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2010年11月22日 (月)

イヴリー・ギトリス
~魂のヴァイオリン協奏曲~

12/22
(水)pm7:00
東京文化会館大ホール

ヴァイオリン:イヴリー・ギトリス
指揮:ニコライ・ジャジューラ
オーケストラ:東京オペラフィルハーモニック管弦楽団

・チャイコフスキー:イタリア奇想曲 op.45
・チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」より op.71
・チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 二長調 op.
35
 
101222_3 ギトリスを初めて聴いたのは、9.11の年の5月末、息子の卒業式でN.Y.を訪ねた折り、カーネギーホールでのアルゲリッチとのデュオだった。だぼだぼズボンを揺すり上げて、アルゲリッチの耳元に身体を寄せ、チューニングがなかなか終わらない。彼女がニコニコしながらつき合っている様が今でも目に焼き付いている。9年ぶりに聴く今回は協奏曲だ。
 ギトリスは、1922年ウクライナ出身の両親の元にイスラエル・ハイファで生まれた。少年時代にパリに渡り、12歳でパリ音楽院を首席で卒業するという神童。チラシ裏面で、青澤隆明氏が語る。
「ジョルジェ・エネスク、ジャック・ティボー、カール・フレッシュなど
伝説ともいえる名ヴァイオリニストたちに師事したが、超絶技巧の天才として知られた若き日々から、現役最高齢の奏者となる今日まで、際立った個性を示し続けてきた。…ギトリスの音楽は、熱風のように悲しい。そして、生きることそのもののように凄絶で、だから途方もなく切なく、厳しいほどに優しい。チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、そのギトリスの切々とした歌を映し出すのにうってつけだろう。…ウクライナの指揮者ジャジューラと再びの共演だ。孤高の風が大地を歌うように、その音楽はつよく溢れ出すだろう」
 楽団の東京オペラフィルハーモニック管弦楽団は、1996年に発足した東京室内オーケストラが前身。今年改称したばかりなので馴染みがないが、オペラ公演などで活躍している。
 今回の演目は、オール・チャイコフスキー。開幕そうそうに演奏される「イタリア奇想曲」は私にとって10代の記憶を呼び起こす、なつかしい曲だ。中学時代に1カ月の小遣いで買えるLPレコードは10インチの廉価盤1枚。片面20分以内の「詩人と農夫」や「舞踏への勧誘」…なかでも「イタリア奇想曲」は寒冷地育ちのチャイコフスキーが初めて目にした温暖の地。眩しく瞬く地中海に感動した様が目に浮かぶ。これがチャイコフスキー? と目を疑う。レコードがすり切れるかと思うほど、ミミタコの青春だった。…でも、この奇想曲をこれまで生演奏で聴く機会がなかった。感無量。
主催:MIN-ON
http://www.min-on.or.jp/play/detail_7862.html
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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コメント

はい。これは見逃せません!!
チケット確保しました。

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