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2011年4月 4日 (月)

シュテファン・モェラー ピアノ リサイタル
ベートーヴェン
(リスト編曲)交響曲第9番

4/13(水)pm7:00
東京文化会館 小ホール
110413

 シュテファン・モェラーは1955年ハンブルグ生まれ。ザルツブルグのモーツァルテウム音楽大学でピアノと指揮を学び、83-89年ザルツブルグ音楽祭でカラヤンのアシスタントを勤める。リスト編も含むワーグナーピアノ曲全集のCDも評価が高いが、96年ベートーヴェン協会USAよりベートーヴェンの32のピアノソナタの演奏に対し《グレート・アーティスト賞》受賞とあるように、モエラーは知る人ぞ知るベートーヴェン弾き。ベートーヴェン作品は32曲のピアノソナタの他、ピアノ協奏曲全5曲、ヴァイオリ・ンソナタ、チェロ・ソナタに渡っている。
 その彼がとうとうリスト編の《第九》にまで辿りついたのだ。リストとベートーヴェンについて、モェラーさんが説いているプログラム・ノーツを覗かせてもらった。
 1845年にボンでベートーヴェン像の除幕式が行われたが、これにはリストが積極的に援助したことが大きく貢献している。そもそもベートーヴェン像の建設はリストのアイデアであった上に、彼は多くのチャリティー・コンサートを開いて記念碑のかなりの建設費を調達した。…リストは偶然にベートーヴェンの音楽に取り組むことになったのではなかった。というのも彼は若い頃カール・チェルニーに師事し、チェルニーはベートーヴェンの弟子であったからだ。
 当時、編曲はもっぱら大編成の曲を身近に、という趣旨で演奏しやすいピアノ曲がもてはやされていたという。が、リストは敢えて、器楽曲のジャンルにソリストと合唱という人間の歌声が加えられた至高の《第九》に手をつけた。この歌声は内容的にも形式的にも、不可欠なものに聴こえてくるように作曲されている。このころ、手に負えないからと3楽章までで終える演奏会もあったという。
 そうした時代にリストは晩年、指揮者としてベートーヴェンの交響曲に留まらず、ワーグナーのオペラまで演奏しているそうだ。…何やら、リストとモェラーさん、どこか似てません?…興味の尽きないモェラーさんのこの続きは、演奏会当日、会場でご覧ください
 最後に、被災後の今回の公演について、聴衆にあてて寄せられたメッセージです。
 この度、地震や津波の大災害に遭われた皆様に心よりお見舞いを申し上げるとともに、なくなられた方々に深い哀悼の意を表します。この困難な時に世界中の人々が共に立ち上がらなくてはなりません。同じ空の下で人類は団結しなくてはいけないことに気づいたのです。
 今回のプログラムのベートーヴェン交響曲第九番のテーマは「人類は全て兄弟である」(詩:フリードリッヒ・シラー)です。 今夜の演奏を、ご来場の皆様、そして今、深い苦悩にある方々に捧げます。皆様に再び幸せが一日も早く訪れることを祈って。 シュテファン・モェラー
 彼のプロフィールなど詳細は主催者のHPでご覧ください。                     主催:株式会社ハラヤミュージックエンタープライズ
TEL.03-3587-0218 FAX.03-3505-2386
http://www.harayamusic.com/concert/2011/110413.html              
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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