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2010年10月19日 (火)

小林美恵デビュー20周年記念
ヴァイオリン・リサイタル

ピアノ:清水和音
11/19(金)pm7:00
紀尾井ホール


・シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ 第2番 作品137-2
・R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 作品18
・バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 BWV.1005
・ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 作品10810111920

 私にとって、忘れられない演奏会がある。定時に帰れない会社人間から解放されつつあった2001年4月14日、東京オペラシティで聴いたシベリウスのヴァイオリン協奏曲だ。
 LPレコードからCDマニアという、いわゆるオーディオファンから脱皮し始めたころ、それまで、著名な奏者のCDでさほど名曲だと思っていなかったこのヴァイオリン協奏曲が、こんなに凄い曲だとは! まさに、目から鱗。それが、飯森範親/東京交響楽団と共演した小林美恵さんだった。
 以来、この曲と小林さんの追っかけになった。シベリウスのほうは、その後、10公演以上きいているが、彼女と並ぶ名演奏は、ラクリン、クレーメル、ジェニファー・ギルバートで、やっと合計4人。
 ロン=ティボー国際コンクールのヴァイオリン部門で初めて優勝した日本人というと、遠い存在と思ってしまうが、常連メンバーとして出場されていた木曽音楽祭の打ち上げでは本当に美味しそう~に、冷やの升酒を傾ける。
 その小林のメッセージ…ロン・ティボーコンクールで優勝して演奏活動を始めてから、気がつけば20年…
…たくさんの曲に出会い、素晴らしい音楽家の方々と共演させていただき、いつも私の音楽を応援してくださった多くの方々や、コンサートに携わってくださったたくさんの関係者の皆様に支えられて、デビュー20年を迎えることができました。今までのコンサート、一つ一つが私の大切な宝物になっています。最近、音楽によって大勢の人の心が通い合う『音楽の力』を、ますます強く感じています。
 生まれて数年でヴァイオリンを持って、以来休むことなく弾き続けていると、いつしか自分の本質と音とが重なり、『音』の追求は、気の遠くなるような長い時間をかけても、なお終わりのない、音楽(人間)の底知れぬ深さへの追及とつながります。それはこれからも変わることなく続いていくことと思います。
…今回のプログラムは、今、一番弾きたい曲、そしてピアニストの清水和音さんとの共演ということを踏まえて、今まで東京でのリサイタルで取り上げなかった曲から選びました。
 真っ先に決まったのは、ブラームスの3番。これは去年、和音さんと弾いて彼の演奏に心が震えたといいますか、とても感動して是非もう一度。シュトラスは10年くらい前からずっとお願いしていて、今回念願がかないました。シューベルトは和音さんと以前CD録音しましたが、2番のソナチネはほとんどコンサートで演奏していなかったので。そして無伴奏も入れたいと思いまして、バッハの長大な3番のソナタにしました。これも私にとっては挑戦です。
 いままでお支えくださった方々へ、出会った方々への感謝とお礼をこめて、演奏したいと思います。私の「今まで」と「これから」を想うこの記念のコンサートを皆様と共に過ごせましたら、こんなに幸せなことはありません。
http://www.japanarts.co.jp/html/2010/violin/kobayashi/index.htm
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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