無料ブログはココログ

« | トップページ | »

2010年12月21日 (火)

金聖響/神奈川フィル
2011年マーラー公演

 1月と2月の定期演奏会みなとみらいホール公演が1枚のチラシに載っている。どちらもメインイベントはマーラ-。今春4月、5月に続く“聖響マーラー・チクルス”の一環で、今シーズン末の3月公演もマーラー。常任指揮者2年目の入れ込みようを窺い知ることができよう。

第268回定期演奏会
モーツァルト/ピアノ協奏曲第27番 K.595
マーラー/交響曲第4番 ト長
調

1/22(土)pm2:00
横浜みなとみらいホール


110122ピアノ:菊池 洋子
ソプラノ:大岩千穂

 新春公演というと、ウィンナ・ワルツやオペレッタが普通だが、聖響は一味違う。マーラーの前にモーツァルトのピアノ協奏曲第27番を据えた。最後の交響曲41番《ジュピター》より後に書かれたピアノ協奏曲の逸品。私はモーツァルトの“白鳥の歌”だと思う。LPレコード時代、国内発売される全盤を聴いたものだ。弾き手の数だけ名演奏を楽しむことができた。例えばグルダはライブとスタジオ録音では全く違う演奏で、どちらも捨てがたい…といった次第だ。 
 今回、マエストロがソリストに迎えるのは2002年のモーツァルト国際コンクールで日本人として初めての優勝者、菊池洋子。「磨き上げられた美しい音色と、ストレートな表現のなかに様々なニュアンスを感じさせる演奏で、モーツァルトの真髄を聴かせてくれるだろう」とチラシ裏面のウリにある。
 4番のマーラーは「大いなる喜びへの讃歌」とも呼ばれ、まさに新春に相応しい。第4楽章のソプラノの讃歌には大岩千穂が起用された。「オペラでは他を圧倒する歌唱と深い音楽性を披露する彼女が、天上の世界を見せてくれるはず」

第269回定期演奏会
モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第4番 K.218
マーラー/交響曲第5番 嬰ハ短調

2/19(土)pm2:00
横浜みなとみらいホール

ヴァイオリン:南紫音
 今回のモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第4番には「軍隊」というニックネームが付けられている。冒頭のメロディが軍隊ラッパ風に書かれているからだが、今回のマーラーの第5番の交響曲もトランペットによる葬送行進曲で始まる。こうした拘りは聖響ならではだ。
 今回のゲストは、2005年ロン・ティボー国際音楽コンクール第2位の南紫音だ。「伸びやかで情熱的な演奏が魅力。神フィルの心地よいバックアップに乗って、その実力を存分に発揮してくれるにちがいない」
 マーラーの5番は、マーラーの交響曲のなかで最も人気が高い。が、5楽章建ての「演奏に集中力の持続を要求するへヴィな作品」だそうで、楽団にとってもマエストロにとっても、“挑みがいのある演目”といえよう。
http://www.kanaphil.com/ 
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

.

« | トップページ | »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« | トップページ | »