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2010年9月20日 (月)

シューベルト〈冬の旅〉
無伴奏混声合唱版(世界初演)
ザ・タロー・シンガーズ
第12回東京定期演奏会

11/7(日)pm5:00101107_2
津田ホール

編曲/千原英喜
指揮/里井宏次

 ザ・タロー・シンガーズは1994年、里井宏次のもと大阪に発足した室内合唱団だ。98年の第4回定期演奏会でのロッシーニ「小荘厳ミサ曲」を契機にア・カペラ合唱曲にとりくみ、いまでは日本では数少ないプロの室内混声合唱団として評価されている。活動範囲も、大阪を拠点に東京・神戸・京都で定期演奏会を催し、99年にはヨーロッパ(アムステルダム、バルセロナ)公演で大好評を博した。
〈冬の旅〉の無伴奏合唱は、いつか必ず実現させたいと思っていた…と里井氏は今回の経緯を語った。
 私が歌手の時『冬の旅』全曲を歌う事がかなわず、合唱指揮者となった今、合唱でなんとか実現したいと常に思っていました。旧知の作曲家千原英喜氏に私の思いを伝えたところ意気投合し快く引き受けて下さいました。2年前の秋の事です。世界の多くのア・カペラ曲を演奏してきたからたどり着いた企画です。東京に先立ち6月に大阪公演を行い大阪文化祭賞を受賞するなど、注目されました。この冬の旅は情景・色彩感・ストーリー性がより明快のなり、孤独の旅へなだれ込む迫力は、戦慄を感じると自負しています。
 死を前にしたシューベルトが絶望のうちに作曲したといわれる、歌曲集「冬の旅」。それからおよそ180年。深い弧影を刻んだモノトーンの歌が、多声・無伴奏という大胆なアレンジをほどこされ、切々とした独白が、24の多様な声によって紡がれてゆく。重く沈んだ閉塞の時代、あらたな表情を得たさまよう孤独の精神は、わたしたちにどんなメッセージを届けるのだろうか。里井氏の合唱人生が、ここに結実したといえよう。これも、日本語版の<マタイ受難曲>(9/30・ヴィンシャーマン指揮)に続く、今秋の事件だ。
http://homepage3.nifty.com/tarosingers/
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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