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2011年1月13日 (木)

森麻季、ヴィオレッタに挑む!
オーケストラ・アンサンブル金沢

オペラ《椿姫》 5会場共同制作

全3幕/原語(イタリア語)上演、日本語字幕
*金沢公演 金沢歌劇座
1/21(金)pm6:30開演


*富山公演
新川文化ホール
 1/23(日)
pm3:00
*新潟公演
新潟県民会館
 1/28(金)
pm6:30
*福井公演
ハーモニーホールふくい
  3/5(土)
pm6:30
*兵庫公演
兵庫県立芸術文化センター
 
3/10(木)・12(土)pm2:00
110121_2
指揮:現田茂夫
演出:十川 稔

ヴィオレッタ:森麻季
アルフレード:佐野成宏
ジェルモン:青山貴

フローラ:佐藤路子
ガストン子爵:直野良平
ドゥフォール男爵:木村孝夫
ドビニー侯爵:藤山仁志
医師グランヴィル:大畑理博 
アンニーナ:浪川佳代
合唱:新国立劇場合唱団
バレエ:貞松・浜田バレエ団

金沢のみ 横倉明子クラシックバレエ団

 オーケストラ・アンサンブル金沢の“ニューイヤー・コンサート in Tokyo”(1/11・紀尾井ホール)。前半のピアソラで、ヴァイオリン・ソロのマイケル・ダウスはもちろんだが、バックの弦楽合奏の清楚な音色に舌を巻き、幸先のよい年始。…次は3月の横浜・東京の公演を…と思いきや、今月下旬と3月上旬、併せて6公演の《椿姫》が予定されているという。でも、ここで驚いてはいられない。
 この楽団は、故・岩城宏之を創設音楽監督に仰ぎ1988年、石川県と金沢市によって日本初のプロの室内オーケストラとして設立された。年間百余回のコンサートをこなしている。が、早くも93年に五周年記念行事としてモーツァルト《フィガロの結婚》を挙行している。このときは、いわば二期会に丸投げだったが、地域貢献と向上を考えて、その後、ソリストは外国人も含めて自分たちで選び、地元の合唱団やバレエ団を起用するようになった。97年の《魔笛》まで岩城さんが振っていた。
 99年の《蝶々夫人》以降は、ほぼ毎年。《椿姫》、《カルメン》、バレエ『くるみ割り人形』2回、《トスカ》2回、バレエ『白鳥の湖』、《こうもり》、バレエ『眠りの森の美女』、《トゥーランドット》…。《椿姫》は2007年以来、足かけ4年ぶりという。
 今回の企画の最大のウリは、何と云っても“5会場共同制作”だ。主催は、(財)新潟県文化振興財団、(財)富山県文化振興財団、(財)福井県文化振興事業団、兵庫県立芸術文化センター、(財)金沢芸術創造財団、(財)石川県音楽文化振興事業団。オペラ公演はお金が掛かるので、複数会場を使って繰り返し上演を行うことはメリットが大きい。その第1回目が金沢公演。金沢歌劇座のリニューアル記念を兼ねている。
 指揮、演出、主要配役は同じで,バレエについては,地元のバレエ団が登場する。主役の3人以外の配役は,オーディションで選抜されたが、「新潟・富山・石川・福井・兵庫県のいずれかに関わりのある方」と、ここでも地域の活性化を狙っている。
 さていよいよ、タイトルロール森麻季さんの登場だ。彼女は、07年9月、石川県立音楽堂の演奏会形式で初めてヴィオレッタを歌っている。以来、森さんは、“いつか本格的なオペラ公演でヴィオレッタを歌いたい”という思いを秘め、密かに精進し、この3年間、温め続け、《椿姫》は演じていない。今回は文字どおり、満を持しての登板なのだ。公演日が1月下旬と3月上旬に分かれているのは、何を隠そう、彼女のスケジュールに合わせた結果だという。バロック・オペラのアリアをうたう森麻季ファンを任じていた我が家。この経緯を伺って暫し絶句、でした。
 相手役アルフレードの佐野成宏さんもまた、07年公演に森さんの相手役として登場している。佐野さんは、岩城前OEK音楽監督が亡くなる直前の06年4月定期公演の《椿姫》のハイライトでもアルフレードを歌っているそうだ。今回もまた、最高の歌を聞かせてくれるに違いない。
 もう1人の主要なキャスト、アルフレードの父ジェルモン役の青山貴さんは、平成20年度五島記念文化賞やイタリア・トリノで行われた平成19年第6回カルロス・ゴメス国際コンクールで1位を受賞など、注目の若手だ。
森 麻季 http://www.makimori.com/
佐野成宏 http://www.shigehirosano.com/virtuoso/
青山 貴 http://www.jvf.gr.jp/01aoyama-takashi.htm
 この公演は、まず3/5の福井公演まで北陸地方を中心に巡業し、その後,3月10日と12日に兵庫県立芸術文化センター大ホールで2公演。だが、こちらの公演でオケピットにはいるのはOEKではなく、兵庫芸術文化センター管弦楽団だ。
 最後に、もう一つ、極秘情報。
「ランチタイムコンサート《椿姫》」
1/27
(木)am12:15・石川県立音楽堂
ヴィオレッタ:小林沙羅
アルフレード:木下紀章
ジェルモン:青山 貴

 ハイライト版なのだが、タイトルロールとアルフレード役は本公演と配役が違う。このお二人は、本公演のアンダーカバー。万一の時のために控えている代役だ。本公演の稽古に参加して、万全を期している。その彼らが表に出るチャンスを作ったのだという。ヴィオレッタ役の小林沙羅さんは一昨年、東京芸術劇場と金沢歌劇座での井上道義指揮《トゥーランドット》で感動のリュウをこなした新進ソプラノ歌手だ。

石川県立音楽堂チケットボックスTEL:076-232-8632
(財)金沢芸術創造財団 TEL:076-223-9898

http://www.orchestra-ensemble-kanazawa.jp/concert/2011/01/
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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