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2010年10月14日 (木)

ペルゴレージ・フェスタ
夭折したナポリの天才作曲家生誕300年

北とぴあ国際音楽祭2010

 “世界の古楽”をコンセプトにした「北とぴあ国際音楽祭」は今年16回を迎える。「北とぴあ」を主会場にしてクラシックコンサートから邦楽まで多彩な演目で、10月10日から11月23日まで繰りひろげられている。題して“ペルゴレージ・フェスタ 夭折したナポリの天才作曲家生誕300年”。
 今年生誕300年を迎えるジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージは、短命だったモーツァルトやシューベルト、メンデルスゾーンより更に若い、何と26歳で夭折したイタリアの天才作曲家だ。ショパンやシューマンの生誕200年に沸いた世間を尻目に、我が道を行く、さすが“北とぴあ国際音楽祭”。
 メイン・プログラムは、生誕の地イェージでフェスティバルを開催している「ペルゴレージ・スポンティーニ財団」と連携した“ペルゴレージ・フェスタ”だが、他に「企画公演」と一般から公募した「参加公演」、各7演目。それに無料で気楽に聴ける「関連公演」3演目。合計17演目がラインナップされている。一昨日、トップバッターの無料オペラ「奥様女中」を覗いてきたが、東京藝大の学生が中心の斬新な演出に,良質な笑いのひとときをもらってきた。
 全演目のリストは、下記の主催者のHPをご覧いただくとして、以下ではメインディッシュの2公演を紹介しよう。
http://www.kitabunka.or.jp/kitaku_info/rlink/event-on

カウンターテナー ミネッチャ、
ペルゴレージを歌う

11/21
(日)pm4:00
北とぴあ つつじホール

・ペルゴレージ:オペラ誇り高き囚人からアリア“なんという苦しみ”
・ペルゴレージ:オペラ
フラミニオからアリア“愛の隠された神秘を”

カウンターテナー:フィリッポ・ミネッチャ101121 
チェンバロ:平井 み帆
チェロ:懸田 貴嗣


 コース料理でいうと、メインディッシュのひとつ前のアントレ。
 イタリアの「花の都」フィレンツェから若手カウンターテナーが来日。得意とするペルゴレージのオペラ・アリアや宗教曲を中心に、ドメニコ・スカルラッティやヨハン・アドルフ・ハッセなどナポリ楽派による知られざる名曲を披露する。イタリアの抜けるような青空を思わせるハイトーン・ヴォイス!ナポリ楽派ならではの技巧と華やかさにあふれた歌唱に期待したい。

Viva!ペルゴレージ~合唱曲の神髄
11/23
(火・祝)pm4:00
北とぴあ さくらホール

・ペルゴレージ/タルティーニ/パレストリーナ:《スターバト・マーテル》
・ペルゴレージ:ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 
合唱指揮:長谷川 冴子101123_2 
合唱:
 東京少年少女合唱隊
 LSOTシニア&ユース・コア
ソプラノ:古嵜靖子
アルト:志田理早
古楽器アンサンブル
 第1ヴァイオリン
   :川原 千真/小田 瑠奈
 第2ヴァイオリン
   :三輪 真樹/小池 吾郎
 ヴィオラ:幡谷 久仁子
 チェロ:田崎 瑞博
 ヴィオローネ:寺田 和正
 オルガン:能登 伊津子

 メインディッシュは、ペルゴレージら3人の作曲家の合唱の名曲《スターバト・マーテル》を、東京少年少女合唱隊らが清らかな天上の歌声で聴かせる、“合唱曲の神髄”。世界トップレベルの少年少女合唱団が得意とする教会音楽でその繊細な歌声を披露する。
 《スターバト・マーテル》トップバッターのタルティーニは少年少女合唱団のアカペラで。その後に、古楽アンサンブルによるペルゴレージの「ヴァイオリン協奏曲」をはさみ、《スターバト・マーテル》二番手のパレストリーナは同合唱隊のOBメンバーが歌い、フィナーレのペルゴレージは女声ソリストと合唱に古楽器アンサンブルによる特別バージョンで聴く。豪華な《スターバト・マーテル》の聞き比べを楽しむという趣向だ。
主催:財団法人北区文化振興財団
http://www.kitabunka.or.jp/kitaku_info/rlink/event-on
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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