれたホ短調のヴァイオリン・ソナタは、ハンガリー的リズム・旋律とドイツの伝統的和声との融合、また教会オルガンを思わせる宗教的な響きも印象的です。コンサートピースとしても華やかな作品に仕上がっており、私は2001年に日本初演しました。
 また、今年没後100年となるライネッケ(1824-1910)は、ライプツィヒでメンデルスゾーンやシューマンから影響を受けたドイツ・ロマン派の作曲家ですが、1872年に書かれた彼唯一のヴァイオリン・ソナタ ホ短調op116は、当時の巨匠ヴァイオリニストで友人のフェルディナント・ダーフィト(メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の初演者として知られる)に献呈され、叙情的で歌心に満ちた素敵な曲となっています。思わず口すさんでしまうメロディーはとても印象的です。また、音楽史上、ライネッケは多くの優秀な民族的作曲家を育てた功績を残しましたが、そのノルウェー人の弟子である国民楽派のグリーグが1867年に書いたヴァイオリン・ソナタ第2番と、華やかでラプソディックなラヴェルのツィガーヌをプログラムに組みました。
 共演ピアニストは、昨年から今年にかけて日本国内及びアメリカ各地にて多数一緒に共演しております、ホロヴィッツの弟子でもあり独特の音楽世界観を持つピアニストのアルバート・ロトー氏です。…多くの方々に「一期一会のロマンティックなひと夜」を体験していただけたら嬉しく思います。
http://www.hisayasato.com/projects-concert-20101101.html
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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